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公開番号2024062676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170676
出願日2022-10-25
発明の名称アンテナモジュール
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01Q 23/00 20060101AFI20240501BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】良好な外観を有するアンテナモジュールを提供する。
【解決手段】アンテナモジュール1によれば、給電電極13H,13Vを備える誘電体層2の外層側に、高い破壊靱性値を有する誘電体層3(又は誘電体層4)を配置することができる。高い破壊靱性値を有する材料は、亀裂が進展しにくい材料である。従って、アンテナモジュール1の外層側には、チッピング等が発生しにくい誘電体層を配置することができる。従って、チッピング等を抑制して、アンテナモジュールの外観を良好にすることができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも第1の放射電極、及び前記第1の放射電極と結合する第1の給電電極を備えるアンテナモジュールであって、
前記第1の給電電極を備える第1の誘電体層と、
前記第1の給電電極の厚み方向における、前記第1の誘電体層の一方側に配置される第2の誘電体層と、を備え、
前記第2の誘電体層の破壊靱性値は、前記第1の誘電体層の破壊靱性値より大きい、アンテナモジュール。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記第2の誘電体層のヤング率は、第1の誘電体層のヤング率より大きい、請求項1に記載のアンテナモジュール。
【請求項3】
前記第1の給電電極よりも前記厚み方向における他方側に配置されるグランド電極を更に備える、請求項1に記載のアンテナモジュール。
【請求項4】
前記第1の放射電極は、前記第2の誘電体層に配置される、請求項1に記載のアンテナモジュール。
【請求項5】
前記第1の放射電極は、前記第1の誘電体層の前記一方側の主面上に配置され、前記第2の誘電体層で覆われている、請求項1に記載のアンテナモジュール。
【請求項6】
前記厚み方向における前記第1の誘電体層の他方側に配置される第3の誘電体層を更に備える、請求項1に記載のアンテナモジュール。
【請求項7】
前記第3の誘電体層は、フィルタ回路パターンを有する、請求項6に記載のアンテナモジュール。
【請求項8】
前記第3の誘電体層の破壊靭性値は、前記第1の誘電体層の破壊靭性値より大きい、請求項6に記載のアンテナモジュール。
【請求項9】
前記第3の誘電体層のヤング率は、前記第1の誘電体層のヤング率より大きい、請求項6に記載のアンテナモジュール。
【請求項10】
前記第1の放射電極、及び前記第1の給電電極の周囲に配置される複数の柱状のグランド導体を備える、請求項1に記載のアンテナモジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アンテナモジュールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、アンテナモジュールとして、特許文献1に記載されたものが知られている。このアンテナモジュールは、給電電極が設けられた誘電体層と、他の回路(ハイパスフィルタ回路)が設けられた誘電体層と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/074377号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述のようなアンテナモジュールにおいては、誘電体層にチッピング等が発生することで、外観が損なわれるという問題が生じる。
【0005】
そこで、本開示は、良好な外観を有するアンテナモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係るアンテナモジュールは、少なくとも第1の放射電極、及び第1の放射電極と結合する第1の給電電極を備えるアンテナモジュールであって、第1の給電電極を備える第1の誘電体層と、第1の給電電極の厚み方向における、第1の誘電体層の一方側に配置される第2の誘電体層と、を備え、第2の誘電体層の破壊靱性値は、第1の誘電体層の破壊靱性値より大きい。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一側面によれば、良好な外観を有するアンテナモジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態によるアンテナモジュールの外観を示す略斜視図である。
本開示の一実施形態によるアンテナモジュールの外観を示す略斜視図である。
本実施形態によるアンテナモジュールの内部構造を説明するための模式図である。
アンテナモジュールから誘電体層を削除した状態を示す略斜視図である。
放電電極及び給電電極付近の様子を示す断面図である。
誘電体層の層構成を示す概略断面図である。
誘電体層の層構成を示す概略断面図である。
各誘電体層に用いる誘電体の特性を示す表である。
各誘電体層に用いる誘電体のチッピングの様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示のいくつかの実施形態について詳細に説明する。ただし、本開示は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態によるアンテナモジュール1の外観を示す略斜視図であり、放射面側から見た状態を示している。図2は、本開示の一実施形態によるアンテナモジュール1の外観を示す略斜視図であり、実装面側から見た状態を示している。 図3は、アンテナモジュール1の内部構造を説明するための模式図であり、マザーボード5に実装した状態を模式的に示している。図4は、アンテナモジュール1から誘電体層2~4を削除した状態を示す略斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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