特許ウォッチ

公開番号2025158835
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024061737
出願日2024-04-05
発明の名称プログラム、方法、情報処理装置、システム
出願人ファインディ株式会社
代理人IPTech弁理士法人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251009BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの職の興味関心にかかる嗜好を取得できていないという課題がある。
【解決手段】プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プロセッサが、第1ユーザに関する発信情報、または、第1ユーザが参加したイベント情報を含む第1ユーザ情報を取得する第1ユーザ情報取得ステップと、第1ユーザ情報取得ステップにおいて取得した第1ユーザ情報に基づき、第1ユーザの職に関連する興味関心を示す職嗜好情報を大規模言語モデルに出力させるためのプロンプトを生成するプロンプト生成ステップと、プロンプト生成ステップにおいて生成したプロンプトを大規模言語モデルに入力することにより、当該大規模言語モデルから出力される出力データに含まれる職嗜好情報を取得する職嗜好取得ステップと、を実行するプログラム。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項１】
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記プロセッサが、
第１ユーザに関する発信情報、または、第１ユーザが参加したイベント情報を含む第１ユーザ情報を取得する第１ユーザ情報取得ステップと、
前記第１ユーザ情報取得ステップにおいて取得した前記第１ユーザ情報に基づき、前記第１ユーザの職に関連する興味関心を示す職嗜好情報を大規模言語モデルに出力させるためのプロンプトを生成するプロンプト生成ステップと、
前記プロンプト生成ステップにおいて生成した前記プロンプトを大規模言語モデルに入力することにより、当該大規模言語モデルから出力される出力データに含まれる前記職嗜好情報を取得する職嗜好取得ステップと、
を実行するプログラム。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記プロンプト生成ステップは、前記第１ユーザ情報取得ステップにおいて取得した一般に公開された前記第１ユーザ情報に基づき、前記第１ユーザから前記コンピュータに対して直接入力された情報を用いることなしに、前記プロンプトを生成するステップである、
請求項１記載のプログラム。
【請求項３】
前記プロセッサが、
前記第１ユーザの職に関する経験を示す経験情報を取得する経験取得ステップと、
を実行し、
前記プロンプト生成ステップは、前記経験取得ステップにおいて取得した前記経験情報に基づき、前記プロンプトを生成するステップを実行する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項４】
前記プロンプト生成ステップは、前記第１ユーザが興味関心を示す技術スタックを含む職嗜好情報を大規模言語モデルに出力させるためのプロンプトを生成するステップである、
請求項１記載のプログラム。
【請求項５】
前記プロンプト生成ステップは、前記第１ユーザが興味関心を示すプログラミング言語を含む職嗜好情報を大規模言語モデルに出力させるためのプロンプトを生成するステップである、
請求項１記載のプログラム。
【請求項６】
前記プロンプト生成ステップは、前記第１ユーザが興味関心を示す業界、業種、職種、および、職務の少なくともいずれか１つを示す職嗜好情報を大規模言語モデルに出力させるためのプロンプトを生成するステップである、
請求項１記載のプログラム。
【請求項７】
前記プロセッサが、
前記職嗜好取得ステップにおいて取得した前記職嗜好情報を前記第１ユーザに提示する職嗜好提示ステップと、
前記第１ユーザから、前記職嗜好提示ステップにおいて提示した前記職嗜好情報に対する入力操作を受け付ける職嗜好入力ステップと、
前記職嗜好入力ステップにおいて受け付けた前記職嗜好情報に対する入力操作に基づき、前記第１ユーザに関する履歴書または職務経歴書を作成する書類作成ステップと、
を実行する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項８】
前記プロセッサが、
前記職嗜好取得ステップにおいて取得した前記職嗜好情報に基づき求人情報を特定し、前記第１ユーザに対して特定した前記求人情報を提示する求人提示ステップと、
を実行する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項９】
前記職嗜好取得ステップは、複数の第１ユーザの複数の職嗜好情報を取得するステップであり、
前記プロセッサが、
所定の求人情報を記憶する求人記憶ステップと、
前記求人記憶ステップにおいて記憶した前記所定の求人情報に基づき、前記職嗜好取得ステップにおいて取得した前記複数の職嗜好情報のうち、所定の職嗜好情報を特定する職嗜好特定ステップと、
前記職嗜好特定ステップにおいて特定した前記所定の職嗜好情報に対応する所定の第１ユーザの情報を、前記所定の求人情報に関連付けられた求人企業に対して提示する求職者提示ステップと、
を実行する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項１０】
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行される方法であって、前記プロセッサが、請求項１から請求項９のいずれかに係る発明において実行される全てのステップを実行する方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、プログラム、方法、情報処理装置、システムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
ユーザに求人情報を提供する技術が知られている。
特許文献１には、ユーザにマッチングする求人情報のみを効率的に提供する情報提供システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１２１２０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ユーザの職の興味関心にかかる嗜好を取得できていないという課題がある。
そこで、本開示は、上記課題を解決すべくなされたものであって、その目的は、ユーザの職の興味関心にかかる嗜好を取得する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プロセッサが、第１ユーザに関する発信情報、または、第１ユーザが参加したイベント情報を含む第１ユーザ情報を取得する第１ユーザ情報取得ステップと、第１ユーザ情報取得ステップにおいて取得した第１ユーザ情報に基づき、第１ユーザの職に関連する興味関心を示す職嗜好情報を大規模言語モデルに出力させるためのプロンプトを生成するプロンプト生成ステップと、プロンプト生成ステップにおいて生成したプロンプトを大規模言語モデルに入力することにより、当該大規模言語モデルから出力される出力データに含まれる職嗜好情報を取得する職嗜好取得ステップと、を実行するプログラム。
【発明の効果】
【０００６】
本開示によれば、ユーザの職の興味関心にかかる嗜好を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
システム１の機能構成を示すブロック図である。
サーバ１０の機能構成を示すブロック図である。
第１ユーザ端末２０の機能構成を示すブロック図である。
第２ユーザ端末３０の機能構成を示すブロック図である。
ユーザテーブル１０１２のデータ構造を示す図である。
記事テーブル１０１３のデータ構造を示す図である。
イベントテーブル１０１４のデータ構造を示す図である。
職嗜好テーブル１０１５のデータ構造を示す図である。
履歴書テーブル１０１６のデータ構造を示す図である。
職務経歴書テーブル１０１７のデータ構造を示す図である。
プロンプトテーブル１０２１のデータ構造を示す図である。
職嗜好処理の動作を示すフローチャートである。
職嗜好処理の動作を示す画面例である。
コンピュータ９０の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
【０００９】
＜システム１の構成＞
本開示におけるシステム１は、ユーザの職に関する情報を処理する情報処理サービスを提供する情報処理システムである。
システム１は、ネットワークＮを介して接続された、サーバ１０、第１ユーザ端末２０、第２ユーザ端末３０、大規模言語モデル５０の情報処理装置を備える。
図１は、システム１の機能構成を示すブロック図である。
図２は、サーバ１０の機能構成を示すブロック図である。
図３は、第１ユーザ端末２０の機能構成を示すブロック図である。
図４は、第２ユーザ端末３０の機能構成を示すブロック図である。
【００１０】
各情報処理装置は演算装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成されている。コンピュータの基本ハードウェア構成および、当該ハードウェア構成により実現されるコンピュータの基本機能構成は後述する。サーバ１０、第１ユーザ端末２０、第２ユーザ端末３０、大規模言語モデル５０のそれぞれについて、後述するコンピュータの基本ハードウェア構成およびコンピュータの基本機能構成と重複する説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許