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公開番号2024084889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199057
出願日2022-12-14
発明の名称デバイス固定構造及び電力変換装置
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20240619BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電力変換装置に適用されるカード型電力変換デバイスの固定にあたり、装置の小型化及び部品点数削減を図る。
【解決手段】デバイス固定構造1は、ヒートシンク4とでカード型電力変換デバイス2を挟み込むホルダー3を有する。ホルダー3には、ドライブ基板6と制御基板7が固定される。ドライブ基板6は、カード型電力変換デバイス2のスイッチング素子へのオンオフ信号を出力する。制御基板7は、ドライブ基板6への制御信号を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヒートシンクとでカード型電力変換デバイスを挟み込むホルダーを有し、
前記ホルダーには、前記カード型電力変換デバイスのスイッチング素子へのオンオフ信号を出力するドライブ基板と、このドライブ基板への制御信号を出力する制御基板が固定されることを特徴とするデバイス固定構造。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記カード型電力変換デバイスは、放熱面が前記ヒートシンク側に配されること
を特徴とする請求項1に記載のデバイス固定構造。
【請求項3】
前記カード型電力変換デバイスは、両面に放熱面を有し、
前記ホルダーは、金属製の部材から成ること
を特徴とする請求項1に記載のデバイス固定構造。
【請求項4】
前記ドライブ基板と前記制御基板は、基板対基板コネクタにより接続されること
を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデバイス固定構造。
【請求項5】
前記ホルダーと前記ヒートシンクは締結具によりに締結され、
前記締結具は、前記ホルダー、前記ヒートシンク、前記カード型電力変換デバイス、前記ドライブ基板及び前記制御基板を格納する電力変換装置の筐体に固着されること
を特徴とする請求項1に記載のデバイス固定構造。
【請求項6】
前記ホルダーの縁部には、前記ドライブ基板が前記ホルダーの表面部と対向して固定される複数のドライブ基板固定部が立設され、
前記ホルダーの表面部及び縁部には、前記制御基板が前記ホルダーの表面部と対向して固定される制御基板固定部が立設され、
前記制御基板固定部は、前記ドライブ基板固定部よりも全長が大きいこと
を特徴とする請求項1に記載のデバイス固定構造。
【請求項7】
前記ホルダーにおける前記ドライブ基板固定部の近傍部位には、前記ヒートシンクに固定される複数のヒートシンク固定部がさらに立設され、
前記ヒートシンク固定部間には、前記カード型電力変換デバイスが嵌め込まれる空間が確保されたこと
を特徴とする請求項6に記載のデバイス固定構造。
【請求項8】
請求項1に記載のデバイス固定構造を有する電力変換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インバータ装置等の電力変換装置に適用されるカード型電力変換デバイスの固定構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
インバータ装置は、IGBT等のスイッチング素子を搭載したパワーモジュールと、当該スイッチング素子のオンオフ信号を生成するドライブ基板と、このドライブ基板に制御信号を出力する制御基板等の電気部品を備える。
【0003】
前記パワーモジュールとしては、扁平型の形状を成し、横方向に端子を突出させたカード型電力変換デバイスがある(特許文献1,2)。このカード型電力変換デバイスは、金属による放熱面を備え、この放熱面をヒートシンクに当接させることで冷却が行える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-46927号公報
国際公開第2015/170383号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インバータ装置に適用されるカード型電力変換デバイスの従来の固定構造は以下の問題点がある。カード型電力変換デバイスはスイッチング動作時に電磁ノイズを発生する。このノイズの影響を低減させるためには、カード型電力変換デバイスからドライブ基板を介して制御基板に至る配線長は極力短くことが望ましい。すなわち、カード型電力変換デバイス、ドライブ基板、制御基板は近接した配置が要求され、インバータ装置の小型化も要望される。また、インバータの組み立て作業を容易にするためには、カード型電力変換デバイス、ドライブ基板、制御基板の固定時の位置精度が高いことも望まれる。
【0006】
本発明は、以上の事情を鑑み、電力変換装置に適用されるカード型電力変換デバイスの固定にあたり、装置の小型化及び部品点数削減を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明の一態様は、ヒートシンクとでカード型電力変換デバイスを挟み込むホルダーを有し、前記ホルダーには、前記カード型電力変換デバイスのスイッチング素子へのオンオフ信号を出力するドライブ基板と、このドライブ基板への制御信号を出力する制御基板が固定されるデバイス固定構造である。
【0008】
本発明の一態様は、前記デバイス固定構造において、前記カード型電力変換デバイスは、放熱面が前記ヒートシンク側に配される。
【0009】
本発明の一態様は、前記デバイス固定構造において、前記カード型電力変換デバイスは、両面に放熱面を有し、前記ホルダーは、金属製の部材から成る。
【0010】
本発明の一態様は、前記デバイス固定構造において、前記ドライブ基板と前記制御基板は、基板対基板コネクタにより接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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