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公開番号2024007616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022108792
出願日2022-07-06
発明の名称建物
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20240112BHJP(建築物)
要約【課題】荷捌き等の作業を行う作業スペースを確保し、居室内における清潔性の確保や、荷物の持ち運びに係る負担を軽減できる使い勝手の良いバックヤードを備えた建物を提供することを目的とする。
【解決手段】居室24と、この居室24に隣接して設けられたバックヤード26を備えた建物1において、バックヤード26を構成する壁のうち居室24とバックヤード26との間に設けられた壁には、居室24とバックヤード26とを連通する第一出入口26aが形成され、バックヤード26を構成する壁のうち屋外に面する外壁6には、宅配ボックス70が設けられており、バックヤード26は、第一出入口26a及び宅配ボックス70に隣接して設けられ、宅配ボックス70に収納される荷物の荷捌き等の作業を行うための作業スペースSと、作業スペースSに隣接して設けられ、水栓及びシンクを備えた作業台66と、を有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
居室と、この居室に隣接して設けられた小部屋であるバックヤードと、を備えた建物において、
前記バックヤードを構成する壁のうち、前記居室と前記バックヤードとの間に設けられた壁には、前記居室と前記バックヤードとを連通する第一出入口が形成されており、
前記バックヤードを構成する壁のうち、屋外に面する外壁には、屋外側からの荷物の出し入れと前記バックヤード側からの荷物の出し入れが可能な宅配ボックスが設けられており、
前記バックヤードは、
前記第一出入口及び前記宅配ボックスに隣接して設けられ、前記宅配ボックスに収納される荷物の荷捌き等の作業を行うための作業スペースと、
前記作業スペースに隣接して設けられ、水栓及びシンクを備えた作業台と、を有することを特徴とする建物。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建物において、
前記バックヤードは、玄関に隣接して設けられ、
前記バックヤードを構成する壁のうち、前記玄関と前記バックヤードとの間に設けられた壁には、前記玄関と前記バックヤードとを連通する第二出入口が形成されていることを特徴とする建物。
【請求項3】
請求項2に記載の建物において、
前記バックヤードは、
前記作業スペースに隣接して設けられたゴミ置き場と、
前記第一出入口及び前記第二出入口と前記ゴミ置き場との間に立設された遮蔽部と、を更に有することを特徴とする建物。
【請求項4】
請求項3に記載の建物において、
前記バックヤードは、屋外に空気を排出するための換気設備を更に有することを特徴とする建物。
【請求項5】
請求項3に記載の建物において、
前記バックヤードは、前記玄関と連続する廊下に隣接して設けられ、
前記バックヤードを構成する壁のうち、前記廊下と前記バックヤードとの間に設けられた壁には、前記廊下と前記バックヤードとを連通する第三出入口が形成されており、
前記遮蔽部は、前記第三出入口と前記ゴミ置き場との間に立設されていることを特徴とする建物。
【請求項6】
請求項5に記載の建物において、
前記バックヤードは、手洗い器を有する台が設置された手洗い場を更に有し、
前記手洗い場は、前記玄関及び前記廊下に隣接する箇所に配置されていることを特徴とする建物。
【請求項7】
請求項2に記載の建物において、
前記玄関は、床が土間床とされた玄関土間部を有し、
前記バックヤードは、前記第二出入口に隣接し、かつ、床が土間床とされた土間エリアを有し、
前記玄関における前記玄関土間部の前記土間床と、前記バックヤードにおける前記土間エリアの前記土間床は、連続して形成されて略等しい高さに設定されていることを特徴とする建物。
【請求項8】
請求項3に記載の建物において、
前記作業台は、前記水栓及び前記シンクが設けられた天板を備え、
前記天板は、前記遮蔽部に隣接する部位を有し、当該部位の下方に形成された空間が、前記ゴミ置き場とされていることを特徴とする建物。
【請求項9】
請求項1に記載の建物において、
前記宅配ボックスは、荷物を収納する収納部が複数に分かれて形成されており、
前記宅配ボックスが設けられた前記外壁には、屋外側からの荷物の出し入れが行われる開口部が、複数の前記収納部ごとに分かれた状態で形成されるとともに、各々の前記開口部を開閉する扉が設けられていることを特徴とする建物。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載の建物において、
前記バックヤードは、前記作業スペースに隣接して設けられた収納部を更に有することを特徴とする建物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内においてバックヤードを備えた建物に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネット通販の拡大や、いわゆるCtoC(Consumer to Consumer:個人間取引)等の増加に伴い、宅配便の物流量が増大しており、戸建て住宅であるか、マンション等の共同住宅であるかなどに関わりなく、宅配ボックスの需要が高まっている。
特許文献1には、外壁の内側に収納部を形成し、この収納部に連通する開口部を外壁に形成するとともに、この開口部に外扉を設けたビルトイン型の宅配ボックスが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-137407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば宅配ボックスが玄関にあると、玄関にはシューズクローゼットがあったり傘立てが置いてあったりするため、宅配ボックスに届けられた荷物の開梱作業を行うスペースが無いか、あるいは狭い場合がある。そこで、荷物を広い居室に持って行き、居室内で開梱作業を行う場合があるが、荷物は必ずしも清潔な状態ではないため、極力、荷物を居室に持ち込みたくないという要望がある。また、近年、宅配ボックスは、荷受け設備として用いられるだけでなく、運送業者に集荷依頼をした荷物の保管設備としても用いられる。その際は、居室内で荷物の梱包作業を行い、重い荷物を玄関まで持って行き、宅配ボックス内に収納するという負担もかかる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、荷捌き等の作業を行う作業スペースを確保し、居室内における清潔性の確保や、荷物の持ち運びに係る負担を軽減できる使い勝手の良いバックヤードを備えた建物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図4,図10~図17に示すように、居室24と、この居室24に隣接して設けられた小部屋であるバックヤード26と、を備えた建物1において、
前記バックヤード26を構成する壁のうち、前記居室24と前記バックヤード26との間に設けられた壁には、前記居室24と前記バックヤード26とを連通する第一出入口26a(出入口用開口部26a)が形成されており、
前記バックヤード26を構成する壁のうち、屋外に面する外壁6(第三正面外壁6)には、屋外側からの荷物の出し入れと前記バックヤード26側からの荷物の出し入れが可能な宅配ボックス70が設けられており、
前記バックヤード26は、
前記第一出入口26a及び前記宅配ボックス70に隣接して設けられ、前記宅配ボックス70に収納される荷物の荷捌き等の作業を行うための作業スペースS(S1,S2)と、
前記作業スペースS(S1,S2)に隣接して設けられ、水栓及びシンクを備えた作業台66と、を有することを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、バックヤード26は、第一出入口26a及び宅配ボックス70に隣接して設けられ、宅配ボックス70に収納される荷物の荷捌き等の作業を行うための作業スペースS(S1,S2)を有するので、作業スペースS(S1,S2)において荷捌き等の作業を行うことができる。そのため、荷物(梱包するダンボールや荷物の中身)が清潔な状態でない場合であっても、荷物を居室24に持ち込まずに済み、居室24における清潔性を確保できる。さらに、バックヤード26内で荷捌き等の作業を行うことができるので、荷物を持ち運ぶ際の負担を軽減できる。また、荷物の中身が、例えば泥の付いた野菜のように洗浄が必要なものだった場合は、作業台66の水栓及びシンクで洗浄を行うことができるので、居室24だけでなく、バックヤード26内における清潔性も確保できる。これにより、使い勝手の良いバックヤード26を備えた建物1を提供することできる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図4,図10~図17に示すように、請求項1に記載の建物1において、
前記バックヤード26は、玄関20に隣接して設けられ、
前記バックヤード26を構成する壁のうち、前記玄関20と前記バックヤード26との間に設けられた壁(第三正面外壁6)には、前記玄関20と前記バックヤード26とを連通する第二出入口26bが形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、バックヤード26は、玄関20に隣接して設けられ、玄関20とバックヤード26との間に設けられた壁(第三正面外壁6)には、玄関20とバックヤード26とを連通する第二出入口26bが形成されているので、第二出入口26bを通じて、玄関20とバックヤード26との間の行き来がしやすく、バックヤード26の使い勝手が良い。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図4,図10~図17に示すように、請求項2に記載の建物1において、
前記バックヤード26は、
前記作業スペースS(S1,S2)に隣接して設けられたゴミ置き場68と、
前記第一出入口26a及び前記第二出入口26bと前記ゴミ置き場68との間に立設された遮蔽部64b(壁部64b)と、を更に有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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