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公開番号
2024049315
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-09
出願番号
2023093285,2022155249
出願日
2023-06-06,2022-09-28
発明の名称
模型玩具
出願人
株式会社バンダイ
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
A63H
3/04 20060101AFI20240402BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】本発明は、模型玩具において、形態の変形に関わる新規な仕組みを提供する。
【解決手段】本模型玩具は、第1形態から第2形態に変形可能であり、第1部分と、第1形態において第1部分に接続され、第2形態へ変形する際に第1部分の少なくとも一部が摺動可能な第2部分とを備え、前記第2部分は、第1形態において回動可能な回動機構を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1形態から第2形態に変形可能な模型玩具であって、
第1部分と、
前記第1形態において前記第1部分に接続され、前記第2形態へ変形する際に前記第1部分の少なくとも一部が摺動可能な第2部分と
を備え、
前記第2部分は、前記第1形態において回動可能な回動機構を有することを特徴とする模型玩具。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1部分の少なくとも一部が摺動することにより、前記回動機構の回動を阻止することを特徴とする請求項1に記載の模型玩具。
【請求項3】
前記第2部分は、前記回動機構の回動の回動軸であって、且つ挿入部を含む前記回動軸を有し、
前記第1部分は、前記挿入部に挿入される棒部を有し、
前記棒部は、前記第1形態において前記挿入部に一部が挿入され、前記第2形態において前記挿入部にさらに挿入されて貫通することにより、前記回動機構の回動を阻止することを特徴とする請求項2に記載の模型玩具。
【請求項4】
前記第2形態において、前記挿入部を貫通した前記棒部の一部は、前記第2部分に形成された受け入れ部に挿入されることを特徴とする請求項3に記載の模型玩具。
【請求項5】
前記第1部分は、前記第1形態において前記第1部分の少なくとも一部の摺動を防止するストッパ部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の模型玩具。
【請求項6】
前記ストッパ部材は、前記第2部分の一部に当接することにより前記第1部分の少なくとも一部の摺動を防止し、
前記第2部分の一部は凹形状で形成され、
前記ストッパ部材は、前記第2部分の一部に当接した状態を維持して、前記回動機構による回動に従って回動することを特徴とする請求項5に記載の模型玩具。
【請求項7】
前記ストッパ部材は、前記第2形態へ変形する際に回転することによって、前記当接した前記第2部分の一部から離間することを特徴とする請求項6に記載の模型玩具。
【請求項8】
前記ストッパ部材は、前記第2形態において、他のパーツへの接続部となることを特徴とする請求項7に記載の模型玩具。
【請求項9】
前記第1部分及び前記第2部分は、前記模型玩具の胴体部を形成し、
前記第1部分には前記模型玩具の頭部が連結され、
前記第2形態において前記頭部の少なくとも一部が前記胴体部に収納されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の模型玩具。
【請求項10】
前記第2部分にはさらに脚部が接続され、前記回動機構の回動に連動して前記脚部が回動することを特徴とする請求項9に記載の模型玩具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、模型玩具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
人間や動物の動きに近い動作やポージングを実現すべく、人形玩具(模型玩具)には種々の関節や可動部が含まれる。また、模型玩具には複数の形態へ変形可能なものがあり、この場合においては関節等の可動機構に加えて変形に関する機構も有する。特許文献1には、ある形態からロボット形態へ展開することを阻止する展開係止手段を設け、当該展開係止手段をロボットの構成部材の中に形成する変形ロボット玩具を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭63-85292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では単に他の形態へ変形することを阻止する方法について検討されているものの、以下のような構成について検討されていない。例えば、変形前の形態では可動させたい場合であっても変形後の形態においては可動を固定したい場合もある。具体的には、変形前の形態においてより自然な動作やポージングを可能とする可動機構が、変形後の形態において自由に動作可能とすると、不自然な動作やポージングが可能となってしまうことがある。このように、模型玩具においては、形態の変形に関わる機構として種々の機能が要求されており、それらの機能に対応する新規な仕組みが要望されている。
【0005】
本発明は、例えば、模型玩具において、形態の変形に関わる新規な仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、例えば、第1形態から第2形態に変形可能な模型玩具であって、第1部分と、前記第1形態において前記第1部分に接続され、前記第2形態へ変形する際に前記第1部分の少なくとも一部が摺動可能な第2部分とを備え、前記第2部分は、前記第1形態において回動可能な回動機構を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、模型玩具において、形態の変形に関わる新規な仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る模型玩具の一形態の(a)外観正面及び(b)外観側面の一例を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の変形形態の(a)外観平面及び(b)外観側面の一例を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の上体部の(a)(b)正面及び側面(c)の一例を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の上体部の分解図。
一実施形態に係る模型玩具の上体部の回動機構を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の上体部における変形形態へのストッパを示す図。
一実施形態に係る模型玩具の上体部におけるロック機構の一例を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の上体部における可動の安定構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<模型玩具の外観>
まず図1Aを参照して、本実施形態に係る模型玩具100の外観構成の一例について説明する。図1A(a)は模型玩具100の外観正面を示し、図1A(b)は模型玩具100の外観側面を示す。なお、上下、左右、前後の矢印については図における模型玩具の向きを示し、他の図面についても同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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