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公開番号
2025169566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2024074368
出願日
2024-05-01
発明の名称
ベースプレート、柱脚構造
出願人
センクシア株式会社
代理人
個人
主分類
E04B
1/58 20060101AFI20251107BHJP(建築物)
要約
【課題】 せん断耐力が優れたベースプレート等を提供する。
【解決手段】 ベースプレート3の四隅近傍には、貫通孔であるアンカーボルト孔7が設けられる。ベースプレート3の上面には、柱5の一端が接合される。アンカーボルト孔7は、相対的に径が小さい孔である小径部9aと、相対的に径が大きい孔である大径部9bとで構成される。小径部9aは、ベースプレート3の上面側に形成され、大径部9bは、ベースプレート3の下面側には形成される、すなわち、アンカーボルト孔7は、上部と下部とで孔のサイズが異なる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
柱が接合されるベースプレートであって、
ベースプレートの所定の位置に、貫通孔であるアンカーボルト孔が形成され、
前記アンカーボルト孔は、相対的に径が小さい孔である小径部と、相対的に径が大きい孔である大径部とを有し、前記小径部は、前記ベースプレートの上面側に形成され、前記大径部が前記ベースプレートの下面側に形成されることを特徴とするベースプレート。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
深さ方向に対して前記小径部は一定の径であり、前記大径部は、前記小径部に近づくにつれて徐々に径が縮径するテーパ部を有することを特徴とする請求項1記載のベースプレート。
【請求項3】
前記大径部は、前記ベースプレートの下面側において所定の深さは略一定の径の定径部であり、前記テーパ部は、前記定径部と前記小径部との間に形成されることを特徴とする請求項2記載のベースプレート。
【請求項4】
前記小径部と前記大径部との径の差が4mm以上であることを特徴とする請求項1記載のベースプレート。
【請求項5】
前記ベースプレートの下面から前記大径部の深さは、10mm以上であり、かつ、前記ベースプレートの厚みの50%以下であることを特徴とする請求項1記載のベースプレート。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれかに記載のベースプレートを用いた柱脚構造であって、
前記アンカーボルト孔にアンカーボルトが挿通されて基礎に定着され、前記アンカーボルトが前記ベースプレートの上面においてナットで固定され、
前記ベースプレートと前記基礎との間にはモルタルが充填されるとともに、前記モルタルが、少なくとも前記大径部に充填されることを特徴とする柱脚構造。
【請求項7】
前記小径部の径が、前記ナットの径よりも小さいことを特徴とする請求項6記載の柱脚構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、柱が接合されるベースプレート等に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
構造体の柱脚構造は、柱の下部にベースプレートが接合され、ベースプレートが基礎等のコンクリートに対してアンカーボルトで固定される。この際、ベースプレートと基礎との間にはモルタルが充填される。
【0003】
このように、ベースプレートと基礎との隙間にモルタルを充填する際には、アンカーボルトとアンカーボルト挿通用の孔との隙間にもモルタルが充填される。この際、モルタルが確実にアンカーボルト孔に充填されたことを確認する方法が提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-035313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の方法では、空気抜けやモルタルの流路断面積が十分ではなく、アンカーボルト孔とアンカーボルトとの間にモルタルが充填されない場合があった。ベースプレート3に対するせん断力は、モルタルを介してアンカーボルトに伝達されるため、アンカーボルトとアンカーボルト孔との間に隙間が生じると、せん断力は、アンカーボルトへ伝達されない。このため、柱脚構造のせん断耐力が低下する要因となる。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、せん断耐力が優れたベースプレート等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するため、第1の発明は、柱が接合されるベースプレートであって、ベースプレートの所定の位置に、貫通孔であるアンカーボルト孔が形成され、前記アンカーボルト孔は、相対的に径が小さい孔である小径部と、相対的に径が大きい孔である大径部とを有し、前記小径部は、前記ベースプレートの上面側に形成され、前記大径部が前記ベースプレートの下面側に形成されることを特徴とするベースプレートである。
【0008】
深さ方向に対して前記小径部は一定の径であり、前記大径部は、前記小径部に近づくにつれて徐々に径が縮径するテーパ部を有してもよい。
【0009】
前記大径部は、前記ベースプレートの下面側において所定の深さは略一定の径の定径部であり、前記テーパ部は、前記定径部と前記小径部との間に形成されてもよい。
【0010】
前記小径部と前記大径部との径の差が4mm以上であることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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