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公開番号2024085777
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200505
出願日2022-12-15
発明の名称印刷装置、方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240620BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】本発明は、ユーザの故意による印刷中断操作を抑制するための警告を行う印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
画像データに基づいて記録媒体に印刷する。印刷が途中で終了した異常印刷履歴の累積数に基づいて、印刷装置の異常を示す情報を通知する。

【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
画像データに基づいて記録媒体に印刷する印刷手段と、
前記印刷手段による印刷が途中で終了した異常印刷履歴の累積数に基づいて、印刷装置の異常を示す情報を通知する通知手段と、を備える、
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記通知手段は、前記異常印刷履歴の累積数が閾値以上である場合、前記印刷装置の異常を示す情報を通知し、
前記閾値は、前記印刷手段による印刷が正常に終了した正常印刷履歴の累積数と、前記異常印刷履歴の累積数と、に基づいて規定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記通知手段は、前記異常印刷履歴の累積数が閾値以上ではない場合、前記印刷装置の異常を示す情報の通知を抑制する、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記通知手段は、前記印刷装置の異常を示す情報を通知した後に、前記印刷の実行指示を受け付けた場合、前記印刷の実行エラーの情報を通知する、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記通知手段は、前記印刷装置の異常を示す情報を通知した後に、前記印刷装置が所定のモードとは異なるモードで起動した場合、前記印刷装置の異常を示す情報を前記印刷装置の保守管理者の端末へ通知する、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記印刷装置の異常を示す情報を通知した後に、前記印刷装置が所定のモードで起動した場合、前記正常印刷履歴の累積数と前記異常印刷履歴の累積数とをリセットするリセット手段と、
前記閾値から前記閾値とは異なる他の閾値へ変更する設定を行い、特定の印刷条件に基づく印刷を制限する設定を行う設定手段と、をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記設定手段は、前記正常印刷履歴の累積数と規定数とに基づいて、前記他の閾値と前記特定の印刷条件それぞれを維持する設定を行う、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記特定の印刷条件は、インクの吐出量が所定量よりも多い印刷、用紙搬送速度が所定速度よりも速い印刷、及び端部に白紙データを含む画像データに基づく印刷の少なくともいずれかの条件である、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記通知手段の通知結果を表示する表示手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記異常印刷履歴の累積数は、ジャムエラー及び電源断の少なくともいずれかによって、前記印刷手段による印刷が途中で終了した異常印刷履歴の累積数である、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが料金を支払って所望の印刷物を入手する課金印刷サービスが知られている。印刷物に対する課金方法に関しては、印刷で消費した用紙やインクなどの消耗品の消費量に基づいて金額を決定する方法がある。特許文献1は、課金額を決定する単位として、1ページの印刷毎に決定すること、1ページを複数の領域に分割した分割領域ごとに課金額を決定する方法を提案している。特許文献2は、画像データの一部に対する印刷処理の完了に基づいて、課金処理を実行し、課金されたことに応じて、後続する画像データを印刷するシステムを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-155543号公報
特開2015-9508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、印刷中に用紙詰まりなどが発生して印刷が完了しなかった場合、ユーザに課金できない。そのため、ユーザが印刷中に故意に用紙詰まり又は電源断を行い、印刷を中断させることで、料金を支払うことなく印刷物を持ち去るといった、いわゆる「課金逃れ」が生じる。1ページを複数の領域に分割して課金額を決定する場合でも、上記の課金逃れの問題が起こり得る。特に、ロール紙上に1ページの長さが長い印刷を行なう長尺印刷及びバナー印刷時に課金逃れが発生しやすい。
【0005】
一方、特許文献2は、ユーザが故意に発生させる印刷中断以外の印刷中断によって善意のユーザに課金してしまうという課題が生じる。
【0006】
そこで、本発明は、ユーザの故意による印刷中断操作を抑制するための警告を行う印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る印刷装置は、画像データに基づいて記録媒体に印刷する印刷手段と、前記印刷手段による印刷が途中で終了した異常印刷履歴の累積数に基づいて、印刷装置の異常を示す情報を通知する通知手段と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザの故意による印刷中断操作を抑制するための警告を行う印刷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
印刷装置の構成を示す模式図。
印刷装置の用紙搬送構成の断面を示す模式図。
印刷履歴の一例を示す図。
警告状態中の画面の一例を示す図。
印刷履歴の記録処理を示すフローチャート。
印刷履歴の確認処理を示すフローチャート。
警告状態中の印刷機能実行処理を示すフローチャート。
警告状態中の印刷装置起動処理を示すフローチャート。
判定閾値算出方法変更時の印刷履歴の確認処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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