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公開番号2024076554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188143
出願日2022-11-25
発明の名称除湿装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 58/32 20200101AFI20240530BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】さまざまな周囲の環境下において、衣類乾燥が終了するタイミングの推定精度を向上する技術を提供する。
【解決手段】除湿部140は、所定空間内の乾燥対象物に対する乾燥を行う。空間内温湿度取得部102は、所定空間内の温度である空間内温度と所定空間内の湿度である空間内湿度を取得する。気象情報取得部104は、所定空間が存在する地域における屋外の気象情報を取得する。制御部110は、第零タイミングから所定時間経過後である第1タイミングにおける空間内温度および空間内湿度である第1タイミング空間内温度および第1タイミング空間内湿度と、第1タイミングにおける気象情報である第1タイミング気象情報と、をもとに制御内容を決定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定空間内の乾燥対象物に対する乾燥を行う除湿部と、
前記所定空間内の温度である空間内温度と前記所定空間内の湿度である空間内湿度を取得する空間内温湿度取得部と、
前記所定空間が存在する地域における屋外の気象情報を取得する気象情報取得部と、
第零タイミングから所定時間経過後である第1タイミングにおける前記空間内温度および前記空間内湿度である第1タイミング空間内温度および第1タイミング空間内湿度と、前記第1タイミングにおける前記気象情報である第1タイミング気象情報と、をもとに制御内容を決定する制御部と、
備える除湿装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第1タイミングにおける乾燥レベルを補正する乾燥レベル補正部を備える請求項1記載の除湿装置。
【請求項3】
前記気象情報は、
屋外温度と、屋外湿度と、を含み、
前記第1タイミング気象情報は、
前記第1タイミングにおける前記屋外温度である第1タイミング屋外温度と、
前記第1タイミングにおける前記屋外湿度である第1タイミング屋外湿度と、を含む請求項2に記載の除湿装置。
【請求項4】
前記乾燥レベル補正部は、
さらに、前記第1タイミングから第1時間経過した第2タイミングにおける前記気象情報を予想した第2タイミング気象情報と、をもとに、前記第1タイミングにおける前記乾燥レベルを補正する請求項2に記載の除湿装置。
【請求項5】
前記気象情報は、
屋外温度と、屋外湿度と、を含み、
前記第1タイミング気象情報は、
前記第1タイミングにおける前記屋外温度である第1タイミング屋外温度と、
前記第1タイミングにおける前記屋外湿度である第1タイミング屋外湿度と、を含み、
前記第2タイミング気象情報は、
前記第2タイミングにおける前記屋外温度である第2タイミング屋外温度と、
前記第2タイミングにおける前記屋外湿度である第2タイミング屋外湿度と、を含む請求項4に記載の除湿装置。
【請求項6】
前記乾燥レベル補正部は、
さらに、前記所定空間が存在する地域に関する情報である地域関連情報と、
日時に関する情報である日時関連情報と、をもとに、前記第1タイミングにおける前記乾燥レベルを補正する請求項4に記載の除湿装置。
【請求項7】
前記日時関連情報は、
現在の季節に関する情報と、前記第1タイミングの時刻に関する情報を含む請求項6に記載の除湿装置。
【請求項8】
前記気象情報は、
天気に関する情報と、降水量に関する情報と、日照時間に関する情報と、を含み、
前記第1タイミング気象情報は、
前記第1タイミングにおける前記天気である第1タイミング天気を含み、
前記第2タイミング気象情報は、
前記第2タイミングにおける前記天気である第2タイミング天気と、
前記第1タイミングから前記第1時間経過するまでの予想日照時間と、
前記第1タイミングから前記第1時間経過するまでの予想降水量と、を含む請求項6に記載の除湿装置。
【請求項9】
乾燥開始時から一定時間経過毎に、前記空間内温湿度取得部により取得される前記空間内温度および前記空間内湿度をもとに、一定時間経過後の前記乾燥レベルを更新する乾燥レベル更新部をさらに備える請求項2に記載の除湿装置。
【請求項10】
前記一定時間は、前記所定時間よりも短い時間である請求項9に記載の除湿装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、除湿装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
除湿装置は、一般的に、吸込口と吹出口とを有する本体ケースと、本体ケース内に設けられ空気を除湿する除湿部と、吸込口から吸い込んだ空気を、除湿部の一部を介して吹出口へ送風する送風部と、を有する。除湿装置は、除湿部と送風部によって、乾燥した空気を洗濯後の衣類に送風し、衣類を乾燥させる。すなわち、室内空気を除湿部で乾燥空気とし、この乾燥空気を洗濯後の衣類に向けて送風する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-165939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
除湿装置は、衣類が乾燥するまで除湿と送風を実行し、衣類が乾燥すると除湿と送風を停止する。衣類の乾燥は除湿装置において推定されるが、衣類乾燥の進捗は周囲の環境によって異なる。そのため、さまざまな周囲の環境下において、衣類乾燥が終了するタイミングの推定精度を向上することが望まれる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、さまざまな周囲の環境下において、衣類乾燥が終了するタイミングの推定精度を向上する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の除湿装置は、所定空間内の乾燥対象物に対する乾燥を行う除湿部と、所定空間内の温度である空間内温度と所定空間内の湿度である空間内湿度を取得する空間内温湿度取得部と、所定空間が存在する地域における屋外の気象情報を取得する気象情報取得部と、第零タイミングから所定時間経過後である第1タイミングにおける空間内温度および空間内湿度である第1タイミング空間内温度および第1タイミング空間内湿度と、第1タイミングにおける気象情報である第1タイミング気象情報と、をもとに制御内容を決定する制御部と、備える。「第零タイミング」の一例は乾燥開始のタイミングであるが、誤差が含まれてもよい。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、さまざまな周囲の環境下において、衣類乾燥が終了するタイミングの推定精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例に係る除湿装置の外観を示す斜視図である。
図1の除湿装置の機能ブロックの基本構成を示す図である。
図2の除湿装置による除湿手順を示すフローチャートである。
図1の除湿装置の機能ブロックの構成を示す図である。
図4の記憶部に記憶される第1例のテーブルのデータ構造を示す図である。
図6(a)-(c)は、図4の記憶部に記憶される第1例のテーブルのデータ構造を示す図である。
図7(a)-(d)は、図4の記憶部に記憶される第2例のテーブルのデータ構造を示す図である。
図8(a)-(b)は、図4の記憶部に記憶される第2例のテーブルのデータ構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、並びに、ステップ(工程)およびステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。以下では、実施例を、(1)基本動作、(2)構成、(3)第1例、(4)第2例の順に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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