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公開番号2024094157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210936
出願日2022-12-27
発明の名称竹ハーベスタ
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類A01G 23/08 20060101AFI20240702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】竹の粉粒を効率良く回収可能な竹ハーベスタを提供する。
【解決手段】車体と、前記車体を走行可能に支持する走行装置と、切削対象の竹を把持する把持装置と、前記竹を切断および粉砕する切削装置と、前記切削装置によって粉砕された前記竹の粉粒を貯留するタンクと、前記粉粒を前記タンクに送り込む第1集粉装置と、前記走行装置、前記把持装置、および前記切削装置の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記把持装置による前記竹の把持動作を制御する把持制御部と、前記切削装置による前記竹の切断動作および粉砕動作を制御する切削制御部と、前記第1集粉装置による前記タンクへの前記粉粒の貯留動作を制御する貯留制御部と、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体を走行可能に支持する走行装置と、
切削対象の竹を把持する把持装置と、
前記竹を切断および粉砕する切削装置と、
前記切削装置によって粉砕された前記竹の粉粒を貯留するタンクと、
前記粉粒を前記タンクに送り込む第1集粉装置と、
前記走行装置、前記把持装置、および前記切削装置の動作を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記把持装置による前記竹の把持動作を制御する把持制御部と、前記切削装置による前記竹の切断動作および粉砕動作を制御する切削制御部と、前記第1集粉装置による前記タンクへの前記粉粒の貯留動作を制御する貯留制御部と、を有している竹ハーベスタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記粉粒を乾燥させる乾燥装置と、
前記粉粒を前記乾燥装置に送り込む第2集粉装置と、を備え、
前記制御装置は、前記乾燥装置による前記粉粒の乾燥動作を制御する乾燥制御部と、前記第2集粉装置による前記乾燥装置への前記粉粒の回収動作を制御する回収制御部と、を有している請求項1に記載の竹ハーベスタ。
【請求項3】
前記乾燥装置は、前記粉粒の乾燥状態を検出する湿度検出部を有し、
前記制御装置は、前記湿度検出部の検出情報に基づいて前記貯留動作の開始時期を判定する湿度判定部を有している請求項2に記載の竹ハーベスタ。
【請求項4】
前記車体は、
前半部を構成する可動ユニットと、
後半部を構成するベースユニットと、
前記可動ユニットを前記ベースユニットの前部に連設させた走行姿勢と前記ベースユニットの上部に起立させた作業姿勢とに変形させるリンク機構部と、を有し、
前記制御装置は、前記リンク機構部による前記可動ユニットの姿勢変更動作を制御する変形制御部を有している請求項2に記載の竹ハーベスタ。
【請求項5】
前記切削装置、前記タンク、および前記乾燥装置は、前記ベースユニットに設けられている請求項4に記載の竹ハーベスタ。
【請求項6】
前記乾燥装置は、前記ベースユニットにおける前記切削装置の後方位置に設けられ、
前記タンクは、前記ベースユニットにおける前記乾燥装置の後方位置に設けられている請求項5に記載の竹ハーベスタ。
【請求項7】
前記把持装置は、前記可動ユニットに設けられ、
前記切削装置は、前記ベースユニットに設けられている請求項4に記載の竹ハーベスタ。
【請求項8】
前記可動ユニットは、下面部に設けられ、且つ前記作業姿勢の状態で前記竹を粉砕するときに前記ベースユニットにおける前記切削装置の配設部を前記車体の前方から被閉するシャッタ装置を有し、
前記制御装置は、前記シャッタ装置の開閉動作を制御するシャッタ制御部を有している請求項7に記載の竹ハーベスタ。
【請求項9】
走行面に穿入可能なアンカー装置を備え、
前記制御装置は、前記アンカー装置による前記車体の固定動作を制御する固定制御部を有している請求項1に記載の竹ハーベスタ。
【請求項10】
前記把持装置は、前記可動ユニットの前後方向に伸縮可能なテレスコピック部を有している請求項4に記載の竹ハーベスタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、竹を伐採し粉砕回収する竹ハーベスタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、竹林の放置問題の解消に向けて、竹を伐採回収し、竹炭や竹チップ等に加工して活用する取り組みが行われている。ところが、電動のこぎりやチェーンソーを用いて竹を一本ずつ手作業で切断し、竹林外の加工場所まで搬出するといった作業は、作業者にとって負担が大きい。また一般に、竹は、一本伐採する労力に対して回収できる竹材の量が少なく、人件費の負担が大きいといった問題もある。そこで、できる限り作業者の労力負担および作業コストを低減させるべく、竹の切断、粉砕、および回収を一台で行うことが可能な竹ハーベスタ(竹伐採機)が提案されている。
【0003】
特許文献1に開示された竹伐採機は、移動時に作業者が保持する保持ハンドルと、エンジンを動力源として竹伐採機を走行させるクローラと、竹を伐採しチップ加工する回転切削機構と、伐採された竹を保持する駆動ローラおよび従動ローラと、竹を回転切削機構に案内するガイド部材、回転切削機構によりチップ加工された竹チップを収容するチップ収容部と、を備えている。このものでは、回転切削機構を回転させつつ、クローラを前進させることによって、伐採対象である竹を切断する。このとき、切断された竹は、回転切削機構の上方位置にて駆動ローラおよび従動ローラにより保持される。そしてこの状態で駆動ローラを駆動させ、上記竹を回転切削機構に押し付けることによってチップに加工する。また、この竹チップは、送風機(吸引機)によってチップ収容部に回収蓄積される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-147354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の竹伐採機は、竹を切断および粉砕するのに、作業者が操作レバー等を操作してクローラを前進させたり従動ローラを動かしたりする必要があるため、作業者の技量によっては切断作業や粉砕作業を円滑に行えず、竹の粉粒を効率良く回収できなかった。
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、竹の粉粒を効率良く回収可能な竹ハーベスタの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
【0008】
本発明の一態様に係る竹ハーベスタは、車体と、前記車体を走行可能に支持する走行装置と、切削対象の竹を把持する把持装置と、前記竹を切断および粉砕する切削装置と、前記切削装置によって粉砕された前記竹の粉粒を貯留するタンクと、前記粉粒を前記タンクに送り込む第1集粉装置と、前記走行装置、前記把持装置、および前記切削装置の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記把持装置による前記竹の把持動作を制御する把持制御部と、前記切削装置による前記竹の切断動作および粉砕動作を制御する切削制御部と、前記第1集粉装置による前記タンクへの前記粉粒の貯留動作を制御する貯留制御部と、を有している。
【0009】
前記粉粒を乾燥させる乾燥装置と、前記粉粒を前記乾燥装置に送り込む第2集粉装置と、を備え、前記制御装置は、前記乾燥装置による前記粉粒の乾燥動作を制御する乾燥制御部と、前記第2集粉装置による前記乾燥装置への前記粉粒の回収動作を制御する回収制御部と、を有してもよい。
【0010】
前記乾燥装置は、前記粉粒の乾燥状態を検出する湿度検出部を有し、前記制御装置は、前記湿度検出部の検出情報に基づいて前記貯留動作の開始時期を判定する湿度判定部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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