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公開番号2024066911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176704
出願日2022-11-02
発明の名称アキシャルギャップモータ及びエアギャップ調整方法
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 21/24 20060101AFI20240509BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ダブルロータ・シングルステータ構造のアキシャルギャップモータにおいて、エアギャップの調整について改善することである。
【解決手段】ステータと、前記ステータの軸方向一方側で前記ステータと軸方向に対向する第1ロータと、前記ステータの軸方向他方側で前記ステータと軸方向に対向する第2ロータと、を有するアキシャルギャップモータであって、前記ステータとの相対的な軸方向位置が固定され、前記第1ロータ及び前記第2ロータと共に回動する基準部材と、前記第1ロータ及び前記第2ロータの少なくとも一方と前記基準部材との相対的な軸方向位置を調整可能な調整部材と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ステータと、前記ステータの軸方向一方側で前記ステータと軸方向に対向する第1ロータと、前記ステータの軸方向他方側で前記ステータと軸方向に対向する第2ロータと、を有するアキシャルギャップモータであって、
前記ステータとの相対的な軸方向位置が固定され、前記第1ロータ及び前記第2ロータと共に回動する基準部材と、
前記第1ロータ及び前記第2ロータの少なくとも一方と前記基準部材との相対的な軸方向位置を調整可能な調整部材と、
を有する
アキシャルギャップモータ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記第1ロータ及び前記第2ロータを前記基準部材に固定するボルトを有し、
前記調整部材は、前記ボルトによる固定に抗って前記第1ロータ及び前記第2ロータと前記基準部材との間隔を広げる調整ネジである
請求項1に記載のアキシャルギャップモータ。
【請求項3】
前記調整ネジは、周方向に複数設けられている
請求項2に記載のアキシャルギャップモータ。
【請求項4】
前記ステータとの相対的な周方向位置が固定されたシャフトと、
前記基準部材を前記シャフトに対して軸支する軸受と、を有する
請求項1に記載のアキシャルギャップモータ。
【請求項5】
前記シャフトと同軸に設けられ、前記第1ロータ及び前記第2ロータの回転を外部出力可能な継ぎシャフトを有する
請求項4に記載のアキシャルギャップモータ。
【請求項6】
ステータと、前記ステータの軸方向一方側で前記ステータと軸方向に対向する第1ロータと、前記ステータの軸方向他方側で前記ステータと軸方向に対向する第2ロータと、を有するアキシャルギャップモータのエアギャップ調整方法であって、
前記アキシャルギャップモータは、前記ステータとの相対的な軸方向位置が固定され、前記第1ロータ及び前記第2ロータと共に回動する基準部材を有し、
前記第1ロータ及び前記第2ロータの少なくとも一方と前記基準部材との相対的な軸方向位置を調整することでエアギャップを調整する
エアギャップ調整方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アキシャルギャップモータ及びエアギャップ調整方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
アキシャルギャップモータは、ステータとロータとが軸方向にエアギャップを介して対向するように配置される。ステータとロータとの間の距離であるエアギャップの大きさは、アキシャルギャップモータの所望の性能が発揮される長さに設定される。
【0003】
しかしながら、アキシャルギャップモータを構成する部品の個体差等により、エアギャップの大きさには個体差が生じるため、エアギャップの大きさを調整する機構の提供が望まれる。
【0004】
特許文献1では、二つのステータの間に一つのロータを挟んで構成されるシングルロータ・ダブルステータ構造のアキシャルギャップモータにおいて、外側から内側にステータを押し込むことで、ロータとステータとの間のエアギャップを調整可能な機構が開示されている。この調整機構では、ステータは、ステータを収容するケースを基準とし、ステータとケースとの間隔を調整することによってエアギャップを調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-164217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、アキシャルギャップモータとしては、二つのロータの間に一つのステータを挟んで構成されるダブルロータ・シングルステータ構造を採用することができる。ダブルロータ・シングルステータ構造によれば、シングルロータ・ダブルステータ構造よりも出力の向上が期待できる。
【0007】
ところが、ダブルロータ・シングルステータ構造の場合、ステータが二つのロータの間に挟まれているため、外側からステータを押し込んでエアギャップを調整するという特許文献1の機構を用いることができない。
【0008】
あえて、外側からロータを押し込むことが考えられるが、ケースは固定であるのに対してロータは回転しているため、ロータはケースを基準として押し込むことができない。
【0009】
また、ロータの押し込みに偏りがあるとロータの偏心が生じ、回転時に偏心による振動が生じてしまう。このため、偏心を解消するための調整機構も求められることになる。
【0010】
また、ステータを軸方向に動かすこととすると、ダブルロータの場合、いずれのロータに対してもステータ位置が変動してしまうため、調整に手間を要する。
(【0011】以降は省略されています)

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