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公開番号2024039726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144307
出願日2022-09-12
発明の名称仕切り構造体及びパネル上端カバー用具
出願人個人
代理人個人
主分類E04B 2/74 20060101AFI20240315BHJP(建築物)
要約【課題】会場のフロアーが傾いているとか凹んでいるなど、水平面でない条件であっても、複数並べられる仕切りパネルの上端部の高さ位置を揃えることができて見た目が改善されるように、より工夫された仕切り構造体、並びにそれに用いられるパネル上端カバー用具を提供する。
【解決手段】仕切りパネル1の上端部に着脱可能に装着される支持具12と、支持具12に着脱可能に装着されるカバー体3Aとが設けられ、仕切りパネル1の上端部に装着された支持具12にカバー体3Aを装着させて、仕切りパネル1のパネル面1pに交差する方向視で仕切りパネル1の上端部がカバー体3Aで隠される状態に構成されている仕切り構造体。カバー体3Aを支持具12に着脱可能に装着させる支持機構13は、支持具12に対するカバー体3Aの高さ位置が調節可能に構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
仕切りパネルの上端部に着脱可能に装着される支持具と、前記支持具に着脱可能に装着されるカバー体とが設けられ、
前記仕切りパネルの上端部に装着された前記支持具に前記カバー体を装着させて、前記仕切りパネルのパネル面に交差する方向視で前記仕切りパネルの上端部が前記カバー体で隠される状態に構成されている仕切り構造体。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記支持具は、前記仕切りパネルの上面に載置される支持本体と、前記支持本体の両端から下方に延ばされる一対の脚部とを有して、前記仕切りパネルの上端部を跨いで載せ付けられるように構成されている請求項1に記載の仕切り構造体。
【請求項3】
前記カバー体を前記支持具に着脱可能に装着させる支持機構が設けられ、前記支持機構は、前記支持具に対する前記カバー体の高さ位置が調節可能に構成されている請求項1又は2に記載の仕切り構造体。
【請求項4】
前記支持機構は、磁力を有する有磁体と前記有磁体に磁着される被磁着体とを、前記支持具と前記カバー体とに振り分けて設けることにより構成ざれている請求項3に記載の仕切り構造体。
【請求項5】
前記有磁体はマグネットシートであり、前記被磁着体は金属板である請求項4に記載の仕切り構造体。
【請求項6】
前記仕切りパネルにおける前記カバー体が装着されている側のパネル面と前記カバー体との間に隙間が設けられている請求項4又は5に記載の仕切り構造体。
【請求項7】
仕切りパネルの上端部に跨いで載せ付けられ可能な支持具と、
前記仕切りパネルのパネル面に交差する方向視で前記仕切りパネルの上端部を隠し可能なカバー体を、前記支持具に係止させる支持機構とが備えられ、
前記カバー体で前記仕切りパネルの上端部を隠せるように、前記仕切りパネルの上端部に載せ付けられている前記支持具に前記支持機構により前記カバー体を係止させることが可能に構成されているパネル上端カバー用具。
【請求項8】
前記支持機構は、磁力を用いて前記カバー体を前記支持具に係止する構成とされている請求項7に記載のパネル上端カバー用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、催物フロアーや展覧場などの会場で使用される仕切りパネルの敷設に関するものであって、仕切り壁を作るために複数並べて用いられる仕切り構造体、並びにそれに用いられるパネル上端カバー用具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
展示会や催し物などの期日が限定された何らかの会を行うにあたり、デパートやホテル、或いは公営施設などの会場を借りて設営されることが多い。例えば、複数の業者が集う展示会を行う場合のブース(展示スペース)を区切る壁としては、多数の仕切りパネルを並べてなる仕切り壁が用いられる。
【0003】
仕切りパネルを並べて空間を仕切る手段、即ち仕切り壁を構築する手段の例としては、特許文献1で開示される内壁パネル(特に、図7,8を参照)や、特許文献2で開示される間仕切りユニット(特に、図7を参照)等が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3151596号公報
実用新案登録第3230260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通常、仕切りパネルは会場のフロアー(床)に置いて並べて用いることが多いが、古い建物や床が柔らかい(強度が不足気味など)場合にはうまく敷設できないことがある。
即ち、会場となる場所の床は必ずしも水平面でなく若干傾斜しているとか、室の中央部が少し低くなっている(床の中央部が窪んでいる)ことがあると、隣合う仕切りパネルどうしに段差(高さ位置のズレ)ができてしまい、見栄えが芳しくないことが生じる。
【0006】
例えば、図1に示されるように、フロアー(床)Fの図1における右側部位が左側部位に比べて若干低くなっている場合に、複数の仕切りパネル1を前後に並べて仕切り壁を敷設すると、各仕切りパネル1の高さ、即ちパネルの上面1fの高さ位置が右に行くに従って低くなるように配置されることになってしまう。
【0007】
隣合う仕切りパネルの下端どうしの高さのズレは、足元の低い位置(ほぼ床面高さ)であまり目立たないが、仕切りパネルの上端どうしの高さの位置ズレは目立ち易くて見た目の印象がよろしくない。従って、仕切りパネルを複数並べてなる仕切り壁としては、改善の余地が残されているものであった。
【0008】
本発明の目的は、会場のフロアーが傾いているとか凹んでいるなど、水平面でない条件であっても、複数並べられる仕切りパネルの上端部の高さ位置を揃えることができて見た目が改善されるように、より工夫された仕切り構造体、並びにそれに用いられるパネル上端カバー用具を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、仕切り構造体において、
仕切りパネル1の上端部に着脱可能に装着される支持具12と、前記支持具12に着脱可能に装着されるカバー体3Aとが設けられ、
前記仕切りパネル1の上端部に装着された前記支持具12に前記カバー体3Aを装着させて、前記仕切りパネル1のパネル面1pに交差する方向視で前記仕切りパネル1の上端部が前記カバー体3Aで隠される状態に構成されていることを特徴とする。
【0010】
第2の本発明は、パネル上端カバー用具において、
仕切りパネル1の上端部に跨いで載せ付けられ可能な支持具12と、
前記仕切りパネル1のパネル面1pに交差する方向視で前記仕切りパネル1の上端部を隠し可能なカバー体3Aを、前記支持具12に係止させる支持機構13とが備えられ、
前記カバー体3Aで前記仕切りパネル1の上端部を隠せるように、前記仕切りパネル1の上端部に載せ付けられている前記支持具12に前記支持機構13により前記カバー体3Aを係止させることが可能に構成されている
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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