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公開番号
2025157278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2025109356,2024077446
出願日
2025-06-27,2024-05-10
発明の名称
電子デバイスに組み込まれた認証システム
出願人
アップル インコーポレイテッド
,
Apple Inc.
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
21/32 20130101AFI20251007BHJP(計算;計数)
要約
【課題】電子デバイスのユーザを認証するための方法、電子デバイス及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
【解決手段】電子デバイスは、ディスプレイ600とセンサ620を備える。ディスプレイは、電子デバイスのロックを解除するようユーザに指示するスクリーン602を備える。スクリーン602は、ブロック610に指を置いてトラック612に沿って指をドラッグすることによって、トラックに沿ってブロックをスライドさせて電子デバイスのロックを解除するよう、ユーザに指示する矢印を有するブロックを備える。ディスプレイは、トラックに沿ってディスプレイ内にセンサを備える。センサは、例えば、容量検知素子、光源及びディスプレイ面を備えうるディスプレイスタック内に組み込まれる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電子デバイスのユーザをシームレスに認証するための方法であって、
前記電子デバイスの入力メカニズムを用いて、ユーザからの入力を受信する工程と、
前記入力メカニズムに隣接したセンサを用いて、前記入力を受信する時に前記ユーザの識別情報を検出する工程と、
前記検出した情報に基づいて前記ユーザを認証する工程と、を備える、方法。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の方法はさらに、
前記認証に応答して、制限された電子デバイスリソースへのアクセスを前記ユーザに提供する工程を備える、方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法であって、前記制限された電子デバイスリソースは、
アプリケーション、アプリケーションに関連づけられたデータ、および、データファイルの内の少なくとも1つを含む、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法はさらに、
前記認証工程に応答して、個人用のディスプレイ画面を前記ユーザに提供する工程を備える、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であって、前記受信工程は、さらに、電子デバイスをロック解除するための入力を受信する工程を含む、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法であって、前記入力は、ディスプレイを横断するオプションのドラッグを含む、方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法であって、前記識別情報は、
指紋、掌紋、手紋、指関節紋、血管パターン、網膜パターン、虹彩パターン、外耳道パターン、および、DNA配列の内の少なくとも1つを含む、方法。
【請求項8】
請求項1に記載の方法であって、前記センサは、前記入力メカニズムに内蔵されている、方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法であって、前記センサは、タッチスクリーンの一部に内蔵されている、方法。
【請求項10】
請求項8に記載の方法であって、前記センサは、キーボードと、ボタンと、マウスと、タッチパッドと、前記入力メカニズムに隣接した電子デバイス筐体と、の内の少なくとも1つに内蔵されている、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内蔵認証システムを備えた電子デバイスに関する。
続きを表示(約 4,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電子デバイス、特に携帯型電子デバイスは、個人情報を格納するために用いられる。例えば、ユーザは、ユーザが用いる連絡先、電子メール、カレンダー情報、文書、および、その他の情報を格納するために、携帯電話、PDA、スマートフォン、または、その他の電子デバイスを用いてよい。この情報は、必ずしも秘密にしなくてもよいが、ユーザは、情報の少なくとも一部を他人に利用できなくするよう望んでもよい。許可されていない人物がユーザの個人情報にアクセスし閲覧することを防ぐ方法の1つとして、デバイス機能を有効にする前、または、デバイスリソースにアクセスする前に、パスワードまたはパスコードの提供を電子デバイスのユーザに要求する方法が挙げられる。例えば、電子デバイスは、デバイスのホームスクリーン(例えば、スプリングボード)またはメニューを表示する前に、4つの数字または4つの文字のPINを入力するよう、ユーザに要求してよい。別の例として、ユーザの指紋を検出するためまたはユーザの網膜を走査するための付属デバイスをデバイスに接続することによって、ユーザが、デバイスへのアクセス権を受ける前に、承認された指紋または網膜を最初に示さなければいけないようにしてもよい。
【0003】
これらの方法は両方とも有効でありうるが、パスワードまたはパスコードに基づくアクセス制限は、パスワードまたはパスコードを知っている他のユーザがいない限りは、効果的である。パスワードまたはパスコードが知られると、制限メカニズムは、効果がなくなりうる。また、パスワードまたはパスコードを忘れて、許可ユーザがデバイスにアクセスできなくなる場合もある。さらに、ユーザに指紋を提供するまたは網膜スキャンを受けるよう要求することは、ユーザがデバイスにアクセスできるまでに求めるステップを増やすため、時間がかかり、ユーザにとって煩わしい場合がある。この方法は、パスワードまたはパスコードの入力よりも安全であるが、ハードウェア(例えば、必要なスキャナ、検出器、または、リーダ)のコストと時間がかかる。したがって、例えば、ユーザがデバイスをオンにする、ロック解除する、または、起動する時に、デバイスが迅速かつシームレスにユーザを認証するように、生体認証および他の認証メカニズムを実装した電子デバイスを提供することが望ましい。
【発明の概要】
【0004】
電子デバイスのユーザを認証するための方法、電子デバイス、および、コンピュータ読み取り可能な媒体が提供されている。一部の実施形態において、電子デバイスは、ユーザをシームレスに認証しうる。電子デバイスは、ユーザから入力を受信してよく、その入力は、電子デバイスの入力メカニズムによって提供される。電子デバイスは、ユーザが、入力メカニズムの中またはその近傍に組み込まれた1または複数のセンサから入力を提供する時に、識別情報を検出してよい。電子デバイスは、検出した識別情報を、デバイスのライブラリに格納されている識別情報と比較することによって、ユーザを認証してよい。例えば、センサは、ユーザの皮膚の特長、または、ユーザの皮下の特長を検出するためのセンサを含んでよい。センサは、タッチスクリーン、ボタン(例えば、キーボードまたはマウスのボタン)、入力メカニズム近傍のデバイスの筐体(例えば、キーボードの近くのラップトップ筐体)、または、任意の他の適切な位置の少なくとも一カ所に組み込まれてよい。
【0005】
一部の実施形態において、電子デバイスは、デバイスの検知素子に対して位置合わせするようユーザに指示することなく、ユーザが検知素子に対して位置合わせされていることを決定してよい。例えば、検知素子は、センサの検知領域が、電子デバイスを操作する際に予期されるユーザの位置を含むように配置されてよい。センサは、検知素子を用いて、ユーザの1または複数の生体属性(例えば、顔または眼の特長)を検出してよい。例えば、センサは、デバイスのディスプレイに隣接したカメラまたは光学センサを備えてよい。次いで、ユーザは、検出された生体属性を、電子デバイスに格納された、または、電子デバイスがアクセスできる生体属性のライブラリと比較することによって認証されてよい。
【0006】
一部の実施形態において、電子デバイスは、ユーザによって選択されたオプションの共通の属性に基づいて、ユーザを認証してもよい。電子デバイスは、ユーザによる選択のために、いくつかの選択可能なオプションを表示してよく、オプションのサブセット(一部)のユーザ選択を受信してよい。次いで、電子デバイスは、選択されたオプションの一部または全部に共通する1または複数の属性を特定してよい。属性は、例えば、サイズ、色、輪郭、網掛けパターン、形状、他のオプションとの配列、他のオプションに対する位置、オプションのソース、または、任意の他の適切な属性の内の少なくとも1つを含んでよい。次いで、電子デバイスは、特定された属性に基づいてユーザを認証してよい。例えば、ユーザが、特定のユーザに関連づけられた属性を共有する形状をすべて選択した場合、電子デバイスは、そのユーザを認証してよい。
【0007】
一部の実施形態において、電子デバイスは、デバイスが受信した入力のパターンに基づいて、ユーザを認証してもよい。電子デバイスは、ユーザによって提供される複数の入力を検出するセンサを備えてよい。例えば、センサは、ユーザによって提供された入力を受信する入力メカニズムを備えてよい。別の例として、センサは、電子デバイスの動き、または、電子デバイスとの接触を検出する加速度計またはジャイロスコープを備えてもよい。電子デバイスは、検出した入力のパターンを特定し、特定したパターンを、メモリに格納されたパターンと比較して、ユーザを認証するよう動作してよい。パターンは、時間的パターン(例えば、連続する入力の間の遅延に関するパターン)、視覚的パターン(例えば、ユーザが選択したいくつかのオプションの属性、または、ユーザが提供した入力に関するパターン)、または、これらの組み合わせを含みうる。ユーザを認証すると、電子デバイスは、制限された電子デバイスリソースへのアクセスをユーザに提供してよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態による認証システムと共に使用するための電子デバイスの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、電子デバイスのディスプレイスクリーンの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザに認証を指示するためのディスプレイスクリーンの一例を示す図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザがデバイスリソースにアクセスする前に、ユーザに認証を指示するためのディスプレイスクリーンの一例を示す概略図。
本発明の実施形態に従って、ユーザ認証に応答して提供された異なるユーザに関連づけられたディスプレイスクリーンの例を示す概略図である。
本発明の実施形態に従って、ユーザ認証に応答して提供された異なるユーザに関連づけられたディスプレイスクリーンの例を示す概略図である。
本発明の実施形態に従って、ユーザ認証に応答して提供された異なるユーザに関連づけられたディスプレイスクリーンの例を示す概略図である。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの指紋を検出するための電子デバイスのディスプレイの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの指紋を検出するための電子デバイスの別の例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの手紋を検出するための電子デバイスの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの手紋を検出するための電子デバイスの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの手紋を検出するための電子デバイスの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの皮膚の下の特徴を検出するセンサを有するデバイスの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの顔の特徴を検出するためのセンサを有する電子デバイスの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザの眼の特徴を検出するためのセンサを有する電子デバイスの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、視覚的パターンを提供するためのディスプレイの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、視覚的パターンを提供するためのディスプレイの一例を示す概略図。
本発明の一実施形態に従って、ユーザを認証するための方法の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
電子デバイスのリソースへのアクセスを制限するための認証システムを有する電子デバイスが提供されている。例えば、デバイスに格納されたまたはデバイスから利用できるファイルまたはデータへのアクセスなど、任意の適切な電子デバイスリソースへのアクセスが制限されてよい。別の例として、特定のアプリケーション(例えば、特定のユーザが購入したアプリケーション、または、管理者タスクまたは管理者特権と関連づけられたアプリケーション)へのアクセスが制限されてもよい。さらに別の例として、ユーザが認証されるまで、個人設定(例えば、表示されるオプション、背景画像、または、アプリケーションに用いるアイコン)へのアクセスが制限されてもよい。
【0010】
任意の適切な認証システムが実装されてよい。一部の実施形態において、認証システムは、ユーザの生体特徴または属性を検出するためのシステムを備えてよい。例えば、電子デバイスは、指紋、手紋(hand print)、掌紋、指関節紋(knuckle print)、血管パターン、または、任意のその他の適切なユーザの皮膚の一部もしくは皮下の一部など、ユーザの皮膚の特徴または皮下の特徴に基づいて、ユーザを検出および認証するシステムを備えてよい。別の例として、電子デバイスは、ユーザの眼または顔の特徴もしくはユーザの眼(眼球)の動きに基づいて、ユーザを検出および認証するシステムを備えてもよい。さらに別の例として、電子デバイスは、ユーザの外耳道の特徴、ユーザに関連した匂い、ユーザのDNA、または、ユーザに関連した任意のその他の適切な生体属性もしくは情報を検出するシステムを備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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