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公開番号2024089470
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204856
出願日2022-12-21
発明の名称圧縮機の支持構造
出願人サンデン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F04B 39/00 20060101AFI20240626BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】外部から振動が加わった場合であっても圧縮機本体に接続されるコネクタが緩んだり外れたりすることを防止することのできる圧縮機の支持構造を提供する。
【解決手段】圧縮機1の支持構造は、電動機及び圧縮機構を内蔵する圧縮機本体3の複数の脚部39a,39a,39b,39bのそれぞれが防振部材11を介して台板13に固定されるように構成されている。圧縮機本体3は、横置き型で且つコネクタが接続されるように構成されている。圧縮機1の支持構造は、圧縮機本体3の胴部を弾性的に下方に押圧するように構成された押え部材17を含む。圧縮機1は、電動機を駆動するインバータを内蔵するインバータ装置5を含み、インバータ装置5は、圧縮機本体3とは別体で構成されてコネクタ55を介して圧縮機本体3に接続されており、押え部材17を貫通する複数の第3固定部材21によってインバータ装置5が圧縮機本体3に対して固定される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電動機及び前記電動機によって駆動される圧縮機構を内蔵する圧縮機本体の複数の脚部が防振部材を介して台板に固定される圧縮機の支持構造であって、
前記圧縮機本体は、横置き型で且つコネクタが接続されるように構成されており、
前記圧縮機本体の胴部を弾性的に下方に押圧する押え部材を含む、
圧縮機の支持構造。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記押え部材は、自身が弾性を有するか又は前記圧縮機本体の胴部の上面と自身との間に第1弾性部材を挟んだ状態で前記台板に固定されている、請求項1に記載の圧縮機の支持構造。
【請求項3】
前記圧縮機は、前記電動機を駆動するインバータを内蔵するインバータ装置を含み、前記インバータ装置は、前記圧縮機本体とは別体で構成されてコネクタを介して前記圧縮機本体に接続されており、
前記押え部材を貫通する複数の固定部材によって前記インバータ装置が前記圧縮機本体に対して固定されている、
請求項1に記載の圧縮機の支持構造。
【請求項4】
前記インバータ装置は、前記複数の固定部材と同数の複数の固定部を有し、
前記複数の固定部材のそれぞれは、前記押え部材を貫通して延びて前記インバータ装置の対応する固定部に結合され、これによって、前記インバータ装置が前記圧縮機本体に対して固定されている、
請求項3に記載の圧縮機の支持構造。
【請求項5】
前記インバータ装置の前記複数の固定部は、自身が弾性を有するか又は第2弾性部材を介して前記インバータ装置に取り付けられている、請求項4に記載の圧縮機の支持構造。
【請求項6】
前記圧縮機本体と前記インバータ装置との間に第3弾性部材が配置されている、請求項3に記載の圧縮機の支持構造。
【請求項7】
前記コネクタは、前記圧縮機本体に設けられた前記電動機用の給電端子に接続されるように構成されており、
前記第3弾性部材は、前記給電端子を囲むように設けられている、請求項6に記載の圧縮機の支持構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮機の支持構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の圧縮機は、電動機及び圧縮機構を内蔵する圧縮機本体の複数の脚部が弾性部材を介して台板などに固定されることで支持されていた(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-70777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、横置き型の圧縮機は、圧縮機本体の前部などに圧縮機本体とは別体のインバータ装置などから延びる電力線に設けられたコネクタが接続されることが多い。このような横置き型圧縮機では、外部から振動が加わることでコネクタが緩んだり外れたりするおそれがある。しかし、従来の圧縮機の支持構造では、外部から振動が加わる環境下で使用された場合のコネクタの緩みや外れが十分に防止されているとはいえなかった。近年、圧縮機の使用環境が多様化しており、例えば圧縮機が自動車などの車両に搭載されて使用されることを考慮すると、外部から加わる振動への対策も望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、外部から振動が加わった場合であっても圧縮機本体に接続されるコネクタが緩んだり外れたりすることを防止することのできる圧縮機の支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、圧縮機の支持構造が提供される。前記圧縮機の支持構造は、電動機及び前記電動機によって駆動される圧縮機構を内蔵する圧縮機本体の複数の脚部が防振部材を介して台板に固定される。前記圧縮機本体は、横置き型で且つコネクタが接続されるように構成されている。そして、前記圧縮機の支持構造は、前記圧縮機本体の胴部を弾性的に下方に押圧する押え部材を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外部からの振動が加わった場合であっても圧縮機本体に接続されるコネクタが緩んだり外れたりすることを防止することのできる圧縮機の支持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る圧縮機の支持構造を示す図(正面図)である。
第1実施形態に係る圧縮機の支持構造を示す図(右側面図)である。
第2実施形態に係る圧縮機の支持構造を示す正面図である。
第2実施形態に係る圧縮機の支持構造を示す図(右側面図)である。
第2実施形態に係る圧縮機の支持構造においてインバータ装置が圧縮機本体に対して固定される前の状態を示す図(正面図)である。
インバータ装置を示す図であり、図6(a)はインバータ装置の正面図であり、図6(b)はインバータ装置の底面図である。
圧縮機本体に対するインバータ装置の固定方法の一例の説明するための図(右側面図)である。
圧縮機本体とインバータ装置との間に配置される弾性部材の一例を示す図であり、図8(a)は上面図であり、図8(b)は側面図である。
圧縮機本体とインバータ装置との間に配置される弾性部材の他の例を示す図であり、図9(a)は上面図であり、図9(b)は側面図である。
インバータ装置の変形例を示す図であり、図10(a)はインバータ装置の変形例の正面図であり、図10(b)はインバータ装置の変形例の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本明細書等における「第1」、「第2」、・・・などの用語は、単に類似する要素を区別するために用いられており、それらが付された要素を限定するものではない。また、共通する要素等については同一の符号が用いられ、その説明が適宜省略されることがある。
【0010】
[第1実施形態]
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る圧縮機1の支持構造を示している。図1は正面図であり、図2は右側面図である。圧縮機1は、例えば空調装置の冷媒回路の一部を構成し、冷媒を吸入し、圧縮して吐出するように構成される。圧縮機1は、横置き型の圧縮機本体3を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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