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公開番号2025036748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2025002527,2023100402
出願日2025-01-07,2020-07-08
発明の名称情報保持体、玩具セットおよびゲームシステム
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類A63F 13/20 20140101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】識別コードを精度良く検出できる情報保持体と、それに関連する技術を提供する。
【解決手段】情報保持体10は、本体部11と、本体部11に設けられ、且つ、ゲーム情報を保持する識別コードが付された第1領域13と、本体部11に設けられ、且つ、第1領域13の周囲に配置された第2領域14と、本体部11を被覆可能な被覆部12と、被覆部12に設けられた開口部17とを有する。被覆部12が本体部11を被覆したことに応じて、第2領域14が被覆部12によって被覆され、第1領域13が開口部17において露出される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
ゲーム情報を保持する識別コードが付された第１領域、および、前記第１領域の周囲に配置された第２領域を含む第１本体部と、
前記第１本体部を被覆可能な被覆部と、
前記被覆部に設けられた第１開口部と、
を有し、
前記被覆部が前記第１本体部を被覆したことに応じて、前記第２領域が前記被覆部によって被覆され、前記第１領域が前記第１開口部において露出される、情報保持体。
続きを表示（約 1,900 文字）【請求項２】
請求項１に記載の情報保持体において、
前記第２領域には、前記ゲーム情報に関連する絵柄および解説の少なくとも何れか一方が付されている、情報保持体。
【請求項３】
請求項１または２に記載の情報保持体において、
前記第１本体部には、第１連結部が設けられ、
前記被覆部には、第１連結部に連結可能な第２連結部が設けられ、
前記第１連結部に前記第２連結部が連結された状態で、前記第１本体部に対して前記被覆部を変位させることで、前記第２領域が前記被覆部によって被覆され、且つ、前記第１領域が前記開口部において露出される状態と、前記第１領域および前記第２領域が前記被覆部から露出される状態とをとり得る、情報保持体。
【請求項４】
請求項１に記載の情報保持体において、
前記被覆部のうち前記第１開口部の近くであって、且つ、前記被覆部によって前記第１本体部が被覆された状態における前記被覆部の表面上には、凹部が設けられている、情報保持体。
【請求項５】
請求項４に記載の情報保持体と、ゲーム周辺装置とを備えた玩具セットであって、
前記ゲーム周辺装置は、
第２本体部と、
前記第２本体部の外周に設けられた凸部と、
を有し、
前記凹部および前記凸部は、互いに嵌合可能であり、
前記凹部の形状および前記凸部の形状は、前記凹部に前記凸部が嵌合された状態において、前記情報保持体に対する前記第２本体部の回動が規制される形状である、玩具セット。
【請求項６】
請求項５に記載の玩具セットであって、
前記ゲーム周辺装置は、前記第２本体部の外周に設けられ、且つ、前記凸部の近くに設けられた第２開口部を更に有し、
前記凹部に前記凸部が嵌合された状態において、前記第１開口部および前記第２開口部は、互いに対向する、玩具セット。
【請求項７】
請求項６に記載の玩具セットであって、
前記ゲーム周辺装置は、前記第２本体部の内部に設けられ、且つ、ゲーム装置の少なくとも一部を搭載するための搭載部を更に有し、
前記搭載部に前記ゲーム装置の少なくとも一部が搭載された状態において、前記ゲーム装置に設けられ、且つ、前記第１領域に付された前記識別コードを検出可能な検出部が、前記第２開口部において露出され、
前記搭載部に前記ゲーム装置の少なくとも一部が搭載され、前記第１本体部が前記被覆部によって被覆され、且つ、前記凹部に前記凸部が嵌合された状態において、前記検出部は、前記識別コードを検出可能である、玩具セット。
【請求項８】
請求項７に記載の玩具セットであって、
前記搭載部に前記ゲーム装置の少なくとも一部が搭載され、前記第１本体部が前記被覆部によって被覆され、且つ、前記凹部に前記凸部が嵌合された状態において、前記第１開口部において露出された前記識別コードおよび前記第２開口部において露出された前記検出部は、前記凹部および前記凸部の嵌合方向において、検出部が前記識別コードを検出可能な所定の距離で離間する、玩具セット。
【請求項９】
請求項７に記載の玩具セットと、ゲーム装置とを備えたゲームシステムであって、
前記ゲーム装置は、前記ゲーム本体装置と、前記ゲーム付属装置とを有し、
前記ゲーム本体装置は、
実行部と、
前記実行部に電気的に接続され、且つ、前記実行部において実行されるゲーム内容を制御するための制御部と、
前記制御部に電気的に接続され、且つ、前記ゲーム付属装置から送信される情報を受信するための受信部と、
を含み、
前記ゲーム付属装置は、
前記検出部と、
前記検出部に電気的に接続され、且つ、前記ゲーム本体装置へ情報を送信するための送信部と、
を含み、
前記搭載部に前記ゲーム付属装置が搭載され、前記第１本体部が前記被覆部によって被覆され、且つ、前記凹部および前記凸部が嵌合された状態において、前記検出部は、前記識別コードを検出し、前記識別コードに保持されている前記ゲーム情報を前記送信部へ伝達し、前記送信部は、前記検出部から伝達された前記ゲーム情報を前記受信部へ送信し、前記受信部は、受信した前記ゲーム情報を前記制御部へ伝達し、前記制御部は、前記受信部から伝達された前記ゲーム情報に基づいて、前記実行部に前記ゲーム内容を実行させる、ゲームシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報保持体、玩具セットおよびゲームシステムに関し、特に、二次元コードのような識別コードを含む情報保持体、その情報保持体を備えた玩具セット、および、その玩具セットを備えたゲームシステムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ゲーム情報を保持する識別コードなどが付されたカード（情報保持体）から、ゲーム情報を読み取ることが可能なゲーム装置が流通している。例えば、特許文献１には、カードに記された二次元コードをゲーム装置の検出部で検出し、検出された情報に基づいて、ゲーム装置においてゲーム内容を実行できる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１３－１９８５２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１では、検出部を用いて二次元コードを検出する際に、ユーザ自身が検出部の位置を合わせる必要があるので、ゲーム装置を移動させて、二次元コードおよび検出部の位置合わせを調整しなければならない。それ故、子供などの器用でない者がユーザである場合、二次元コードの検出が確実に行えない恐れがある。また、特許文献１には、二次元コードの誤認識を防止するような施策は開示されていない。
【０００５】
本願の主な目的は、識別コードを精度良く検出できる情報保持体を提供することである。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願において開示される実施の形態のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【０００７】
一実施の形態における情報保持体は、第１本体部と、前記第１本体部に設けられ、且つ、ゲーム情報を保持する識別コードが付された第１領域と、前記第１本体部に設けられ、且つ、前記第１領域の周囲に配置された第２領域と、前記第１本体部を被覆可能な被覆部と、前記被覆部に設けられた第１開口部とを有する。ここで、前記被覆部が前記第１本体部を被覆したことに応じて、前記第２領域が前記被覆部によって被覆され、前記第１領域が前記第１開口部において露出される。
【発明の効果】
【０００８】
一実施の形態によれば、識別コードを精度良く検出できる情報保持体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態１における情報保持体を示す斜視図である。
実施の形態１における情報保持体を示す斜視図である。
実施の形態１におけるゲーム周辺装置を示す斜視図である。
実施の形態１におけるゲーム周辺装置の凸部および情報保持体の凹部を示す斜視図である。
実施の形態１におけるゲーム装置を示す斜視図である。
実施の形態１におけるゲーム付属装置を搭載したゲーム周辺装置を示す斜視図である。
実施の形態１におけるゲームシステムを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なときを除き、同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
（【００１１】以降は省略されています）

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