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公開番号2024069236
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2024023563,2023556305
出願日2024-02-20,2022-10-13
発明の名称ウェアラブルデバイス
出願人DIC株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 1/16 20060101AFI20240514BHJP(計算;計数)
要約【課題】熱源から発せられる熱の人体への伝導を効果的に抑制してユーザーに不快感を与えることがないウェアラブルデバイスを提供すること。
【解決手段】人体に装着可能な筐体2の内部に少なくとも熱源10を収容して構成されるスマートウォッチ(ウェアラブルデバイス)1は、前記筐体2の内部において、前記筐体2の前記人体に接触する壁2aと前記熱源10との間に、前記熱源10が発生する熱の前記人体への伝導を抑制する断熱材11、または前記熱源10が発生する熱を蓄熱する蓄熱部材(蓄熱フォーム14または蓄熱シート)を配置している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
人体に装着可能な筐体の内部に少なくとも熱源を収容して構成されるウェアラブルデバイスであって、
前記筐体の内部において、前記筐体の前記人体に接触する壁と前記熱源との間に、前記熱源が発生する熱を蓄熱する蓄熱部材を配置し、
前記蓄熱部材と前記熱源との間に空気層を有することを特徴とするウェアラブルデバイス。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
人体に装着可能な筐体の内部に少なくとも熱源を収容して構成されるウェアラブルデバイスであって、
前記筐体の内部において、前記筐体の前記人体に接触する壁と前記熱源との間に、前記熱源が発生する熱を蓄熱する蓄熱部材を配置し、
前記蓄熱部材の前記熱源側の面において、前記熱源に接する領域と、前記熱源に接しない領域と、を有するウェアラブルデバイス。
【請求項3】
前記蓄熱部材は、融点以上の温度で液状化して蓄熱する潜熱蓄熱材料を含む蓄熱フォームまたは蓄熱シートであることを特徴とする請求項1又は2に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項4】
前記潜熱蓄熱材料として、融点が37℃~44℃、凝固点が32℃~40℃のものを用いることを特徴とする請求項3に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項5】
前記蓄熱部材の前記熱源側の表面に熱拡散シートを配置し、前記熱拡散シートと前記熱源との間に空気層を形成したことを特徴とする請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項6】
前記蓄熱部材の前記熱源側の表面に熱拡散シートを配置し、前記蓄熱部材の前記の熱源側の面において、前記熱拡散シートを介して前記熱源に接する領域と、前記熱拡散シートを介して前記熱源に接しない領域と、を有する請求項2に記載のウェアラブルデバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人体に装着可能な小型・軽量な電子機器であるウェアラブルデバイスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
今後、世界的な普及が予測されるウェアラブルデバイスとしては、受信したメールを読んだり、SNSに投稿したメッセージをチェックするなどのスマートフォンと同様の機能を備えたもの、ジョギングやスイミングなどの運動を記録したり、心拍や脈拍、睡眠時間などを捕捉して健康維持に役立てる機能、現実世界のモノに仮想空間の情報を重ね合わせて表示するなどの機能を有するものが知られている。そして、このようなウェアラブルデバイスの形態としては、ウォッチ型、ブレスレット型、グラス型、イヤホン型、ウェア型、リング型などの種々のものが実用に供されている。
【0003】
上記のようなウェアラブルデバイスは、ユーザーが長時間に亘って装着するものであるため、スマートフォンなどの情報端末に比して一層の小型・軽量化が求められているが、その筐体の内部には、プロセッサやICチップ、バッテリなどの熱源が収容されている。このため、熱源が発生する熱の一部が筐体を経て人体に伝わる。この場合、人体に伝わる熱の温度が体温以上、例えば、44℃を超えると、ユーザーは、非常な不快感を覚えるという問題が発生する。
【0004】
例えば、特許文献1には、ユーザーが頭部に装着して使用するヘッドマウントディスプレイにおいて、発熱源である表示部(画像表示ユニット)から左右に延びるフレーム(表示部右延出部と表示部左延出部)に熱伝導性材料を使用し、この熱伝導性材料によって表示部(画像表示ユニット)における発熱を吸熱するようにした構成が提案されている。
【0005】
また、特許文献2には、筐体内に制御回路やバッテリを収容した電子機器において、制御回路とバッテリとの間に蓄熱材を設けるとともに、制御回路とバッテリとの間に空隙(空気断熱層)を設ける構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-152955号公報
WO2017/081833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1において提案されたヘッドマウントディスプレイは、発熱源である表示部が発生する熱を熱伝導率の高いフレーム部分(表示部右延出部と表示部左延出部)へと伝導させて表示部の温度上昇を抑えるようにしているが、フレーム部分に伝わる熱をユーザーがそのまま受けることになるため、ユーザーに不快感を与える可能性がある。
【0008】
また、特許文献2において提案された電子機器は、ユーザーが身体に装着して使用するウェアラブルなものではないため、ユーザーの身体への熱伝導に関する考慮はなされていない。
【0009】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、熱源から発せられる熱の人体への伝導を効果的に抑制してユーザーに不快感を与えることがないウェアラブルデバイスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、第1発明は、人体に装着可能な筐体の内部に少なくとも熱源を収容して構成されるウェアラブルデバイスであって、前記筐体の内部において、前記筐体の前記人体に接触する壁と前記熱源との間に、前記熱源が発生する熱の前記人体への伝導を抑制する断熱材を配置したことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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