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公開番号2024082583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196534
出願日2022-12-08
発明の名称ブレードケース
出願人株式会社ディスコ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65D 85/00 20060101AFI20240613BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ハブタイプブレードとワッシャータイプブレードとを兼用で収容でき、ブレードケースにワッシャータイプブレードを収容してもワッシャータイプブレードが破損してしまうことを防止できるブレードケースを提供すること。
【解決手段】ブレードケース1は、底板11と底板11の外周縁から立設した側壁12を有し、ハブタイプブレードの装着穴に嵌合する凸部16を備えた収容部10と、天板と天板21の外周縁から垂下した側壁22とを有する蓋部20と、収容部10と蓋部20とを開閉可能に連結するヒンジ30と、を備え、ワッシャータイプブレード210を収容するときは、収容部10に緩衝部材40を備え、緩衝部材40の上にワッシャータイプブレード210を載置し、収容部10と蓋部20を閉止状態にしたときにワッシャータイプブレード210が緩衝部材40と蓋部20によって挟持される。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸に装着する装着穴を備えた環状基台と、該環状基台の一側面外周縁に露出して
砥粒を固定して形成された切刃と、を有するハブタイプブレードを収容するとともに砥粒を結合材で固定して形成されたワッシャータイプブレードを収容するブレードケースであって、
底板と、該底板の外周縁から立設して形成された側壁を有し、該ハブタイプブレードの環状基台の装着穴に嵌合する凸部を中央に備えた収容部と、
天板と、該天板の外周縁から垂下して形成された側壁とを有する蓋部と、
該収容部と該蓋部とを開閉可能に連結するヒンジと、を備えており、
該ハブタイプブレードを収容できる構成となっており、
該ワッシャータイプブレードを収容するときは、該収容部に緩衝部材を備え、
該緩衝部材の上に該ワッシャータイプブレードを載置し、該収容部と該蓋部を閉止状態にしたときに、該ワッシャータイプブレードが、該緩衝部材と該蓋部によって挟持される
ことで収容されるブレードケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレードケースに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスが表面に複数形成されたウェーハは、裏面が研削されて所定の厚みに形成された後、切削装置によって個々のデバイスに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
【0003】
切削装置に使用される切削ブレードは、ワッシャータイプのブレードや基台にめっきで電着されたハブタイプのブレード等が使用される。
【0004】
一般に、上記切削ブレードは、運搬中の破損を防止するために、ブレードケースに収容されて、慎重に取り扱われている。
【0005】
ここで、現状は、ワッシャータイプブレードとハブタイプブレードは、それぞれ別々の専用のブレードケースに収容されて、運搬されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-082817号公報
特開2008-280073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そのため、客先の要望などにより、ワッシャータイプブレードをハブタイプブレードのブレードケースを使用して運搬する場合、ブレードケース内でワッシャーブレードが動いてしまい、ブレードが破損するという問題が発生する。
【0008】
本発明の目的は、ハブタイプブレードとワッシャータイプブレードとを兼用で収容でき、ブレードケースにワッシャータイプブレードを収容してもワッシャータイプブレードが破損してしまうことを防止できるブレードケースを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のブレードケースは、回転軸に装着する装着穴を備えた環状基台と、該環状基台の一側面外周縁に露出して砥粒を固定して形成された切刃と、を有するハブタイプブレードを収容するとともに砥粒を結合材で固定して形成されたワッシャータイプブレードを収容するブレードケースであって、底板と、該底板の外周縁から立設して形成された側壁を有し、該ハブタイプブレードの環状基台の装着穴に嵌合する凸部を中央に備えた収容部と、天板と、該天板の外周縁から垂下して形成された側壁とを有する蓋部と、該収容部と該蓋部とを開閉可能に連結するヒンジと、を備えており、該ハブタイプブレードを収容できる構成となっており、該ワッシャータイプブレードを収容するときは、該収容部に緩衝部材を備え、該緩衝部材の上に該ワッシャータイプブレードを載置し、該収容部と該蓋部を閉止状態にしたときに、該ワッシャータイプブレードが、該緩衝部材と該蓋部によって挟持されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、ハブタイプブレードとワッシャータイプブレードとを兼用で収容でき、ブレードケースにワッシャータイプブレードを収容してもブレードが破損してしまうことを防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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