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公開番号
2025165744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2024070024
出願日
2024-04-23
発明の名称
アセチルチオカルボン酸誘導体及びその製造方法、アセチルチオ酸クロリド誘導体及びその製造方法、アセチルチオケトン誘導体及びその製造方法、並びにチオグリコシド誘導体の製造方法
出願人
株式会社トクヤマ
代理人
主分類
C07C
327/32 20060101AFI20251028BHJP(有機化学)
要約
【課題】新規なアセチルチオカルボン酸誘導体、アセチルチオ酸クロリド誘導体、アセチルチオケトン誘導体、及びこれらの製造方法、並びにチオグリコシド誘導体の製造方法。
【解決手段】式(2)に表されるアセチルチオカルボン酸誘導体が提供される。R
1
~R
4
は、それぞれ独立に、保護基である。式(2)の製造方法は、式(1)に表されるハロカルボン酸誘導体とチオ酢酸若しくはその塩とを接触させることを含む。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(2)に表されるアセチルチオカルボン酸誘導体:
JPEG
2025165744000043.jpg
35
83
前記式(2)において、
R
1
、R
2
、R
3
、及びR
4
は、それぞれ独立に、保護基である。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記保護基は、トルオイル基、ベンジル基、アセチル基、ベンゾイル基、及びメトキシメチル基からなる群より選択される、請求項1に記載のハロカルボン酸誘導体。
【請求項3】
下記式(3)に表されるアセチルチオ酸クロリド誘導体:
JPEG
2025165744000044.jpg
35
83
前記式(3)において、
R
1
、R
2
、R
3
、及びR
4
は、それぞれ独立に、保護基である。
【請求項4】
下記式(4A)に表されるアセチルチオケトン誘導体:
JPEG
2025165744000045.jpg
60
108
前記式(4A)において、
R
1
、R
2
、R
3
、及びR
4
は、それぞれ独立に、保護基である。
【請求項5】
下記式(1)に表されるハロカルボン酸誘導体とチオ酢酸若しくはその塩とを接触させて、請求項1に記載のアセチルチオカルボン酸誘導体を得ることを含む、アセチルチオカルボン酸誘導体の製造方法:
JPEG
2025165744000046.jpg
26
83
前記式(1)において、
R
1
、R
2
、R
3
、及びR
4
は、それぞれ独立に、保護基であり、
X
1
は、ハロゲン原子である。
【請求項6】
請求項1に記載の前記式(2)に表されるアセチルチオカルボン酸誘導体と塩素化剤とを接触させて、下記式(3)に表されるアセチルチオ酸クロリド誘導体を得ることを含む、アセチルチオ酸クロリド誘導体の製造方法:
JPEG
2025165744000047.jpg
35
83
前記式(3)において、
R
1
、R
2
、R
3
、及びR
4
は、前記式(2)におけるものと同義である。
【請求項7】
前記塩素化剤は、塩化チオニル、塩化スルフリル、三塩化リン、五塩化リン、塩化ホスホリル、及び塩化オキサリルからなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む、請求項6に記載の製造方法。
【請求項8】
下記式(IVA)に表されるグリニャール試薬と1価銅イオン試薬とを接触させて得られた銅錯体と、請求項3に記載の前記(3)に表されるアセチルチオ酸クロリド誘導体とを接触させて、下記式(4A)に表されるアセチルチオケトン誘導体を得ることを含む、アセチルチオケトン誘導体の製造方法:
JPEG
2025165744000048.jpg
32
90
前記式(IVa)において、
X
10
は、塩素原子又は臭素原子であり、
JPEG
2025165744000049.jpg
60
108
式(4A)において、
R
1
、R
2
、R
3
、及びR
4
は、前記式(3)におけるものと同義である。
【請求項9】
請求項4に記載の前記式(4A)に表されるアセチルチオケトン誘導体と塩基とを接触させて、下記式(5A)
JPEG
2025165744000050.jpg
39
102
に表されるチオグリコシド誘導体を得ることを含む、チオグリコシド誘導体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アセチルチオカルボン酸誘導体及びその製造方法、アセチルチオ酸クロリド誘導体及びその製造方法、アセチルチオケトン誘導体及びその製造方法、並びにチオグリコシド誘導体の製造方法に関する。
続きを表示(約 910 文字)
【背景技術】
【0002】
ナトリウム-グルコ-ス共輸送担体-2(SGLT-2)阻害剤は、抗糖尿病薬として有用である。SGLT-2阻害剤は、グルコノラクトン環若しくはチオグルコノラクトン環にアグリコン部分が直結した構造を有する。SGLT-2阻害剤としては、例えば、下記式に示すように、カナグリフロジン、ダパグリフロジン、イプラグリフロジン、エンパグリフロジン、ルセオグリフロジン、トフォグリフロジン等が知られている。
【0003】
JPEG
2025165744000001.jpg
99
170
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-159769号公報
国際公開第2016/098016号公報
特開2021-161106号公報
特開2019-210283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、新規な化合物である、アセチルチオカルボン酸誘導体、アセチルチオ酸クロリド誘導体、アセチルチオケトン誘導体、及びこれらの製造方法、並びにチオグリコシド誘導体の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一側面によると、下記式(2)に表されるアセチルチオカルボン酸誘導体が提供される。
【0007】
JPEG
2025165744000002.jpg
35
83
【0008】
式(2)において、R
1
、R
2
、R
3
、及びR
4
は、それぞれ独立に、保護基である。
【0009】
他の側面によると、下記式(3)に表されるアセチルチオ酸クロリド誘導体が提供される。
【0010】
JPEG
2025165744000003.jpg
35
83
(【0011】以降は省略されています)
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