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公開番号2024062414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2023182069
出願日2023-10-23
発明の名称通信端末装置、基地局装置、通信システム、及びプログラム
出願人国立大学法人 東京大学
代理人個人
主分類H04W 4/02 20180101AFI20240430BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信端末装置の位置に応じた通信の制御を行うことのできる通信端末装置、基地局装置、通信システム、及びプログラムを提供する。
【解決手段】通信端末装置30が、地上に固定された信号発信源から受信した信号を利用して測位情報を取得し、当該取得した測位情報を、所定の送信対象のデータに付加して送信する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
地上に固定された信号発信源から受信した信号を利用して測位情報を取得する測位情報取得手段と、
前記取得した測位情報を、所定の送信対象のデータに付加して送信する通信手段と、
を含む通信端末装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の通信端末装置であって、
前記測位情報取得手段は、地上に固定された信号発信源である超広帯域無線通信アクセスポイントから受信した信号を利用して測位情報を取得する通信端末装置。
【請求項3】
自己の所定近傍範囲に位置する通信端末装置と無線にて通信し、パケット通信網にゲートウェイを介して接続される基地局装置であって、
超広帯域無線通信アクセスポイントとしての信号を送受信する信号送受信手段と、
通信端末装置から受信したデータに、測位情報が付加されているときには、当該測位情報を用いた所定の通信制御処理を実行する通信制御手段と、
を含む基地局装置。
【請求項4】
請求項3に記載の基地局装置であって、
前記通信制御処理は、前記測位情報が予め定めた条件を満足するか否かを判断し、その判断の結果を含むデータを、パケット通信網のゲートウェイへ送出する処理である基地局装置。
【請求項5】
自己の所定近傍範囲に位置する通信端末装置と無線にて通信し、パケット通信網にゲートウェイを介して接続される基地局装置であって、
超広帯域無線通信アクセスポイントとしての信号を送受信する信号送受信手段と、
通信端末装置から受信したデータに、所定の付加情報が付加されているときには、当該付加情報を用いた所定の通信制御処理を実行する通信制御手段と、
を含む基地局装置。
【請求項6】
請求項5に記載の基地局装置であって、
前記通信制御処理は、前記付加情報が予め定めた条件を満足するか否かを判断し、その判断の結果に基づいて処理されたデータを、パケット通信網のゲートウェイへ送出する処理である基地局装置。
【請求項7】
請求項6に記載の基地局装置であって、
前記通信制御処理は、パケット通信網へデータを送出する前に、当該データから前記付加情報を除去する基地局装置。
【請求項8】
通信端末装置と、自己の所定近傍範囲に位置する通信端末装置と無線にて通信し、パケット通信網にゲートウェイを介して接続される基地局装置と、を含み、
前記通信端末装置は、
地上に固定された信号発信源から受信した信号を利用して測位情報を取得する測位情報取得手段と、
前記取得した測位情報を、所定の送信対象のデータに付加して前記基地局装置へ送信する通信手段と、
を含み、
前記基地局装置は、
通信端末装置から受信したデータに、測位情報が付加されているときには、当該測位情報を用いた所定の通信制御処理を実行する通信システム。
【請求項9】
通信端末装置が具備するプロセッサを、
地上に固定された信号発信源から受信した信号を利用して測位情報を取得する測位情報取得手段と、
前記取得した測位情報を、所定の送信対象のデータに付加して送信する通信手段と、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信端末装置、基地局装置、通信システム、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、携帯電話機などにおいてもGPS(Global Positioning System)や通信している基地局の位置情報を用いた測位機能が搭載されており、当該測位機能によって測位された位置情報が広く利用されている。
【0003】
例えば特許文献1には、銀行ATMの利用者認証において、位置情報を利用する例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-129626号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、通信の品質等の制御が、課金情報や通信量の情報等に応じて設定される例はあるが、端末の位置の情報など通信を行う主体に係る情報は、通信の品質等の制御に利用されてこなかったのが実情である。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、通信端末装置の位置等、通信を行う主体に係る情報に応じて通信の制御を行うことができる、通信端末装置、基地局装置、通信システム、及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記従来例の問題点を解決するための本発明の一態様は、通信端末装置であって、地上に固定された信号発信源から受信した信号を利用して測位情報を取得する測位情報取得手段と、当該取得した測位情報等を、所定の送信対象のデータに付加して送信する通信手段と、を含むこととしたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、通信端末装置の位置等、通信の主体に係る情報に応じた通信の制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る通信システムの例を表す概略構成図である。
本発明の実施の形態に係る通信端末装置と基地局装置との間で送受されるパケットデータの概要例を表す説明図である。
本発明の実施の形態に係る通信システムの動作例を表すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の態様に係る通信システム1は、図1に例示するように、複数の基地局装置10と、少なくとも一つのアンカー装置20と、通信端末装置30とを含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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