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公開番号2024036009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022140698
出願日2022-09-05
発明の名称サッシ
出願人三協立山株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E06B 1/12 20060101AFI20240308BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】熱による伸縮を原因とする方立の変形の防止。
【解決手段】サッシは、方立と横枠と方立補強部材とを備え、方立と横枠は、パネルを支えるものであり、所定のピッチで横枠の外周に取り付けられたアンカーと躯体とが溶接材を介して固定されており、方立補強部材は、枠側部材と連結部材を有し、方立の左右の横枠の方立近傍位置に各々設けられており、枠側部材は、横枠のパネル間口の内周側からねじで固定されており、連結部材は、躯体と溶接材を介して固定され、枠側部材と連結部材とが、上下方向に相対移動可能に連結されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
方立と横枠と方立補強部材とを備え、
方立と横枠は、パネルを支えるものであり、所定のピッチで横枠の外周に取り付けられたアンカーと躯体とが溶接材を介して固定されており、
方立補強部材は、枠側部材と連結部材を有し、方立の左右の横枠の方立近傍位置に各々設けられており、
枠側部材は、横枠のパネル間口の内周側からねじで固定されており、連結部材は、躯体と溶接材を介して固定され、枠側部材と連結部材とが、上下方向に相対移動可能に連結されているサッシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サッシに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
サッシは、躯体開口に取り付けるものであり、方立と上下横枠を連結した枠体内にパネルを備えたものが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このようなサッシは、サッシ取り付け後に熱による伸縮を原因とする方立の変形が生じるという心配があった。
このため、熱による伸縮を原因とする方立の変形の防止が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前述の課題を解決するために請求項1記載によるサッシは、方立と横枠と方立補強部材とを備え、方立と横枠は、パネルを支えるものであり、所定のピッチで横枠の外周に取り付けられたアンカーと躯体とが溶接材を介して固定されており、方立補強部材は、枠側部材と連結部材を有し、方立の左右の横枠の方立近傍位置に各々設けられており、枠側部材は、横枠のパネル間口の内周側からねじで固定されており、連結部材は、躯体と溶接材を介して固定され、枠側部材と連結部材とが、上下方向に相対移動可能に連結されている。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、前述の構成により、熱による伸縮を原因とする方立の変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
サッシの全体正面概略図であり、室内側から見た図である。
方立補強部材の取り付け構造を示し、(a)は上横枠の一部を切欠いた拡大正面図、(b)は、(a)の(b)-(b)断面図である。
熱による伸縮を原因とする方立の変形が防止された状態を示す図である。
方立補強部材の構造を説明する図であり、(a)は、斜視図、(b)は、分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態のサッシ1を説明する。
以下の説明では、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【0008】
[サッシの構成]
図1は、サッシ1の全体概略図を示しており、躯体2に設けられた躯体開口20に取り付けられた状態を示している。
図2は、方立補強部材7の取り付け構造を示し、(a)は上横枠(横枠)40の一部を切欠いた拡大正面図、(b)は、(a)の(b)-(b)断面図である。
サッシ1は、方立3と、上横枠40と、下横枠41と、竪枠42を枠組みした枠体4にパネル(ガラスパネル)5が嵌め込まれたはめ殺しのものである。
方立3は、長手方向を上下方向としてサッシ1の左右中央に配置され、方立3の左側の見込面30に枠体4の左側の上横枠40と下横枠41の端部が固定され、方立3の右側の見込面31に枠体4の右側の上横枠40と下横枠41の端部が固定されている。
枠体4は、方立3と、上横枠40および下横枠41と、サッシ1の左右側の竪枠42とを有し、竪枠42の見込面421に上横枠40および下横枠41の端部が固定されている。
上横枠40のパネル間口40aの溝底400に、下横枠41のパネル間口(図示せず)の溝底(図示せず)、竪枠42のパネル間口(図示せず)の溝底(図示せず)には、複数のアンカー6が一定間隔を空けて取り付けられている。
また、方立3の左右両側には、上横枠40のパネル間口40aの溝底400に方立補強部材7が取り付けられている。
【0009】
アンカー6と方立補強部材7は、あらかじめサッシ1に取り付けられており、躯体開口20における内周側の見込面200に、アンカー6と方立補強部材7の位置に合わせて溶接される溶接材21に溶接され、これによりサッシ1が躯体開口20に取り付けられる。
【0010】
方立補強部材7は、後述する枠側部材70の左右のいずれかの側面部702が方立3の左右の見込面30、31に当接するように上横枠40のパネル間口40aの溝底400に、ねじ7aにより固定されている。
方立補強部材7は、方立3の左右両側の近傍にあり、左側の方立補強部材7にあっては、枠側部材70の右側の側面部702が方立3の左側の見込面30に当接し、右側の方立補強部材7にあっては、枠側部材70の左側の側面部702が方立3の右側の見込面31に当接するように配置されている。
このような方立補強部材7は、方立3の左右に固定された上横枠40に、且つ方立3の近傍に各々設けられており、躯体開口部20に直接取り付けられてない方立3の近傍におけるサッシ1の躯体2への接合強度を高くできる。
(【0011】以降は省略されています)

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