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公開番号2024109492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2023022935
出願日2023-02-01
発明の名称EVアシスター
出願人個人
代理人
主分類F03G 7/00 20060101AFI20240806BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】車両の走行能力を阻害する空気抵抗の空気圧を動力源として有効利用することを目的に開発した仕組みです。開発したEV車両アシストシステムは消費エネルギー0で電気を発生させることで自産・自消の循環型のエネルギーサイクルとなる。現状の電気自動車は一回の充電での航続距離と充電時間に課題があります。本システムにより、一回の充電での航続距離を延長できることが可能となるため充電回数の削減もできる。したがって脱炭素・CO2削減・化石燃料の使用削減・持続化再生エネルギーの促進・地球温暖化防止・SDGsに貢献できる。
【解決手段】本発明は車両が前進走行の際に発生する空気抵抗の空気圧を動力源にして発電機を回転させて発電し、発生させた電気を車両の駆動装置、又は車両に搭載してあるバッテリーに接続して電気を供給して、車両が走行の際に消費する電力の一部を補充することで、航続距離の延長が可能になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力を動力源として走行する電車及び電気自動車等のEV車両が前進走行の際に発生する空気抵抗の空気圧を発電機作動の動力源として利用する、EV車両アシストシステムを車両のルーフ又はボンネットに設置して装置に配備してあるガイド板及びエアーダクトを使って空気圧を流入させて発電機の回転軸に配備してあるファンブレード(回転羽根)で空気圧をキャッチして発電機を作動回転させて発電し発生した電気を車両の駆動装置又は車両に搭載してあるバッテリー(蓄電池)に配線設備で接続し車両が走行の際に消費する電力の一部を供給補充して航続距離を延長させる、車両自体の重量の軽量化も重要な要素となり車両の走行の動力源となるバッテリー自体の重量は大きなウエイトを占めることから本EV車両アシストシステムで発電した電力量に相当する分のバッテリー数を削減し車両の総重量を軽減することで航続距離を延長させることを特徴とするEV車両アシストシステム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
ブレードの形状はV字形の横長のボックス形を形成して空気圧をキャッチする受圧ポケットを設置して空気圧を受圧する、ブレードをV字形にすることで受圧面積を広く確保できボックスの底面は鋭角になりブレード自体の回転の際の空気抵抗のロスを最小限に留められる、又ブレードの回転を妨げる相殺圧力はガイド板及びエアーダクトで空気圧の流れる方向をコントロール転換させて、右側の装置のエアーダクトで左側装置のブレードにアシスト(支援)する、同様に左側装置のエアーダクトで右側装置のブレードにアシストさせることで構成した装置内のブレード全てで常時空気圧をキャッチできることで発電機の作動発電能力を向上させることを特徴とする請求項1に記載のEV車両アシストシステム。
【請求項3】
右側の装置と同一の装置を一定の間隔を保って左側に180°反転させた状態で二ツの装置を組み合わせて一対の装置を構成する、したがって相互に空気圧を左右のブレードにアシストすることが可能となり装置内の二基の発電機を作動回転させて発電量を倍増させる、又ブレードの先端の外周部に遠心力の惰性で回転を続けるリング状のフライホイール(弾み車)を配備することでブレードの回転圧力と回転速度を向上させることが可能となる、前記フライホイールをブレードの外周部に配備することでブレードの強度が増し変形や回転ブレを防止ができる相乗効果も得られる、又前記の装置に配備したエアーダクトは空気圧の流入口は広くして排出口は徐々に狭くすることで更に空気圧を増大させることを特徴とする請求項1又は2に記載のEV車両アシストシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はEV車両アシストシステムである。
続きを表示(約 2,000 文字)【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
車両が前進走行の際に発生する空気抵抗の空気圧を動力源にして発電機を作動させて発電し、発生させた電気を車両の駆動装置又は車両に搭載してあるバッテリーに接続して電気を供給し、車両が走行の際に消費する電力の一部を補充することで、航続距離の延長が可能となるEV車両アシストシステム。
【課題を解決するための手段】
【0003】
車両の航続距離を延長させるには車両の重量の軽量化が重要な要素となり特に車両の動力用に搭載するバッテリー自体の重量が大きなウエイトを占めるので本EV車両アシストシステムで発電させた電力量に相当する分のバッテリー数を削減し車両の総重量を軽量化することで航続距離が延長できる。
【発明の効果】
【0004】
車両の走行能力を阻害する空気抵抗の空気圧を動力源として有効利用することを目的に開発したシステムです。開発したEV車両アシストシステムは消費エネルギー0で電気を発生させることで自産・自消の循環型のエネルギーサイクルとなる。現状の電気自動車は一回の充電での航続距離と充電時間に課題があります。本EV車両アシストシステムを設置することで、一回の充電での航続距離を延長できることが可能となるため充電回数の削減もできる。したがって脱炭素・CO2削減・化石燃料の使用削減・持続化再生エネルギーの促進・地球温暖化防止・SDGsに貢献できるEV車両アシストシステムである。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明のEV車両アシストシステムの概要を説明する図である。
完成時の断面図である。
図1のブレードの拡大図である。
電車のルーフへの装着例である。
車両のルーフへの装着例である。
車両のボンネットへの装着例である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
車両が前進走行の際に発生する空気抵抗の空気圧を動力源にして発電機5を作動させて発電し、発生させた電気を車両の駆動装置又は車両に搭載してあるバッテリーに接続11して電気を供給し、車両が走行の際に消費する電力の一部を補充することで航続距離の延長ができる。
右側の装置と同一の装置を一定の間隔を保ち左側に180°反転させて組み合わせて一対の装置を構成する、一対の装置とすることで二基の発電機5が同時に作動して発電量が倍増する、ブレード7の形状はV字形のボックスを形成させて受圧ポケットを設けて受圧する、ブレードの回転を妨げる相殺圧力はガイド板3及びエアーダクト13.14で空気圧の流れる方向をコントロール転換して右側の装置のエアーダクトで左側装置のブレード7にアシストする、同様に左側の装置のエアーダクトで右側の装置のブレードにアシストする。
ブレードの形状をV字形にすることで受圧ポケットを広く確保できブレードの底面8が鋭角になりブレード自体の回転の際の空気抵抗のロスを最小限に留められる、装置自体の背高も低くなり車両が走行の際の空気抵抗を軽減できる、遠心力を利用して惰性で回転を続けるリング状のフライホイール9をブレードの先端部に配備することで、回転圧力と回転速度は向上する。
【実施例】
【0007】
図4~図6は図1に示すEV車両アシストシステムを利用可能な輸送手段です
【符号の説明】
【0008】
1 車両の進行方向
2 空気圧の流れる方向
3 ガイド板
4 防塵網
5,5B 発電機
6,6B 受圧ポケット
7,7B ファンブレード
8,8B ブレードの底面
9,9B リング状のフライホイール
10 装置の回転方向
11 配線設備
12,12B 外枠
13 エアーダクト
14 エアーダクト
15 排出口
【0009】
〔参考資料〕
車両の速度(時速) 発生する空気圧(秒速)
10km‐‐‐‐‐‐‐ 2.77m
20km‐‐‐‐‐‐‐ 5.55m
30km‐‐‐‐‐‐‐ 8.33m
40km‐‐‐‐‐‐‐11.11m
50km‐‐‐‐‐‐‐13.88m
60km‐‐‐‐‐‐‐16.66m
70km‐‐‐‐‐‐‐19.44m
80km‐‐‐‐‐‐‐22.22m
90km‐‐‐‐‐‐‐25.00m
100km‐‐‐‐‐‐‐27.77m

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