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公開番号2023104922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-07-28
出願番号2023005735
出願日2023-01-18
発明の名称歯ブラシ
出願人個人
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A46B 5/00 20060101AFI20230721BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】歯ブラシのブラシネックのサポートにより、使用者が歯ブラシ本体を手動で回動または調整することなく、ブラシヘッドで口腔内の舌側に近い且つ清掃しにくい歯の表面を清掃できる歯ブラシを提供する。
【解決手段】歯ブラシであって、ブラシヘッド、ブラシネック及びハンドルを備え、前記ブラシヘッドは複数のブラシを有し、前記ブラシネックは前記ブラシヘッドから延伸し、第1の曲げ部及び前記第1の曲げ部に接続される第2の曲げ部を含み、前記ハンドルは前記ブラシネックの第1の曲げ部から延伸し、前記第1の曲げ部は前記ハンドルに対してなす第1の角度を有し、前記第2の曲げ部は前記第1の曲げ部と交差して第2の角度を形成し、前記第2の曲げ部と前記ブラシヘッドに第3の角度が形成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のブラシを有するブラシヘッドと、
前記ブラシヘッドから延伸し、第1の曲げ部及び前記第1の曲げ部に接続される第2の曲げ部を含むブラシネックと、
前記ブラシネックの第1の曲げ部から延伸するハンドルと、を備える歯ブラシであって、
前記第1の曲げ部は前記ハンドルに対してなす第1の角度を有し、前記第1の角度は12度~35度の間にあり、前記第2の曲げ部は前記第1の曲げ部と交差して第2の角度を形成し、前記第2の角度は45度~-35度の間にあり、前記第2の曲げ部と前記ブラシヘッドに第3の角度が形成され、前記第3の角度は15度~85度の間にあり、
使用者が前記歯ブラシの前記ハンドルを握って使用するとき、前記ブラシヘッドから前記ハンドルの方向に見ると、前記第1の曲げ部は前記ハンドルとの接続箇所から左下方向へ前記ブラシヘッドの方向に延伸して成形され、前記第2の曲げ部は前記第1の曲げ部との接続箇所から左上方向へ前記ブラシヘッドの方向に延伸して成形され、また、前記ブラシヘッドは前記第2の曲げ部との接続箇所を円心として、前記第3の角度を超えない範囲値で時計回りに回動し、前記ブラシヘッドの前記複数のブラシの向きを左上に向ける、
歯ブラシ。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記第2の曲げ部の前記第1の曲げ部に近い端点と前記第1の曲げ部から離れる端点は、第1の曲げ部に垂直な方向において高さを形成し、前記高さは4mm~15mmの間にある、請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項3】
前記第1の曲げ部は下顎歯の3番目~7番目の歯の配列方向と平行である、請求項1に記載の歯ブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシに関し、特に、口腔清掃をする際、歯ブラシ本体を手動で調整または回動することなく、口腔内の清掃しにくい歯の死角をスムーズに清掃できる歯ブラシに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
歯の健康は全身の健康と密接に関係しているため、現代人は良好な口腔衛生と健康な歯を作り上げるために、ますます「予防は治療に勝る」という重要性を重視している。通常、歯のクリーニングを怠ると、その後、どんなに技術の良い修復を受けても、或いは入れ歯を装着しても、天然歯とは比べものにならない。
【0003】
図1を参照すると、歯を磨くのに最も重要で最もブラッシングしにくい位置は、輪郭稜線以下の曲面(contour crest)と歯肉線の上下領域の間であり、この領域は歯の表面の360度を囲んでおり、360度のうちの180度の範囲(例えば、唇頬側、舌顎側)は、下顎の後歯の舌側(内側)領域が最も清掃が困難である。
【0004】
図2を参照すると、解剖学的観点から見れば、上顎と下顎の歯列弓はすべて円弧形である。円弧形のアーチが安定な構造であるように、円弧形の歯列弓も、異なる形状と異なる機能の歯が同じ弧線で安定できる重要な原因であり、現在よく見られる歯列弓の形態は、一般的に狭窄歯列弓(narrow)、スクエア型歯列弓(square)及び楕円形歯列弓(oval)があり、各種の円弧形の歯列弓は安定しているが、ストレート型のブラシヘッドとブラシネックの場合、各種の円弧形の歯列弓はブラッシングの妨害源の一つになる。
【0005】
図3~図4を参照すると、口腔歯列の側面から見れば、特別で規則的な現象があり、すなわち、下の前歯は高く、下の後歯は緩やかまたは急勾配の弧度であり、両者の高低差は曲線(curve of Spee)を形成し、この曲線の利点は、歯が切断動作をする時、後歯が接触せず、後歯の不必要な接触と磨耗を避けることであるが、ストレート型のブラシヘッドとブラシネックがこの高低差に合わせて傾斜するとき、ブラシヘッドの向きが歯列や歯と平行になれず、X字形のクロス状態になり、つまりブラシの一部のみが歯に接触することになるため、下顎歯列後歯領域の舌側が口腔清掃死角の深刻な領域になっている。
【0006】
図5を参照すると、下顎後歯の舌側(内側)領域は口腔内の歯及び上下歯列により形成される3D立体環境において以下の解剖学的特徴があり、すなわち、輪郭稜線以下の曲面(図に示す横向きの矢印)の角度が適切であり、咀嚼時、歯肉及び歯に対する保護及び自己清掃作用を奏する。しかし、食べ物がすりつぶされて唾液に溶けた後、歯に堆積するのが事実である。このような保護作用の副作用は、輪郭稜線以下の曲面領域がブラッシングの死角の一つになることである。
【0007】
図10を参照すると、口腔歯列の背面図にはもう1つの特別なパターンがあり、すなわち、下の後歯は舌口蓋側に傾斜する現象があり、キャンプのキャンプ釘のように、後歯が上下砕き及び左右研磨の咀嚼動作をするとき、安定で揺れにくい土台の作用を奏する。しかし、下後歯の舌側のブラッシングの難易度もさらに高くなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記問題点に鑑み、本発明者は、長年の関連業界での経験に基づき、歯ブラシの全体構造及び使用者の習慣を検討した。このように、本発明の主な目的は、歯ブラシのブラシネックのサポートにより、使用者が歯ブラシ本体を手動で回動または調整することなく、ブラシヘッドで口腔内の舌側に近い且つ清掃しにくい歯の表面を清掃できる歯ブラシを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の歯ブラシは主にブラシヘッド、ブラシネック及びハンドルを備え、前記ブラシヘッドは複数のブラシを有し、前記ブラシネックは前記ブラシヘッドから延伸し、第1の曲げ部及び前記第1の曲げ部に接続される第2の曲げ部を含み、前記ハンドルは前記ブラシネックの第1の曲げ部から延伸し、前記第1の曲げ部は前記ハンドルに対してなす第1の角度を有し、前記第2の曲げ部は前記第1の曲げ部と交差して第2の角度を形成し、前記第2の曲げ部と前記ブラシヘッドに第3の角度が形成される。
【0010】
上記の各角度の形成により、本発明の歯ブラシのブラシネックは、歯ブラシを手動で回動することなく、口腔内の舌側に近い清掃しにくい歯の表面の死角を清掃できるようブラシヘッドをサポートでき、歯周病と歯頸部近くの虫歯を有効に予防できる。
(【0011】以降は省略されています)

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