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公開番号2023152217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022069085
出願日2022-04-01
発明の名称クリップ
出願人個人
代理人
主分類B42F 1/02 20060101AFI20231005BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】束ねた用紙類等の厚さにかかわらず、用紙類等からの浮き上がりがなく、しっかりと保持できる線状材で形成されるクリップを提供する。
【解決手段】線対称形状で線状材を曲げ、線対称軸6に向けて垂直に延びる直線部3が、用紙類等を挟んだ時に用紙類等の側面に沿って裏面から表面を斜めに沿って変形することで、用紙類等の厚さ変化に対応する。線対称軸から離れる方向に伸びた腕部4の先に、直線部2と交差して押圧部5を形成することで、線対称位置の2箇所の押圧部5間の距離を大きくし、押圧部5は線条材の弾性力により用紙類を挟んでいない時に於ても押圧力を有した状態とする。線条材を弾性変形させて押圧部の位置を直線部2の裏側に一時的に移動し塑性変形させることで押圧力の調整ができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
線条材を略平面状に線対称形状に曲げ、線状材の全長の中間点から先に形成される部分は前記線対称軸を超えない領域にあり、線状材の全長の中間点から前記線対称軸を離れる方向に延びた後、線状材の全長の中間点から180度曲がった位置から、前記線対称軸に対し垂直で、前記線対称軸方向に近づく直線部を形成し、前記直線部の端部から前記中間点側に曲がり、前記線対称軸から離れる方向に延びた後、線状材の中間点からそこまでの線状材の一部分と交差し、前記交差部分が押圧部となり、前記押圧部は線状材の曲げを開く方向に弾性変形させると、中間点からそこまでの線状材と交差しない位置に移動することを特徴とするクリップ。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
被挟持物を挟んでいない状態に於いて、前記押圧部と、前記押圧部と交差している線状材とは互いに線状材の弾性力により押し合う状態となっている請求項1に記載のクリップ。
【請求項3】
線状材の全長の中間点から線対称軸に対して垂直に延びる第一直線部と、第一直線部の端末から90度屈曲した第二直線部と、第二直線部の端末から線対称軸方向に90度屈曲した第三直線部と、第三直線部の端末からさらに屈曲し、第二直線部と交差する形状を成すことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のクリップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙類等を挟んで保持するためのクリップに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
複数枚の用紙類等を挟んで保持するクリップとして、金属線材を楕円形状に曲げた、所謂ゼムクリップ(登録商標)がある。ゼムクリップ(登録商標)は用紙の保持力が小さい、クリップが被挟持物から外れやすい、被挟持物の厚さ変化への対応力が小さい短所がある。
【0003】
それらの短所に対して、保持力を高め外れにくく、被挟持物の厚さ変化への対応力を増したクリップが考案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公昭61-022640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているクリップについて、特許文献1の図に記載されている符号を括弧内に記載して説明する。特許文献1に記載されているクリップは、局部的な二箇所の押圧端部(22)で被挟持物(14)を押圧し、主としてネジリ軸部(16)が捩られるため前曲部(20)や内曲部(21)に強い曲がりを生じないことにより、押圧端部(22)が滑りにくく、しっかりと被挟持物を保持することができる。
【0006】
しかし、両腕部(18)の外端部(19)から押圧端部(22)へ続く前曲部(20)と内曲部(21)が押圧端部(22)よりも外側にあるため、とくに被挟持物が厚い場合に前曲部(20)と内曲部(21)が被挟持物表面に密着せず浮き上がった状態となり、使用時に引っ掛かるなど障害となり、被挟持物の厚さ変化への対応が十分でない欠点がある。
【0007】
また、押圧端部(22)より外側に前曲部(20)と内曲部(21)があるため、2箇所の押圧部間の距離に対しクリップ全体の寸法が大きくなる欠点がある。
【0008】
したがって、本発明の目的は2箇所の押圧部がクリップ全体の外周部にあり、被挟持物の厚さ変化に対する対応力が大きく、被挟持物表面に密着する線状材から成るクリップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るクリップは、線状材を略平面状に線対称形状に曲げたもので、線状材の全長の中間点から線対称軸を離れる方向に延びた後、線状材の全長の中間点から180度曲がった位置から、前記線対称軸と垂直で、前記線対称軸に近づく直線部を形成し、前記直線部の端部から前記中間点側に曲がり、前記線対称軸から離れる方向に延びた後、線状材の全長の中間点からそこまでの線状材の一部分と交差する位置で押圧部を形成し、前記押圧部は線状材の曲げを開く方向に弾性変形させることで、中間点からそこまでの線状材と交差しない場所に移動できる位置にあるように形成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、図3に示すように線状材の全長の中間点6から180度曲がった位置の第三直線部3が被挟持物11の側面を被挟持物の片面から反対面まで斜めに沿うように変形することで、被挟持物の厚さ変化に対応することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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