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公開番号2024052833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-12
出願番号2024026275,2020001134
出願日2024-02-26,2020-01-08
発明の名称増幅装置、レーダ装置
出願人古野電気株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H03F 1/52 20060101AFI20240405BHJP(基本電子回路)
要約【課題】故障した増幅器による悪影響を抑制する。
【解決手段】
増幅装置は、高周波信号を増幅する複数の増幅部と、複数の増幅部に共通の電源メインラインと、電源メインラインから分岐した複数の電源分岐ラインと、増幅部に接続した電源分岐ラインに対して配置され、電源分岐ラインから増幅部に流れる駆動電流に基づいて、電源分岐ラインを遮断する保護部と、増幅部と保護部との間に接続され、増幅部への駆動電圧の供給を制御する電源供給制御部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
高周波信号を増幅する複数の増幅部と、
前記複数の増幅部に共通の電源メインラインと、
前記電源メインラインから分岐した複数の電源分岐ラインと、
前記増幅部に接続した前記電源分岐ラインに対して配置され、前記電源分岐ラインから前記増幅部に流れる駆動電流に基づいて、前記電源分岐ラインを遮断する保護部と、
前記増幅部と前記保護部との間に接続され、前記増幅部への駆動電圧の供給を制御する電源供給制御部と、
を備える、増幅装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1に記載の増幅装置であって、
前記電源供給制御部に、前記増幅部への前記駆動電圧の供給の制御のための供給制御信号を生成する制御部と、
前記駆動電圧の変化に基づいて、前記電源供給制御部の監視信号を生成する監視部と、
前記監視信号に基づいて、前記制御部と前記電源供給制御部との接続の遮断を制御するスイッチと、
を備える、増幅装置。
【請求項3】
請求項2に記載の増幅装置であって、
前記電源供給制御部は、FETを用いて構成され、
前記電源供給制御部を構成する前記FETのゲートが前記スイッチに接続され、
前記スイッチは、前記FETのゲートを接地することで、前記制御部と前記電源供給制御部との接続を遮断する、
増幅装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の増幅装置であって、
前記複数の増幅部から出力された前記高周波信号を合成する合成部を備える、
増幅装置。
【請求項5】
請求項4に記載の増幅装置と、
前記合成部に接続し、前記合成された前記高周波信号を送信するアンテナと、
を備える、レーダ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高周波信号を増幅する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、高周波信号を増幅する電力増幅器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-175333号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、最終段の増幅器が1個であるが、最終段の増幅器を複数備えることがある。そして、複数の増幅器に対して共通の供給ラインで電源を供給する場合、故障した増幅器によって悪影響を及ぼすことがある。
【0005】
したがって、本発明は、複数の増幅器における故障した増幅器による悪影響を抑制する増幅装置および増幅方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の増幅装置は、高周波信号を増幅する複数の増幅部と、複数の増幅部に共通の電源メインラインと、電源メインラインから分岐した複数の電源分岐ラインと、増幅部に接続した電源分岐ラインに対して配置され、電源分岐ラインから増幅部に流れる駆動電流に基づいて、電源分岐ラインを遮断する保護部と、増幅部と保護部との間に接続され、増幅部への駆動電圧の供給を制御する電源供給制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、故障した増幅器による悪影響を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係る最終段増幅部を構成する1個の増幅回路の構成を示す回路図である。
図2は、本発明の実施形態に係る最終段増幅部の構成を示す回路図である。
図3(A)は、正常時の増幅回路の動作状態を示す回路図であり、図3(B)は、異常時の増幅回路の動作状態を示す回路図である。
図4は、本発明の実施形態に係るフェールセーフ処理を示すフローチャートである。
図5は、本発明の実施形態に係る送信装置の構成を示す機能ブロック図である。
図6は、本発明の実施形態に係る増幅回路の別の一例を示す回路図である。
図7は、故障数検出部の構成を示す回路図である。
図8は、本発明の実施形態に係るフェールセーフ処理および第1の送信制御を示すフローチャートである。
図9は、本発明の実施形態に係るフェールセーフ処理および第2の送信制御を示すフローチャートである。
図10は、本発明の第2の送信制御の制御テーブル例を示す図である。
図11は、判定用の監視信号の生成処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態に係る増幅装置、送信装置、および、増幅方法について、図を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る最終段増幅部を構成する1個の増幅回路の構成を示す回路図である。図2は、本発明の実施形態に係る最終段増幅部の構成を示す回路図である。図3(A)は、正常時の増幅回路の動作状態を示す回路図であり、図3(B)は、異常時の増幅回路の動作状態を示す回路図である。
【0010】
(最終段増幅部の構成)
まず、図2を用いて、最終段増幅部の構成について説明する。図2に示すように、最終段増幅部20は、4個の増幅回路21-24、3個の分配器201-203、3個の合成器204-206、および、電源ライン90を備える。増幅回路21-24は、具体的には、半導体を用いた増幅回路である。分配器201-203は、具体的には、例えば、マイクロストリップ線路を用いて構成される。合成器204-206は、具体的には、例えば、マイクロストリップ線路を用いて構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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