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公開番号2024054170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024012433,2022512673
出願日2024-01-31,2021-03-31
発明の名称装置、方法、およびプログラム
出願人旭化成株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類B29C 45/76 20060101AFI20240409BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】樹脂の成形品を成形する場合に、不良品の発生を低減するべく樹脂成形を支援する装置および方法を提供する。
【解決手段】樹脂成形を支援する装置であって、樹脂成形の複数の成形因子の値に対応する、樹脂成形体の解析対象特性の予測値の確率分布を生成する予測部と、解析対象特性の予測値の確率分布を表示装置にさせるための表示処理を実行する表示処理部とを備える装置を提供する。予測部は、樹脂成形の複数の成形因子のうち少なくとも1つの成形因子の値を予め定められた範囲で変化させた場合における、解析対象特性の予測値の分布の変化を算出し、表示部は、解析対象特性の予測値の確率分布の変化を表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂成形を支援する装置であって、
前記樹脂成形の複数の成形因子の値に対応する、樹脂成形体の解析対象特性の予測値の確率分布を生成する予測部と、
前記解析対象特性の前記予測値の確率分布を表示装置に表示させるための表示処理を実行する表示処理部とを備える
装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記予測部は、前記樹脂成形の複数の成形因子のうち少なくとも1つの成形因子の値を予め定められた範囲で変化させた場合における、前記解析対象特性の予測値の確率分布の変化を算出し、
前記表示処理部は、前記解析対象特性の前記予測値の確率分布の変化を前記表示装置に表示させるための表示処理を実行する
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記予測部は、前記確率分布の変化を示す指標として前記解析対象特性の予測値の平均値の変化と標準偏差の変化とを算出し、
前記表示処理部は、前記平均値の変化と前記標準偏差の変化とを前記表示装置に表示させるための表示処理を実行する
請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記表示処理部は、前記解析対象特性の目標値を満たす可能性を有する前記成形因子の範囲を前記表示装置に表示させるための表示処理を実行する
請求項2または3に記載の装置。
【請求項5】
前記樹脂成形の複数の成形因子のうち少なくとも1つの成形因子の値の指定をユーザから受け取る入力部を備え、
前記表示処理部は、前記予測値の確率分布とともに、前記指定された成形因子の値における前記解析対象特性の前記予測値の確率分布を前記表示装置に表示させるための表示処理を実行する
請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
前記予測部は、
前記樹脂成形の前記複数の成形因子の少なくとも1つについてのデータを入力したことに応じて、前記解析対象特性の前記予測値の確率分布を生成するモデルを有する
請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
前記予測部は、複数の前記モデルを用いて、前記解析対象特性の前記予測値をそれぞれ生成し、生成した前記予測値の平均値と標準偏差とを算出する
請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記解析対象特性の目標値を満たす確率が最も高い前記複数の成形因子の組み合わせである推奨条件を生成する推奨部を備え、
前記表示処理部は、前記予測値の確率分布の変化とともに、前記推奨条件を前記表示装置に表示させるための表示処理を実行する
請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記予測部は、
予め樹脂成形を行った結果における前記複数の成形因子の値と前記解析対象特性の値との組を含む学習データを取得する取得部と、
前記学習データを用いて、前記複数の成形因子の値から前記解析対象特性の予測値を生成するモデルを学習する学習部とを有する
請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
前記予測部は、前記樹脂成形の複数の成形因子のうち少なくとも1つの成形因子における、前記解析対象特性の目標値を満たす確率を算出し、
前記表示処理部は、前記予測値の確率分布とともに、前記解析対象特性の目標値を満たす確率を前記表示装置に表示させるための表示処理を実行する
請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
樹脂の成形品を成形する場合、不良品の発生を低減するべく、製造装置2の操作者が成形条件を調整する必要がある。特許文献1には、操作者に対する支援として、成形条件による評価項目の変動を予測してグラフ表示することが記載されている。
特許文献1 特開2006-123172号公報
【0003】
しかし、特許文献1では、成形条件の範囲によって評価項目の予測精度が変化して、成形条件の調整の精度が悪くなることがある。
【0004】
本発明の第1の態様においては、樹脂成形を支援する装置を提供する。装置は、樹脂成形の複数の成形因子の値に対応する、樹脂成形体の解析対象特性の予測値の確率分布を生成する予測部を備えてよい。装置は、解析対象特性の予測値の確率分布を表示装置に表示させるための表示処理を実行する表示処理部を備えてよい。
【0005】
予測部は、樹脂成形の複数の成形因子のうち少なくとも1つの成形因子の値を予め定められた範囲で変化させた場合における、解析対象特性の予測値の確率分布の変化を算出してよい。表示処理部は、解析対象特性の予測値の確率分布の変化を表示装置に表示させるための表示処理を実行してよい。
【0006】
予測部は、確率分布の変化を示す指標として解析対象特性の予測値の平均値の変化と標準偏差の変化とを算出してよい。表示処理部は、平均値の変化と標準偏差の変化とを表示装置に表示させるための表示処理を実行してよい。
【0007】
表示処理部は、解析対象特性の目標値を満たす可能性を有する成形因子の範囲を表示装置に表示させるための表示処理を実行してよい。
【0008】
装置は、樹脂成形の複数の成形因子のうち少なくとも1つの成形因子の値の指定をユーザから受け取る入力部を備えてよい。表示処理部は、予測値の確率分布とともに、指定された成形因子の値における解析対象特性の予測値の確率分布を表示装置に表示させるための表示処理を実行してよい。
【0009】
予測部は、樹脂成形の複数の成形因子の少なくとも1つについてのデータを入力したことに応じて、解析対象特性の予測値の確率分布を生成するモデルを有してよい。
【0010】
予測部は、複数のモデルを用いて、解析対象特性の予測値をそれぞれ生成し、生成した予測値の平均値と標準偏差とを算出してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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