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公開番号2024030056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022132610
出願日2022-08-23
発明の名称熱交換素子
出願人株式会社テクノフロンティア
代理人個人,個人
主分類F28F 3/00 20060101AFI20240229BHJP(熱交換一般)
要約【課題】軽量で持ち運びに便利な熱交換素子を提供する。
【解決手段】一壁面部と、他壁面部と、一壁面部と他壁面部とを連結する多数の平行なリブ片3を有するプラスチック段ボール素材4を打抜き形成した水用第1流路形成部材と気体用第2流路形成部材の各々に、フィルム6を張設して成る第1熱交換部材7Aと第2熱交換部材7Bとを、交互にかつ前後に複数枚積層して構成され、気体と水の熱交換を行う熱交換素子である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一壁面部(1)と、他壁面部(2)と、該一壁面部(1)と他壁面部(2)とを連結する多数の平行なリブ片(3)を有するプラスチック段ボール素材(4)を打抜き形成した水用第1流路形成部材(5A)と気体用第2流路形成部材(5B)の各々に、フィルム(6)を張設して成る第1熱交換部材(7A)と第2熱交換部材(7B)とを、交互にかつ前後に複数枚積層して構成され、気体と水の熱交換を行う熱交換素子であって、
上記第1熱交換部材(7A)は、窓部(8)が打抜き形成されるとともに正面視外形形状が矩形の第1流路形成部材(5A)と、該第1流路形成部材(5A)と外形形状が略同一であって上記第1流路形成部材(5A)に張設された第1フィルム(6A)と、から成り、
上記第2熱交換部材(7B)は、窓部(9)が打抜き形成されるとともに上記第1流路形成部材(5A)と外形形状が略同一の第2流路形成部材(5B)と、該第2流路形成部材(5B)と外形形状が略同一であって上記第2流路形成部材(5B)に張設された第2フィルム(6B)と、から成り、
上記第1流路形成部材(5A)と上記第1フィルム(6A)と上記第2流路形成部材(5B)と上記第2フィルム(6B)とが、順次繰り返し重なるように、かつ、上記第1流路形成部材(5A)のリブ方向(R
1
)を上下方向として、上記第2流路形成部材(5B)のリブ方向(R
2
)を左右方向として、上記第1熱交換部材(7A)と第2熱交換部材(7B)とを交互に積層させ、
上記フィルム(6)の水と接する面(10)が、親水性を有することを特徴とする熱交換素子。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
上記フィルム(6)が、水と接する側に、親水層(11)を有する請求項1記載の熱交換素子。
【請求項3】
上記フィルム(6)が、親水性樹脂から成る請求項1記載の熱交換素子。
【請求項4】
上記第1流路形成部材(5A)は、複数本の左右方向の細帯部(12)を残して上記窓部(8)が打抜き形成されている請求項1,2又は3記載の熱交換素子。
【請求項5】
上記フィルム(6)の厚さ寸法(t
6
)を、3μm以上 100μm以下に設定した請求項1,2又は3記載の熱交換素子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換素子に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷風機や空調機には、熱交換素子が内臓されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-132339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1記載の冷風機に用いられている熱交換素子は、熱交換素子がアルミニウム等から成り、持ち運ぶ際、重いという問題がある。そこで、本発明は、軽量で持ち運びに便利な熱交換素子を提供することを目的とする。
【0005】
また、熱交換素子がハニカム構造のアルミニウムから成る熱交換素子の場合、形状が複雑なので製造コストが高くなるとともに、防錆処理が必要なので、さらに高価になるという欠点があった。そこで、本発明は、容易に製造することができて安価な熱交換素子を提供することを目的とする。
【0006】
また、熱交換素子がハニカム構造のアルミニウムから成る熱交換素子の場合、熱交換が行われる(隣接する)気体の流路と水の流路との間に配設されるアルミニウムの厚さ寸法が約1mmもあり、熱交換率が低いという欠点があった。そこで、本発明は、熱交換率が高い熱交換素子を提供することを目的とする。
【0007】
また、アルミニウムから成る熱交換素子は、形状寸法を容易に変更することができないという問題もあった。そこで、本発明は、形状寸法を容易に変更することができる熱交換素子を提供することを目的とする。
【0008】
また、熱交換素子にあっては、水を上から下に流す際、水が流れる速度が速いので、熱交換率が低いという欠点があった。そこで、本発明は、熱交換率が高い熱交換素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る熱交換素子は、一壁面部と、他壁面部と、該一壁面部と他壁面部とを連結する多数の平行なリブ片を有するプラスチック段ボール素材を打抜き形成した水用第1流路形成部材と気体用第2流路形成部材の各々に、フィルムを張設して成る第1熱交換部材と第2熱交換部材とを、交互にかつ前後に複数枚積層して構成され、気体と水の熱交換を行う熱交換素子であって、上記第1熱交換部材は、窓部が打抜き形成されるとともに正面視外形形状が矩形の第1流路形成部材と、該第1流路形成部材と外形形状が略同一であって上記第1流路形成部材に張設された第1フィルムと、から成り、上記第2熱交換部材は、窓部が打抜き形成されるとともに上記第1流路形成部材と外形形状が略同一の第2流路形成部材と、該第2流路形成部材と外形形状が略同一であって上記第2流路形成部材に張設された第2フィルムと、から成り、上記第1流路形成部材と上記第1フィルムと上記第2流路形成部材と上記第2フィルムとが、順次繰り返し重なるように、かつ、上記第1流路形成部材のリブ方向を上下方向として、上記第2流路形成部材のリブ方向を左右方向として、上記第1熱交換部材と第2熱交換部材とを交互に積層させ、上記フィルムの水と接する面が、親水性を有するものである。
【0010】
また、上記フィルムが、水と接する側に、親水層を有するものである。
また、上記フィルムが、親水性樹脂から成るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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