発明の詳細な説明【技術分野】 【0001】 本願は、2022年10月28日に出願された米国特許仮出願63/381,326号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。 続きを表示(約 1,300 文字)【0002】 本発明は、検出システム、検出方法及びプログラムに関する。 【背景技術】 【0003】 近年ウェアラブルなデバイスを使ったヒューマンコンピュータインタラクションに注目が集まっている。その結果ウェアラブルデバイスの小型化が日々進んでおり、ユーザ入力に用いることができる筐体上の場所が少なくなっている。そこで、音響デバイスを用いて耳介近傍の動体の動きをセンシングする技術が提案されている。なお耳介近傍とは、鼻尖、頭頂部、肩及び鎖骨よりは耳介に近い位置、を意味する。 【先行技術文献】 【非特許文献】 【0004】 Y. Zhang, J. Zhou, G. Laput, and C. Harrison, “Skintrack: Using the body as an electrical waveguide for continuous finger tracking on the skin,” Proceedings of the 2016 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems, p.1491-1503, CHI ’16, ACM, New York, NY, USA, 2016. 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、これまで提案されてきた技術はイヤホンの耳への装着を必要とするものであり、ユーザの耳をデバイスで塞ぐものであった。そのため、長時間の装着によるユーザの疲労が大きいという問題があった。 【0006】 上記事情に鑑み、本発明は、耳介近傍の動体の動きの検出に要するユーザの負担を軽減する技術を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明の一態様は、耳軟骨に接し、前記耳軟骨を振動させる振動器と、前記耳軟骨の振動の結果生じた振動を検出する振動検出器と、を備える検出システムである。 【0008】 本発明の一態様は、眼鏡を備える検出システムであって、耳軟骨に接し前記耳軟骨を振動させる振動器と、前記耳軟骨の振動の結果生じる振動を検出する振動検出器と、を備え、前記振動器は前記眼鏡のモダンの内側に位置し、前記振動検出器は前記眼鏡のテンプルに位置する、検出システムである。 【0009】 本発明の一態様は、耳軟骨に接し、前記耳軟骨を振動させる振動器と、前記耳軟骨の振動の結果生じる振動を検出する振動検出器と、を備える検出システムが実行する検出方法であって、前記振動器が振動を励起する励起ステップと、前記振動検出器が前記振動の結果生じる振動を検出する検出ステップと、を有する検出方法である。 【0010】 本発明の一態様は、上記の検出システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。 【発明の効果】 (【0011】以降は省略されています)
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