TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024078961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191613
出願日2022-11-30
発明の名称乾燥フィルター用カバー
出願人東洋アルミエコープロダクツ株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 58/22 20060101AFI20240604BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】乾燥機付洗濯機の乾燥フィルターの掃除の効率化を図ること。
【解決手段】乾燥フィルター用カバー10を、乾燥フィルターの捕集口を覆う矩形の不織布からなるカバー本体11と、乾燥フィルターの引き出し方向の手前側と奥側にそれぞれ取り付けることが可能な粘着層12からなる取付部12dを備える構成とする。通気性が阻害されることなく捕集口が覆われるため、乾燥運転時の排気エアに含まれるリントは、カバー本体11の不織布へと捕集され、乾燥フィルター自体には、リントが付着したり絡みついたりすることがない。したがって、乾燥フィルターを清掃する必要がなく、カバー10を取り外し、廃棄し、新たなカバーを付け直すだけで掃除作業が完了する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥機付洗濯機に付属しかつ前記乾燥機付洗濯機から引き出して取り外すことが可能な、乾燥運転時にネットが張られた捕集口でリントを捕集する乾燥フィルターに取り付けられる、乾燥フィルター用カバーであって、
前記乾燥フィルターの捕集口を覆う通気性を有するシート体からなるカバー本体と、
前記カバー本体に設けられ、前記乾燥フィルターに取り付けることが可能な取付部と、を備える乾燥フィルター用カバー。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記カバー本体は、前記乾燥フィルターの捕集口を覆う矩形の不織布からなり、
前記取付部は、前記カバー本体の対向する二辺に設けられ、前記乾燥フィルターの引き出し方向の手前側と奥側にそれぞれ取り付けることが可能である、請求項1に記載の乾燥フィルター用カバー。
【請求項3】
前記カバー本体は、前記乾燥フィルターの捕集口を覆う矩形の不織布からなり、
前記取付部は、前記カバー本体の対向する二辺のうちの一辺のみに設けられ、前記乾燥フィルターの引き出し方向の奥側に取り付けることが可能であり、
前記カバーの対向する前記二辺のうちの他辺は、前記乾燥フィルターの引き出し方向の手前側で乾燥フィルターと前記乾燥機付洗濯機に挟み込むことが可能な挟持部となっている、請求項1に記載の乾燥フィルター用カバー。
【請求項4】
前記取付部は、前記カバー本体に積層された粘着層である請求項2または3に記載の乾燥フィルター用カバー。
【請求項5】
前記取付部は、前記カバー本体の対向する二辺に沿って並列しかつ対向する二辺間方向に延びる複数の線状の粘着剤欠落部を有する請求項4に記載のフィルター用カバー。
【請求項6】
前記粘着層の粘着力が、0.1N/10mm以上10N/10mm以下である請求項4に記載の乾燥フィルター用カバー。
【請求項7】
前記粘着層は、ポリウレタンポリオール系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ゴム系粘着剤のいずれかを含む請求項6に記載の乾燥フィルター用カバー。
【請求項8】
前記取付部は、前記カバー本体の対向する二辺に沿って並列しかつ対向する二辺間方向に延びる複数の易破断線を有する請求項2または3に記載のフィルター用カバー。
【請求項9】
前記カバー本体の不織布の剛軟度が、10mN・cm以上120mN・cm以下である請求項2または3に記載の乾燥フィルター用カバー。
【請求項10】
前記カバー本体の不織布の目付が、30g/m

以上160g/m

以下である請求項2または3に記載の乾燥フィルター用カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥機付洗濯機の乾燥フィルターに取り付けられるカバーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
洗濯し終わった洗濯物を洗濯機から別体の乾燥機に移し替えることなく、引き続き乾燥をおこなうことができる乾燥機付洗濯機が普及している。
この種の洗濯機では、特許文献1のように、乾燥運転時に糸くず、髪の毛、毛羽等などのいわゆるリントを捕集するための乾燥フィルターが付属している。
【0003】
乾燥フィルターは、通常は着脱式になっており、定期的に乾燥機付洗濯機から引き出して、その捕集口に張られたネットを絞ったタオルなどで拭き、ここに付着したり絡まったりしたリントを取り除くことで、捕集機能を維持する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-50790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような乾燥フィルターの捕集口に張られたネットに、付着したり絡まったりしたリントを拭き取る掃除作業をおこなうのは手間がかかる。
そこで、本発明の解決すべき課題は、乾燥機付洗濯機の乾燥フィルターの掃除の効率化を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するため、本発明者らは、乾燥フィルターにリントを捕集するための専用のカバーを被せることに思い至った。
【0007】
すなわち、発明にかかる乾燥フィルター用カバーを、乾燥フィルターの捕集口を覆う通気性を有するシート体からなるカバー本体と、カバー本体に設けられ、乾燥フィルターに取り付けることが可能な取付部と、を備える構成としたのである。
【0008】
より詳しくは、発明にかかる乾燥フィルター用カバーを、乾燥フィルターの捕集口を覆う矩形の不織布からなるカバー本体と、カバー本体の対向する二辺に設けられ、乾燥フィルターの引き出し方向の手前側と奥側にそれぞれ取り付けることが可能な取付部と、を備える構成としたのである。
あるいは、発明にかかる乾燥フィルター用カバーを、乾燥フィルターの捕集口を覆う矩形の不織布からなるカバー本体と、カバー本体の対向する二辺のうちの一辺のみに設けられ、乾燥フィルターの引き出し方向の奥側に取り付けることが可能な取付部と、を備え、カバーの対向する前記二辺のうちの他辺は、乾燥フィルターの引き出し方向の手前側で乾燥フィルターと乾燥機付洗濯機に挟み込むことが可能な挟持部となっている構成としたのである。
【0009】
乾燥フィルター用カバーをこのように構成することで、カバー本体により、通気性が阻害されることなく乾燥フィルターの捕集口(ネット)が覆われることになる。このため、乾燥運転時の排気エアに含まれるリントは、カバー本体へと捕集され、乾燥フィルターの捕集口にリントが付着したり絡みついたりすることがない。
したがって、乾燥フィルター自体は掃除する必要がなく、カバーを乾燥フィルターから取り外し、廃棄し、新たなカバーを乾燥フィルターに付け直すだけで作業が完了する。
取付部等により固定されるため、乾燥運転時にも、カバーが乾燥フィルターから外れてしまうことが防止され、乾燥フィルターが汚れてしまうことが充分に防止されている。
【0010】
発明にかかる乾燥フィルター用カバーにおいて、取付部は乾燥フィルターに取り付け可能である限りにおいて特に限定されず、面ファスナ、スナップボタン、タッピンネジ、両面テープが例示できるが、取付部はカバー本体に積層された粘着層からなる構成を採用することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ハンガー
1日前
東レ株式会社
人工皮革
1か月前
キヤノン電子株式会社
強化繊維不織布
1か月前
株式会社日進産業
柔軟性遮熱素材
2か月前
株式会社槌屋
加飾用表皮材
28日前
花王株式会社
洗濯方法
1か月前
東レ株式会社
サイジング剤塗布炭素繊維束
3日前
花王株式会社
洗濯方法
1か月前
株式会社abien
衣類用アイロン
1か月前
個人
洗濯物干し具
1か月前
アキレス株式会社
表皮一体発泡成形用の表皮材
23日前
シャープ株式会社
洗濯機
1か月前
松本油脂製薬株式会社
弾性繊維用処理剤及びその利用
14日前
三洋化成工業株式会社
合成繊維用処理剤及び合成繊維
17日前
エレファンテック株式会社
脱色装置、脱色方法
23日前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
10日前
小林製薬株式会社
衣類用シワ防止剤
今日
増岡窯業原料株式会社
炭素繊維の調整方法
1か月前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
24日前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
1か月前
株式会社トクヤマ
抗ウイルス性シート
1か月前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯乾燥機
15日前
シヤチハタ株式会社
布の被筆記面又は被捺印面への下塗り剤
1か月前
セイコーエプソン株式会社
脱色方法及び洗浄機
1か月前
株式会社プレックス
リネン設備
1か月前
理想科学工業株式会社
捺染物の製造方法
2か月前
理想科学工業株式会社
捺染物の製造方法
2か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
洗濯機
今日
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
28日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
28日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
28日前
東芝ライフスタイル株式会社
衣類処理装置
28日前
竹本油脂株式会社
弾性繊維用処理剤及び弾性繊維
23日前
東芝ライフスタイル株式会社
衣類処理装置
24日前
東芝ライフスタイル株式会社
衣類処理装置
3日前
リンナイ株式会社
衣類乾燥装置
1か月前
続きを見る