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公開番号2025158951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025061691
出願日2025-04-03
発明の名称入力装置
出願人ツェー・ヨーゼフ・ラミー・ゲーエムベーハー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/03 20060101AFI20251009BHJP(計算;計数)
要約【課題】 入力装置を改良する。
【解決手段】 タッチセンサ式のスクリーン用の、特にアクティブ式またはパッシブ式の入力装置であって、該入力装置の前端部には、入力を実行するために、入力装置の細長い入力部分11の、スクリーン上に載着可能な入力要素12が配置されている、入力装置において、入力部分が、運動可能に支承されており、これにより入力部分は、入力要素12が入力装置のケーシング14内に位置しているケーシング位置から、この入力要素を用いて入力を実行するためにケーシングの外側に位置している入力位置へと運動可能であり、かつ入力装置を延長するために、ケーシングのより後方に配置されたケーシング部分が、ケーシングのより前方に配置されたケーシング部分に運動可能に支承されており、これにより、より後方に配置されたケーシング部分は、入力装置が短縮されている短縮位置から、入力装置が延長されている延長位置へと運動可能である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
タッチセンサ式のスクリーン用の、特にアクティブ式またはパッシブ式の入力装置であって、該入力装置の前端部には、入力を実行するために、前記入力装置の好適には細長い入力部分(11)の、スクリーン上に載着可能な入力要素(12)が対応して配置されている、入力装置において、
前記入力部分(11)が運動可能に支承されており、これにより前記入力部分(11)は、前記入力要素(12)、好適には前記入力部分(11)全体が前記入力装置のケーシング(14)内に位置しているケーシング位置から、入力を実行するために前記入力要素(12)が前記ケーシング(14)の外側に位置している入力位置へと運動可能であり、かつ前記入力装置を延長するために、前記ケーシング(14)の、より後方に配置されたケーシング部分が、前記ケーシング(14)の、より前方に配置されたケーシング部分に運動可能に支承されており、これにより前記より後方に配置されたケーシング部分は、前記入力装置が短縮されている短縮位置から、前記入力装置が延長されている延長位置へと運動可能であることを特徴とする、入力装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記入力装置が、電磁式、電気光学式、EMR式、容量式、誘導式または抵抗式のスタイラスであることを特徴とする、請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記ケーシング(14)内に、ばね要素が配置されており、該ばね要素のばね力により、または該ばね要素のばね力に抗して、前記入力部分(11)がケーシング位置から入力位置へと運動可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記ばね要素が、前記ケーシング(14)内で、前記入力装置の自由な前端部に対して間隔を空けて配置されている、かつ/または前記ばね要素が、前記ケーシング(14)の前方の開口(17)に対して間隔を空けて配置されており、前記開口(17)を通って、前記入力要素(12)が、ケーシング位置から入力位置への前記入力部分(11)の運動時に、運動させられることを特徴とする、請求項3に記載の入力ペン。
【請求項5】
前記入力部分(11)が入力位置にある場合に、前記ばね要素の前端部が、前記入力要素(12)の前記前端部に対して少なくとも15mm、好ましくは少なくとも20mm、特に好ましくは少なくとも22mmの間隔を空けて位置していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項または複数項、少なくとも請求項3に記載の入力装置。
【請求項6】
前記ばね要素が、引張ばねまたは圧縮ばねであることを特徴とする、請求項3から5までのいずれか1項または複数項に記載の入力装置。
【請求項7】
前記入力装置が、少なくとも1つ、好適には少なくとも2つの切換カムを有する制御ユニット(21)を有しており、該制御ユニット(21)により、前記入力部分(11)がケーシング位置から入力位置へと運動可能であり、かつ入力位置からケーシング位置へも運動可能であることを特徴とする、請求項3から6までのいずれか1項または複数項に記載の入力装置。
【請求項8】
前記より後方に配置されたケーシング部分が、ばね要素のばね力により、延長位置へと運動可能であることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項または複数項に記載の入力装置。
【請求項9】
前記より後方に配置されたケーシング部分が、前記制御ユニット(21)に作用結合された押圧部分であり、該押圧部分が、前記入力部分(11)を入力位置へ運動させるためにも、ケーシング位置へと運動させるためにも、特に前記ばね要素のばね力に抗して同一の押圧方向に操作可能であることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項または複数項、少なくとも請求項7に記載の入力装置。
【請求項10】
前記制御ユニット(21)は、押圧方向への前記後方のケーシング部分の1回の操作により、一方では前記入力部分(11)がケーシング位置から入力位置へと運動させられ、かつ他方では前記後方のケーシング部分が短縮位置から延長位置へと運動させられるように、形成されており、かつ前記後方のケーシング部分に作用結合されていることを特徴とする、請求項9に記載の入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチセンサ式のスクリーン用の、特にアクティブ式またはパッシブ式の入力装置であって、入力装置の前端部には、入力を実行するために、入力装置の好適には細長い入力部分の、スクリーン上に載着可能な入力要素が対応して配置されている、入力装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
タッチセンサ式のスクリーン用の入力装置は、多様な形態で知られている。不都合であるのは特に、操作者がこの入力装置を操作中に快適に持つことができるように、入力装置が通常は比較的長く形成されていなければならないことである。それぞれの入力装置が使用されず、例えば搬送されなければならない場合、この長さは邪魔になることが多い。さらにこのような入力装置においてしばしば不都合であるのは、入力装置の先端部もしくは入力要素が搬送時に通常は保護されておらず、対応してすぐに損傷してしまうことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この従来技術を起点として、本発明の課題は、冒頭で述べた入力装置を改良することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題は、請求項1に記載の入力装置により解決される。
【0005】
したがって、本発明による入力装置は、入力部分が運動可能に支承されており、これにより入力部分は、入力要素、好適には入力部分全体が入力装置のケーシング内に位置しているケーシング位置から、スクリーン上に載着可能な入力要素が、この入力要素を用いて入力を実行ためにケーシングの外側に位置している入力位置へと運動可能であり、かつ入力装置を延長するために、ケーシングの、より後方に配置されたケーシング部分が、ケーシングの、より前方に配置されたケーシング部分に運動可能に支承されており、これにより、より後方に配置されたケーシング部分は、入力装置が短縮されている短縮位置から、入力装置が延長されている延長位置へと運動可能であることを特徴とする。
【0006】
これにより、(入力要素の前端部から後方のケーシング端部に至るまでの)全長を、この入力装置が使用される局面において、入力装置が使用されない局面に比べて拡張することができる入力装置が提供される。換言すると、入力装置は、この入力装置が使用されない局面では短縮することができ、これにより、この入力装置は扱いやすく、かつより良好に搬送可能である。同時に、入力要素は、運動可能な入力部分の入力装置が短縮された状態では、例えば搬送中に発生する衝突等に対して保護されている。なぜならば、入力要素は、この状態では入力装置のケーシング内に位置しているからである。
【0007】
入力装置は、電磁式、電気光学式、EMR式、容量式、誘導式または抵抗式のスタイラス(タッチペン)であってよい。
【0008】
したがって、入力装置は、本発明によれば、第1の代替形態では、アクティブ式のスタイラスまたはアクティブ式の入力ペンとして形成されていてよい。このような場合、入力装置は、一般的に言えば、好適には、入力要素のケーシングの内部において電子構成群に電気的に接続された、特に導電性の入力要素を有していてよい。この入力要素は、先行技術において公知の技術により、タッチセンサ式のスクリーンとアクティブに相互作用することができる。この場合特に、入力装置がこの相互作用のために必要とするエネルギは、タッチセンサ式のスクリーンまたは別の外部のエネルギ源から得られることが規定されていてよい。しかし、ケーシングの内部に、電子構成群に電気的なエネルギを供給する、特に再充電可能なバッテリがあることも考えられる。
【0009】
別の或る代替形態では、入力装置が、対応して(電子構成要素および/またはバッテリを有しない)パッシブ式のスタイラスまたはパッシブ式の入力ペンとして形成されていてよい。
【0010】
さらにタッチセンサ式のスクリーンは、ここでは、このタッチセンサ式のスクリーン上への入力装置の載着時に相互作用が行われ、入力が実行され得るあらゆるスクリーンであると理解される。これは、例えばEMR技術に基づくスクリーンのように、技術的な理由から入力装置との相互作用が、場合によっては載着の直前に行われ得るスクリーンも含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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