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公開番号2025036698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024232947,2022082663
出願日2024-12-27,2020-07-15
発明の名称演出出力玩具
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類A63H 33/26 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】本体と、本体に着脱可能なベゼルとを備え、本体とベゼルとの間で無線通信により情報を授受する演出出力玩具の興趣性を向上させる。
【解決手段】本体1と、本体1に着脱可能なベゼル2とを有し、本体1は、演出出力部を備え、ベゼル2は、台座部6と、台座部6に設けられ、台座部6に対して変位可能な板状パーツ8と、を備え、演出出力部は、板状パーツ8が変位したことに基づき板状パーツ8の変位状態に応じた異なる演出内容を出力する、演出出力玩具。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
主玩具体と前記主玩具体に着脱可能な副玩具体とを有し、
前記主玩具体は、
演出出力部を備え、
前記副玩具体は、
台座部と、
前記台座部に設けられ、前記台座部に対して変位可能な変位部と、
を備え、
前記演出出力部は、前記変位部が変位したことに基づき前記変位部の変位状態に応じた異なる演出内容を出力する、演出出力玩具。
続きを表示（約 2,000 文字）【請求項２】
請求項１に記載の演出出力玩具において、
前記変位部の変位状態を判定可能な判定部をさらに備え、
前記判定部は、前記変位部が変位前の状態であるかおよび前記変位後の状態であるかを判定する、演出出力玩具。
【請求項３】
請求項２に記載の演出出力玩具において、
前記変位部は、前記変位前の状態に対応する第１位置から前記変位後の状態に対応する第２位置に変位可能であって、
前記副玩具体は、
前記第１位置から前記第２位置へ変位するように前記変位部を付勢する付勢部と、
前記台座部に設けられ、前記第１位置に前記変位部を係止する係止部と、
前記係止部の係止を解除可能に使用者に操作される操作部と、
を有する、演出出力玩具。
【請求項４】
請求項３に記載の演出出力玩具において、
前記判定部は、前記台座部に設けられ、前記変位部による押圧状態の変化によりオン状態とオフ状態と切り替え可能な押圧スイッチを含み、押圧スイッチがオン状態であるかオフ状態であるかに基づき前記変位部が前記変位前の状態であるか前記変位後の状態であるかを判定する、演出出力玩具。
【請求項５】
請求項４に記載の演出出力玩具において、
前記押圧スイッチは、前記変位部が前記第１位置に位置し該押圧スイッチを押圧した状態であることによりオン状態となり、前記変位部の前記第１位置からの変位に応じて前記変位部が前記押圧スイッチを押圧した状態の解除を検知したことに応じて前記押圧スイッチがオフ状態となるように構成され、
前記判定部は、前記押圧スイッチがオン状態であることに基づき、前記変位部が前記変位前の状態であると判定し、前記押圧スイッチがオフ状態であることに基づき、前記変位部が前記変位後の状態であると判定する、演出出力玩具。
【請求項６】
請求項２～５の何れか１項に記載の演出出力玩具において、
前記主玩具体は、
電源部と、
前記副玩具体の識別情報に関連付けた演出内容を記憶する第１記憶部と、
前記電源部から供給される電力によって駆動し、前記副玩具体に質問信号を送信する第１送信部と、
前記電源部から供給される電力によって駆動し、前記副玩具体から識別情報を受信する第１受信部と、
を有し、
前記演出出力部は、前記電源部から供給される電力によって駆動し、
前記副玩具体は、
前記変位部が前記変位前の状態であることに関連付けた識別情報である第１識別情報および前記変位部が前記変位後の状態であることに関連付けた識別情報である第２識別情報を記憶する第２記憶部と、
前記第１送信部からの前記質問信号を受信し、前記質問信号の受信により生じた誘導起電力により駆動される第２受信部と、
前記誘導起電力により駆動され、前記判定部での判定結果に基づいて、前記第２記憶部で記憶した第１識別情報および第２識別情報の何れか一方を読み出し前記第１受信部へ送信する第２送信部と、
を有する、演出出力玩具。
【請求項７】
請求項６に記載の演出出力玩具において、
前記第２送信部は、前記変位部が前記変位前の状態であると前記判定部で判定したことに基づき、第２記憶部で記憶した前記第１識別情報を読み出して前記第１受信部へ送信し、
前記演出出力部は、前記第１受信部で受信した前記第１識別情報に関連付けて前記第１記憶部で記憶した第１演出内容を出力し、
前記第２送信部は、前記第１演出内容の少なくとも一部の出力を開始した後、使用者による操作に応じて前記変位部が変位し、前記変位部が前記変位後の状態であると前記判定部で判定したことに基づき、前記第２記憶部で記憶した前記第２識別情報を読み出して前記第１受信部へ送信し、
前記演出出力部は、前記第１受信部で受信した前記第２識別情報に関連付けて前記第１記憶部で記憶した、前記第１演出内容とは異なる第２演出内容を出力する、演出出力玩具。
【請求項８】
請求項７に記載の演出出力玩具において、
前記演出出力部は、前記第１演出内容の出力を開始した後、所定時間内に、使用者による操作に応じて前記変位部が変位し、前記変位部が前記変位後の状態であると前記判定部が判定しなかった場合、前記第１演出内容および前記第２演出内容とは異なる第３演出内容を出力する、演出出力玩具。
【請求項９】
請求項６～８の何れか１項に記載の演出出力玩具において、
前記判定部は、前記誘導起電力により駆動される、演出出力玩具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、演出出力玩具に関し、特に、使用者が行う操作に応答して演出を出力する演出出力玩具に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、主玩具体と副玩具体とを接近させることにより演出を出力する玩具が知られている（例えば、特許文献１参照）。特許文献１では、主玩具体に対し副玩具体が接近しているか離間しているかを判断し、その判断によって異なる演出を出力することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－４２６３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１では、副玩具体の形態に変化はなく、それ故、副玩具体の形態の変化に基づき異なる演出を出力することなどは記載されていないが、玩具の興趣性をさらに向上させる観点からは、副玩具体の形態の変化に応じて多様な演出を出力することが望まれる。
【０００５】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願において開示される実施の形態のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【０００７】
一実施の形態における演出出力玩具は、主玩具体と前記主玩具体に着脱可能な副玩具体とを有し、前記主玩具体は、演出出力部を備え、前記副玩具体は、台座部と、前記台座部に設けられ、前記台座部に対して変位可能な変位部と、を備え、前記演出出力部は、前記変位部が変位したことに基づき前記変位部の変位状態に応じた異なる演出内容を出力するものである。
【発明の効果】
【０００８】
一実施の形態によれば、演出出力玩具の興趣性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態における演出出力玩具を示す斜視図である。
実施の形態における本体および円盤体を示す斜視図である。
実施の形態における演出出力玩具を示す斜視図である。
実施の形態における演出出力玩具を示す斜視図である。
実施の形態における演出出力玩具の内部のアンテナを示す斜視図である。
実施の形態における演出出力玩具にメダルを挿入する態様を示す断面図である。
実施の形態における演出出力玩具のブロック図である。
実施の形態における演出出力玩具の動作フローである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なときを除き、同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
（【００１１】以降は省略されています）

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