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公開番号2024006607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022107667
出願日2022-07-04
発明の名称木製棒状部材、部材セットおよび構造物
出願人清水建設株式会社
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類B27M 1/00 20060101AFI20240110BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】金物等を用いることなく、所望の形状の構造物(家具等)を自由に組み立てたり、形状を変更したり、解体したりすることが可能な、シンプルでフレキシブルな木製棒状部材を提供する。
【解決手段】木製棒状部材は、矩形の横断面を有する棒状の本体部を備える。本体部における長手方向の2つの端部のそれぞれに、本体部の小口面に配置され、2列×2行に並べられた4つのほぞ孔により構成された小口面ほぞ孔群と、本体部の各側面に配置され、2列×2行に並べられた4つのほぞ孔により構成された側面ほぞ孔群と、本体部の小口面において対角線上に配置され、小口面ほぞ孔群または側面ほぞ孔群における、はす向かいの関係にある2つのほぞ孔に嵌合可能な2つのほぞにより構成されたほぞ群と、の少なくとも1つが形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
木製棒状部材であって、
矩形の横断面を有する棒状の本体部を備え、
前記本体部における長手方向の2つの端部のそれぞれに、
前記本体部の小口面に配置され、2列×2行に並べられた4つのほぞ孔により構成された小口面ほぞ孔群と、
前記本体部の各側面に配置され、2列×2行に並べられた4つのほぞ孔により構成された側面ほぞ孔群と、
前記本体部の小口面において対角線上に配置され、前記小口面ほぞ孔群または前記側面ほぞ孔群における、はす向かいの関係にある2つの前記ほぞ孔に嵌合可能な2つのほぞにより構成されたほぞ群と、
の少なくとも1つが形成されている、木製棒状部材。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の木製棒状部材であって、
前記本体部における長手方向の2つの端部の両方に、前記ほぞ群が形成されている、木製棒状部材。
【請求項3】
請求項2に記載の木製棒状部材であって、
前記本体部における長手方向の中央部に、前記側面ほぞ孔群が形成されている、木製棒状部材。
【請求項4】
請求項1に記載の木製棒状部材であって、
前記本体部における長手方向の一方の端部に、前記ほぞ群が形成されており、
前記本体部における長手方向の他方の端部に、前記小口面ほぞ孔群および前記側面ほぞ孔群が形成されている、木製棒状部材。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の木製棒状部材を複数備える部材セット。
【請求項6】
請求項5に記載の部材セットに含まれる複数の前記木製棒状部材を、前記木製棒状部材に形成された前記ほぞが他の前記木製棒状部材に形成された前記ほぞ孔に嵌合するように、組み立てることにより構成された、構造物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、木製棒状部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
金属製の単管パイプを枠状に組み立てて家具の骨組みとするパイプ組立家具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、複数種類の木製ボックスと補助ダボやマグネット等の組み立て用部材とを用いて、家具を組み立てることができる家具組立セットが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3223847号公報
登録実用新案第3176571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、金物等を用いることなく、所望の形状の構造物(家具等)を自由に組み立てたり、形状を変更したり、解体したりすることが可能な、シンプルでフレキシブルな木製棒状部材は知られていない。
【0005】
本明細書では、上述した課題の少なくとも一部を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本明細書に開示される木製棒状部材は、矩形の横断面を有する棒状の本体部を備える。前記本体部における長手方向の2つの端部のそれぞれに、
前記本体部の小口面に配置され、2列×2行に並べられた4つのほぞ孔により構成された小口面ほぞ孔群と、
前記本体部の各側面に配置され、2列×2行に並べられた4つのほぞ孔により構成された側面ほぞ孔群と、
前記本体部の小口面において対角線上に配置され、前記小口面ほぞ孔群または前記側面ほぞ孔群における、はす向かいの関係にある2つの前記ほぞ孔に嵌合可能な2つのほぞにより構成されたほぞ群と、
の少なくとも1つが形成されている。本木製棒状部材によれば、金物等を用いることなく、所望の形状の構造物(家具等)を自由に組み立てたり、形状を変更したり、解体したりすることが可能な、シンプルでフレキシブルな木製棒状部材を提供することができる。
【0008】
(2)上記木製棒状部材において、前記本体部における長手方向の2つの端部の両方に、前記ほぞ群が形成されている構成としてもよい。本木製棒状部材によれば、さらに多様な形状の構造物(家具等)を自由に組み立てることが可能な木製棒状部材を提供することができる。
【0009】
(3)上記木製棒状部材において、前記本体部における長手方向の中央部に、前記側面ほぞ孔群が形成されている構成としてもよい。本木製棒状部材によれば、さらに多様な形状の構造物(家具等)を自由に組み立てることが可能な木製棒状部材を提供することができる。
【0010】
(4)上記木製棒状部材において、前記本体部における長手方向の一方の端部に、前記ほぞ群が形成されており、前記本体部における長手方向の他方の端部に、前記小口面ほぞ孔群および前記側面ほぞ孔群が形成されている構成としてもよい。本木製棒状部材によれば、さらに多様な形状の構造物(家具等)を自由に組み立てることが可能な木製棒状部材を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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