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公開番号
2025167744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024072618
出願日
2024-04-26
発明の名称
インクジェット印刷用インク
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
C09D
11/322 20140101AFI20251030BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
水溶性ポリエステル樹脂を含有するインクジェット印刷用インクの保存安定性や間欠吐出性などのインクジェット適性を改善すること。
【解決手段】
顔料、ポリマー分散剤で分散された水溶性ポリエステル樹脂、及び水を含有するインクジェット印刷用インク。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
顔料、ポリマー分散剤で分散された水溶性ポリエステル樹脂、及び水を含有するインクジェット印刷用インク。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記水溶性ポリエステル樹脂がスルホン酸塩基を有する、請求項1に記載のインクジェット印刷用インク。
【請求項3】
前記水溶性ポリエステル樹脂中の前記スルホン酸塩基の含有量が0.4mmol/g以上2.0mmol/g以下である、請求項2に記載のインクジェット印刷用インク。
【請求項4】
前記ポリマー分散剤が架橋されてなる、請求項1に記載のインクジェット印刷用インク。
【請求項5】
前記ポリマー分散剤が、カルボン酸モノマーから誘導される構成単位と疎水性モノマーから誘導される構成単位とを有するポリマーを含有する、請求項1に記載のインクジェット印刷用インク。
【請求項6】
前記カルボン酸モノマーが(メタ)アクリル酸から選ばれる1種以上である、請求項5に記載のインクジェット印刷用インク。
【請求項7】
前記疎水性モノマーがスチレン、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートから選ばれる1種以上である、請求項5に記載のインクジェット印刷用インク。
【請求項8】
前記顔料は、前記顔料が顔料分散剤に含有された顔料含有ポリマー粒子の状態で含有される、請求項7に記載のインクジェット印刷用インク。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載のインクを用いてインクジェット印刷方法で印刷し、前記低吸液性印刷基材に直接または他の層を介して前記インクに由来する印刷層を形成する印刷層形成工程を有する、印刷物の製造方法。
【請求項10】
低吸液性印刷基材、及び請求項1~8のいずれか1項に記載のインクに由来する印刷層を有する印刷物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット印刷用インクに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット印刷方法は、微細なノズルからインク液滴を吐出し、印刷基材に付着させて文字や画像が記録された印刷層を有する印刷物等を得る印刷方法である。この印刷方法は、フルカラー化が容易かつ安価であり、また、普通紙等の高吸液性印刷基材や、合成樹脂フィルム等の低吸液性印刷基材等の様々な印刷基材が使用可能であり、印刷基材に対して非接触である等、数多くの利点がある。印刷物の耐候性や耐水性の観点から、インクジェット印刷方法では、着色剤として顔料を用いるインクが主流となってきている。
【0003】
近年、合成樹脂は、容器、包装袋等と極めて多岐にわたる用途で使用されており、それら容器等の多くは機能的な理由から、全く異なる種類のフィルムやアルミ等の無機物、インキ等から構成されている。特にインキなどによる印刷物は、容器や包装袋にとって一般消費者に向けた情報伝達や製品の物流管理において無くてはならないものであり、容器等の表面に印刷されたり、印刷加工されたりしている。
【0004】
合成樹脂は自然界で分解しにくいこと、省資源、経済性等より一部は分別され回収されており、再生加工されて二次製品として利用されている。しかし、再生に際して印刷等が施された樹脂製品が混入すると再生製品の一部又は全体が着色することがあることから、再生製品の着色は商品価値を著しく低下され、再使用できない場合が多い。また、物性的に致命的な欠点を起こす場合がある。このような印刷等が施された樹脂製品は、回収(再使用のための)されず廃棄されているのが現状である。
【0005】
上記現状に鑑み、印刷された合成樹脂をリサイクルする観点から、合成樹脂製品から印刷層を除去する方法が従来から検討されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-131484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術では印刷層の除去にアルカリ水溶液を用いる。アルカリ水溶液は人体に対する危険性が高く、取扱に注意を要する。また、印刷物をアルカリ水溶液に浸漬すると基材がアルカリに侵食され、リサイクルが困難になるおそれがある。
【0008】
上記課題に対し、水溶性ポリエステル樹脂等の中性水に溶解する水溶性材料を含有させ、印刷層を中性水で除去できるようにすることが考えられる。しかしながら、水溶性ポリエステル樹脂を含有するインクは保存安定性や間欠吐出性などのインクジェット適性に改善の余地があった。
【0009】
本発明の課題は、水溶性ポリエステル樹脂を含有するインクジェット印刷用インクの保存安定性や間欠吐出性などのインクジェット適性を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、
顔料、ポリマー分散剤で分散された水溶性ポリエステル樹脂、及び水を含有するインクジェット印刷用インクである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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