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公開番号2023090593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-29
出願番号2021215528
出願日2021-12-17
発明の名称プルタブ付き囲碁シール
出願人個人
代理人
主分類B42D 15/00 20060101AFI20230622BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】囲碁における採譜の煩わしさを解消するプルタブ付きシールを提供する。
【解決手段】このプルタブ付きシールは互先用と置き碁用があり、専用碁罫紙および特製専用ボードを一体として使用すれば所期の効果を発揮する。プルタブ付きシールには、すでに黒白の順数字が印刷してあり、色鉛筆などの筆記具は不要となり、誤記入もなく訂正も不要になった。シールを簡単に貼るための専用碁罫紙も用意し、シート、碁罫紙、ボードの3点をWクリップなどで暫時固定し膝の上に置けばシールを簡単に碁罫紙に貼ることができる。これにより対局中の採譜が、早く、簡単、かつ正確に行えるため、対局中に思考を中断されることがなく採譜の煩わしさも解消される。よって囲碁愛好者が対局を楽しみながら採譜することが容易なため、棋譜に基づく学習が促進され、棋力の一層の向上が期待される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
手順数字を印刷したシール本体に、ミシン目を設けて切り取り可能なプルタブを付けた、プルタブ付きシール。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
シールの形を４遇に小さいカーブをつけた四角形であること。
【請求項３】
シールを多数印刷した各シートの碁石の中の数字は、右上から縦列に進み、順次左の列へ進む形態としたこと。
【請求項４】
各シートの上端および下端に無印刷のシール残し部分を設けたこと。
【請求項５】
専用碁罫紙に、劫の着手・抜き跡への着手を張り付ける欄を設けたこと。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、囲碁の対局中に棋譜を取る一連の動作を、早く、簡単、かつ正確に行うことを可能とするためのプルタブ付きシールと、この動作を補完し所期の効果を発揮するための専用碁罫紙に関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
囲碁の着手は、対局者が黒石と白石を盤上の交点に交互に置くことによってなされる。
通常、一般の対局では、棋譜を取る作業（以下、採譜という）は対局している本人が行なっている。
この黒と白の着手を表す数字は、色鉛筆や多色ボールペンなどの筆記具によって２色を交互に使用し、対局中に１手毎または数手毎にクリップボードなどに挟んだ碁罫紙に、手順に従い記入していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
囲碁において採譜するためには、黒石と白石の着手が交互になされることから、この黒石と白石の着手を区別するために色鉛筆や多色ボールペンなどの筆記具を用いて色を区分する必要があった。
そのため、碁罫紙に着手を記録するときは一手毎又は数手毎に対局を中断し、そのつど筆記具を手に取り、２色を使い分けながら記入しなければならず手間がかかり、対局者にとっては煩わしい作業となっていた。
【０００４】
また、記入する際に手順の数字や、記入個所を間違えることも多々あり、この場合は訂正作業が必要となるため、対局を中断せざるを得なかった。
【０００５】
さらに、通常の囲碁の対局机は広さに余裕がなく、採譜用のクリップボードを置くスペースがないことも大変不便であった。
【０００６】
上記の諸問題は、対局者が一貫した思考を行うことへの大きな障害となっていたことから、採譜そのものを行わないか、採譜の途中で諦めることとなる。
本発明は、このような従来の欠点を解決し、採譜する機会を増大するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
この発明は、プルタブ付きシール互先用（１）、およびプルタブ付きシール置き碁用（２）、専用碁罫紙（３）、および特製専用ボード（４）、で構成される。
【発明の効果】
【０００８】
プルタブ付きシールには、すでに黒白の手順に応じた数字が印刷してあるため、色鉛筆や多色ボールペンなどの筆記具を不要とした。
【０００９】
プルタブ付きシールには、すでに黒白の手順に応じた数字が印刷してあることから、誤記入の心配がなく、訂正も不要になった。
【００１０】
碁罫紙をクリップで暫時固定する専用のボードを開発し、膝の上に置くようにしたことにより、ボードを置く机上のスペースも不要とした。
（【００１１】以降は省略されています）

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