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公開番号
2025164609
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024068709
出願日
2024-04-19
発明の名称
コンクリート成形体を製造する方法
出願人
株式会社西田
代理人
個人
主分類
C04B
28/02 20060101AFI20251023BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】
サイディング材を加工する加工工程によって生じる粉体を埋め立て処分することなくコンクリート成形体として再生させることを目的とする。
【解決手段】
本発明のコンクリート成形体の製造方法は、サイディング材を加工する加工工程S10と、前記加工工程で生じる粉体を吸引する吸引工程S20と、前記吸引した粉体を収集する収集工程S30と、前記収集した粉体、セメントおよび水を混ぜ合わせ練る混合工程S40と、前記練られたものを型に流し込みコンクリート成形体を成形する成形工程S50を包含する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
サイディング材を加工する際に前記サイディング材の粉体を発生させる加工工程と、
前記粉体を吸引する吸引工程と、
前記吸引した粉体を収集する収集工程と、
前記収集された粉体が、ある量になると回収される回収工程と、
前記回収された粉体、セメントおよび水を混ぜ合わせ練る混合工程と、
前記練られたものを型に流し込みコンクリート成形体を成形する成形工程を包含するコンクリート成形体の製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
サイディング材を加工する際に前記サイディング材の粉体を発生させる加工工程と、
前記粉体を吸引する吸引工程と、
前記吸引した粉体を収集する収集工程と、
前記収集した粉体、セメントおよび水を混ぜ合わせ練る混合工程と、
前記練られたものを型に流し込みコンクリート成形体を成形する成形工程を包含するコンクリート成形体の製造方法。
【請求項3】
前記成形されたコンクリート成形体を識別するためのコンクリート成形体識別情報と、前記加工されるサイディング材の情報とを紐付けて記憶する工程を包含する請求項1または2に記載のコンクリート成形体の製造方法。
【請求項4】
前記回収工程にて前記粉体を回収するための回収器のロットを識別するための回収器ロット識別情報と、前記加工される前記サイディング材の情報または少なくとも1組みの前記回収器がセットされた日時に関する情報および前記回収器が取り外された日時に関する情報とを紐付けて記憶する工程を包含する請求項1に記載のコンクリート成形体の製造方法。
【請求項5】
前記成形されたコンクリート成形体を識別するためのコンクリート成形体識別情報と、前記回収器ロット識別情報とを紐付けて記憶する工程を包含する請求項4に記載のコンクリート成形体の製造方法。
【請求項6】
前記成形されたコンクリート成形体を識別するためのコンクリート成形体識別情報と、少なくとも1組みの回収器がセットされた日時に関する情報および回収器が取り外された日時に関する情報とを紐付けて記憶する工程を包含する請求項1に記載のコンクリート成形体の製造方法。
【請求項7】
前記混合工程において、前記セメントと前記粉体の重量比率が、略1:略2である請求項1または2に記載のコンクリート成形体の製造方法。
【請求項8】
前記加工工程が、前記サイディング材を切断する工程および前記サイディング材を研磨する工程の少なくとも一方を含む請求項1または2に記載のコンクリート成形体の製造方法。
【請求項9】
前記回収工程にて前記粉体を回収するための回収器に少なくとも1組の回収器がセットされた日時に関する情報および回収器が取り外された日時に関する情報を記載する請求項1に記載のコンクリート成形体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
従来、サイディング材は現場で切断されていた。しかし、現場で生じる切断加工時の騒音・粉塵が問題となっていた。この問題を解決するために、サイディング材を工場などにおいてプレカットし、現場ではプレカットされたサイディング材を取り付けることにより、現場での加工をほとんどなくすことができ、切断加工時の騒音・粉塵がなくなり、近隣居住者に迷惑を掛けることがなくなることが知られている(特許文献1)。
続きを表示(約 1,200 文字)
【0002】
また、工場でサイディング材がプレカットされるようになり、それらのサイディング材の端材を再利用して、コーナ用サイディング材が製作されるようになった(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3527002号
特許第4710055号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、サイディング材を切断または研磨する際に生じる粉体についてリサイクルされることはなく、そのような粉体は埋め立て処分されていた。粉体を処分するコストは処理する地域によって異なるが、サイディング材の端材に比べて約2倍になり、サイディング材をプレカットするメーカにとっては、その処理費用は少なくない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のあるコンクリート成形体の製造方法は、サイディング材を加工する際に前記サイディング材の粉体を発生させる加工工程と、前記粉体を吸引する吸引工程と、前記吸引した粉体を収集する収集工程と、前記収集された粉体が、ある量になると回収される回収工程と、前記回収された粉体、セメントおよび水を混ぜ合わせ練る混合工程と、前記練られたものを型に流し込みコンクリート成形体を成形する成形工程を包含する。
【0006】
本発明の他のコンクリート成形体の製造方法は、サイディング材を加工する際に前記サイディング材の粉体を発生させる加工工程と、前記粉体を吸引する吸引工程と、前記吸引した粉体を収集する収集工程と、前記収集した粉体、セメントおよび水を混ぜ合わせ練る混合工程と、前記練られたものを型に流し込みコンクリート成形体を成形する成形工程を包含する。
【0007】
本発明の別の実施形態では、前記成形されたコンクリート成形体を識別するためのコンクリート成形体識別情報と、前記加工されるサイディング材の情報とを紐付けて記憶する工程を包含していてもよい。
【0008】
本発明のある実施形態では、前記回収工程にて前記粉体を回収するための回収器のロットを識別するための回収器ロット識別情報と、前記加工される前記サイディング材の情報とを紐付けて記憶する工程を包含してもよい。
【0009】
本発明のある実施形態では、前記回収工程にて前記粉体を回収するための回収器のロットを識別するための回収器ロット識別情報と、少なくとも1組みの回収器がセットされた日時に関する情報および回収器が取り外された日時に関する情報とを紐付けて記憶する工程を包含してもよい。
【0010】
本発明の他の実施形態では、さらに前記成形されたコンクリート成形体を識別するためのコンクリート成形体識別情報と、前記回収器ロット識別情報とを紐付けて記憶する工程を包含していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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