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公開番号2024086039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200902
出願日2022-12-16
発明の名称レンズ装置および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/04 20210101AFI20240620BHJP(光学)
要約【課題】小型のレンズ装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置(100)は、物体側から像側へ順に配置された、第1レンズ群(L1)と第2レンズ群(L2)と後レンズ群(L3)とからなる複数のレンズ群と、第1レンズ群を保持する第1保持部(11)と、第2レンズ群を保持し、第2レンズ群とともに光軸方向に移動する第2保持部(12)と、第2保持部を光軸方向に駆動する駆動部(20)とを有し、広角端から望遠端へのズーミングに際して、複数のレンズ群の隣り合う各レンズ群の間隔は変化し、光軸方向において、駆動部のうち最も物体側の第1端部(201)は、第2保持部のうち最も物体側の第2端部(121)の位置(P1)と同じ位置、または第2端部よりも像側の位置(P2)に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、第1レンズ群と第2レンズ群と後レンズ群とからなる複数のレンズ群と、
前記第1レンズ群を保持する第1保持部と、
前記第2レンズ群を保持し、前記第2レンズ群とともに光軸方向に移動する第2保持部と、
前記第2保持部を前記光軸方向に駆動する駆動部とを有し、
広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記複数のレンズ群の隣り合う各レンズ群の間隔は変化し、
前記光軸方向において、前記駆動部のうち最も物体側の第1端部は、前記第2保持部のうち最も物体側の第2端部の位置と同じ位置、または前記第2端部よりも像側の位置に配置されていることを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記駆動部は、ボイスコイルモータであり、
前記第2保持部に設けられたコイルと、
前記コイルを移動させるために磁場を形成するマグネットおよびヨークとを有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
物体側から像側へ前記光軸方向に見たとき、前記駆動部の前記コイル、前記マグネット、および前記ヨークのそれぞれの少なくとも一部と前記第2保持部の少なくとも一部とは、互いに重なっていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
物体側から像側へ前記光軸方向に見たとき、前記駆動部の少なくとも一部と前記第1保持部の少なくとも一部とは、互いに重なっていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記駆動部は、第1駆動部材と第2駆動部材とを有し、
前記光軸方向において、前記第1駆動部材のうち最も物体側の第3端部の位置と前記第2駆動部材のうち最も物体側の第4端部の位置は、互いに異なることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記第1レンズ群は、ズーミングに際して移動しないことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記後レンズ群は、少なくとも、前記第2レンズ群の像側に配置された第3レンズ群を含むことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記ヨークの最も物体側の端部から最も像側の端部までの前記光軸方向の長さに比べて、前記ヨークの径方向(前記光軸方向と垂直な方向)の最も外側の端部から内側の端部までの長さが短いことを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項9】
径方向において、前記第1保持部よりも前記第2保持部の方が小さいことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のレンズ装置と、撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、物体側から像側へ順に、第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群、および第5レンズ群の5つのレンズ群からなる光学系を備えたレンズ装置が開示されている。また特許文献1には、3群モータを用いて第3レンズ群を駆動して電動ズーム(パワーズーム)を行うとともに、フォーカシングモータ(ボイスコイルモータ)を用いて第2レンズ群を駆動してフォーカシングを行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-83775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、第2レンズ群を駆動して電動ズームを行うレンズ装置に特許文献1の構成を採用すると、第2レンズ群の移動ストロークにより、第2レンズ群を駆動するモータが第1レンズ群または第1レンズ群を保持する保持枠と干渉する可能性がある。一方、このような干渉を回避するようにモータを配置しようとすると、レンズ装置の径方向のサイズが大型化してしまう。
【0005】
そこで本発明は、小型のレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、物体側から像側へ順に配置された、第1レンズ群と第2レンズ群と後レンズ群とからなる複数のレンズ群と、前記第1レンズ群を保持する第1保持部と、前記第2レンズ群を保持し、前記第2レンズ群とともに光軸方向に移動する第2保持部と、前記第2保持部を前記光軸方向に駆動する駆動部とを有し、広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記複数のレンズ群の隣り合う各レンズ群の間隔は変化し、前記光軸方向において、前記駆動部のうち最も物体側の第1端部は、前記第2保持部のうち最も物体側の第2端部の位置と同じ位置、または前記第2端部よりも像側の位置に配置されている。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型のレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態におけるレンズ装置の断面図である。
第2実施形態におけるレンズ装置の断面図である。
第3実施形態におけるレンズ装置の断面図である。
各実施形態における撮像装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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