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公開番号2024046146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151357
出願日2022-09-22
発明の名称媒体処理装置及び画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B42B 5/00 20060101AFI20240327BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】圧着手段の寿命の延伸と、生産性の低下防止とを両立した媒体処理装置を提供する。
【解決手段】媒体処理装置は、媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、搬送部によって搬送された複数の媒体を支持可能なトレイと、トレイに支持された複数の媒体を加圧変形させて綴じる圧着手段とを備える。圧着手段は、複数の媒体上の加圧変形される綴じ領域の長手方向の幅を変更可能に構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送された複数の前記媒体を支持可能なトレイと、
前記トレイに支持された複数の前記媒体を加圧変形させて綴じる圧着手段とを備え、
前記圧着手段は、複数の前記媒体上の加圧変形される綴じ領域の長手方向の幅を変更可能に構成されていることを特徴とする媒体処理装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記圧着手段は、前記トレイに支持された複数の前記媒体の厚み方向の一方側の第一綴じ歯と他方側の第二綴じ歯とで、複数の前記媒体を挟持して加圧変形させ、
前記第一綴じ歯は、長手方向の中央領域が両端領域と独立して前記第二綴じ歯に接離可能に構成され、
前記第二綴じ歯は、全体が一体となって前記第一綴じ歯に接離可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項3】
前記圧着手段は、
複数の前記媒体を加圧変形させる第一圧着部と、
前記第一圧着部から前記搬送方向に離間した位置に配置されて、複数の前記媒体を加圧変形させる第二圧着部とを備え、
前記第二圧着部による前記綴じ領域の長手方向の幅は、前記第一圧着部より短いことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項4】
前記第一圧着部及び前記第二圧着部は、前記綴じ領域の長手方向が前記搬送方向に直交する主走査方向に平行に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の媒体処理装置。
【請求項5】
前記第一圧着部及び前記第二圧着部は、同時にまたは各々が独立して、前記トレイに支持された複数の前記媒体を綴じることを特徴とする請求項3に記載の媒体処理装置。
【請求項6】
前記第二圧着部は、前記第一圧着部より前記搬送方向の下流側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の媒体処理装置。
【請求項7】
前記圧着手段は、前記媒体のサイズが閾値未満の場合に、前記媒体のサイズが前記閾値以上の場合より、前記綴じ領域の長手方向の幅を短くすることを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項8】
前記媒体に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置によって画像が形成された複数の前記媒体を圧着綴じする請求項1に記載の媒体処理装置と、を備えることを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体処理装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、画像形成装置によって画像が形成されたシート状の媒体を束にして綴じる処理を行う媒体処理装置が知られている。なお、シート状の媒体の例として用紙が広く知られているので、本明細書では、シート状の媒体の束に関しては複数の用紙を積層した「用紙束」を例に用いることとする。
【0003】
媒体処理装置には、省資源化や環境負荷の低減を鑑みる観点から、金属製の綴じ針を用いずに、凹凸状の一対の綴じ歯で用紙束を挟持して加圧変形させる所謂「圧着綴じ」が可能な圧着手段を備えるものがある(例えば、特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成の媒体処理装置において、圧着手段が圧着綴じする領域(以下、「綴じ領域」と表記する。)の長手方向の幅を長くすると、小サイズの用紙束を圧着綴じする際に一対の綴じ歯の端部が用紙束からはみ出して直接接触する。その結果、一対の綴じ歯の端部の摩耗が進行して、寿命が短くなるという課題がある。一方、綴じ領域の長手方向の幅を短くすると、大サイズの用紙束を繰り返し圧着綴じする際の生産性が低下するという課題がある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、圧着手段の寿命の延伸と、生産性の低下防止とを両立した媒体処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された複数の前記媒体を支持可能なトレイと、前記トレイに支持された複数の前記媒体を加圧変形させて綴じる圧着手段とを備え、前記圧着手段は、複数の前記媒体上の加圧変形される綴じ領域の長手方向の幅を変更可能に構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、圧着手段の寿命の延伸と、生産性の低下防止とを両立した媒体処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成システムの全体構成を示す図。
後処理装置の内部構造を示す図。
内部トレイを用紙の厚み方向から見た図。
本実施形態に係る圧着手段の構成を示す模式図。
本実施形態に係る駆動力伝達機構の模式図。
後処理装置のハードウェア構成図。
綴じ処理のフローチャート。
変形例に係る圧着手段の斜視図及び綴じ痕の例を示す図。
変形例に係る駆動力伝達機構の模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る画像形成システム1について、図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成システム1の全体構成を示す図である。画像形成システム1は、用紙P(シート状の媒体)に画像を形成し、画像が形成された用紙Pに対して後処理を施す機能を有する。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置2と、後処理装置3(媒体処理装置)とで構成される。
【0010】
画像形成装置2は、用紙Pに画像を形成し、画像を形成した用紙Pを後処理装置3に排出する。画像形成装置2は、用紙Pが収容されたトレイと、トレイに収容された用紙Pを搬送する搬送部と、搬送部によって搬送された用紙Pに画像を形成する画像形成部とを主に備える。画像形成部は、インクを用いて画像を形成するインクジェット方式でもよいし、トナーを用いて画像を形成する電子写真方式でもよい。画像形成装置2の構成は既に周知なので、詳細な説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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