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公開番号2025157116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2025009503
出願日2025-01-22
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 72/1263 20230101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約【課題】下りリンク受信のタイミングが、スイッチングパターンを用いてスイッチングする2つのキャリアのうちいずれかとオーバーラップする場合の端末の動作を明確にする端末及び通信方法を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末20は、スイッチングパターンを用いて、上りリンク送信及び下りリンク受信に用いられる第1のキャリアと下りリンク受信に用いられる第2のキャリアとのスイッチングを実行する制御部と、基地局から、第1のキャリア又は第2のキャリアにおける一又は複数のオケージョンでの下りリンク受信の指示を示す情報を受信する受信部と、を備え、制御部は、第1のキャリアにおける一又は複数のオケージョンのうち少なくとも一部のオケージョンが、スイッチングパターンにおける第2のキャリアに用いられるスロット又はシンボルとオーバーラップする場合、所定の動作を実行する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
スイッチングパターンを用いて、上りリンク送信及び下りリンク受信に用いられる第1のキャリアと下りリンク受信に用いられる第2のキャリアとのスイッチングを実行する制御部と、
基地局から、前記第1のキャリア又は前記第2のキャリアにおける一又は複数のオケージョンでの下りリンク受信の指示を示す情報を受信する受信部と、を備え、
前記制御部は、前記第1のキャリアにおける前記一又は複数のオケージョンのうち少なくとも一部のオケージョンが、前記スイッチングパターンにおける前記第2のキャリアに用いられるスロット又はシンボルとオーバーラップする場合又は前記第2のキャリアにおける前記一又は複数のオケージョンのうち少なくとも一部のオケージョンが、前記スイッチングパターンにおける前記第1のキャリアに用いられるスロット又はシンボルとオーバーラップする場合、所定の動作を実行する、端末。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記所定の動作は、前記オーバーラップされた一部のオケージョンでの前記下りリンク受信を実行しない動作である、請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記所定の動作は、前記指示に基づく前記一又は複数のオケージョンでの前記下りリンク受信を実行しない動作である、請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記所定の動作は、前記オーバーラップされた一部のオケージョンでの前記下りリンク受信を延期し、前記オーバーラップされた一部のオケージョンの後のオケージョンで延期された前記下りリンク受信を実行する動作である、請求項1に記載の端末。
【請求項5】
前記所定の動作は、前記オーバーラップされたシンボルに対してパンクチャリング又はレートマッチングを行う、請求項1に記載の端末。
【請求項6】
端末により実行される通信方法であって、
スイッチングパターンを用いて、上りリンク送信及び下りリンク受信に用いられる第1のキャリアと下りリンク受信に用いられる第2のキャリアとのスイッチングを実行するステップと、
基地局から、前記第1のキャリア又は前記第2のキャリアにおける一又は複数のオケージョンでの下りリンク受信の指示を示す情報を受信するステップと、
前記第1のキャリアにおける前記一又は複数のオケージョンのうち少なくとも一部のオケージョンが、前記スイッチングパターンにおける前記第2のキャリアに用いられるスロット又はシンボルとオーバーラップする場合又は前記第2のキャリアにおける前記一又は複数のオケージョンのうち少なくとも一部のオケージョンが、前記スイッチングパターンにおける前記第1のキャリアに用いられるスロット又はシンボルとオーバーラップする場合、所定の動作を実行するステップと、を備える通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
移動通信システムにおいて、低周波数帯 (Low Band)はその優れた伝搬特性により、都市部の屋内トラフィックや郊外・農村部の広範なトラフィック収容において重要な役割を果たしている。しかしながら、従来、800MHz帯のFDD (Frequency Division Duplex)バンド (Band n5) と700MHz帯のSDL (Supplemental DownLink)バンド (Band n29) のような低周波数同士のキャリアアグリゲーション (CA (Carrier Aggregation))は、端末の送受信回路設計や制御の複雑性のため実現されていなかった。
【0003】
3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)では、端末の実装の複雑性を解消し、低周波数帯でのキャリアアグリゲーション (LBCA)を実現するために、Semi-static(半静的)スイッチングパターンを用いて、FDDキャリアとSDLキャリアとを時分割スイッチングする方法が検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 38.300 V18.4.0(2024-12)
3GPP TS 38.401 V18.4.0(2024-12)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、基地局からの指示に基づく下りリンク受信のタイミングが、スイッチングパターンを用いてスイッチングする2つのキャリアのうちいずれかとオーバーラップする場合、端末はどのように動作すべきか明確にされていない。そのため、端末は、指示に基づくDL受信を適切に実行できず、結果として、通信品質の低下や遅延が引き起こされる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態における端末は、スイッチングパターンを用いて、上りリンク送信及び下りリンク受信に用いられる第1のキャリアと下りリンク受信に用いられる第2のキャリアとのスイッチングを実行する制御部と、基地局から、前記第1のキャリア又は前記第2のキャリアにおける一又は複数のオケージョンでの下りリンク受信の指示を示す情報を受信する受信部と、を備え、前記制御部は、前記第1のキャリアにおける前記一又は複数のオケージョンのうち少なくとも一部のオケージョンが、前記スイッチングパターンにおける前記第2のキャリアに用いられるスロット又はシンボルとオーバーラップする場合又は前記第2のキャリアにおける前記一又は複数のオケージョンのうち少なくとも一部のオケージョンが、前記スイッチングパターンにおける前記第1のキャリアに用いられるスロット又はシンボルとオーバーラップする場合、所定の動作を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本実施形態によれば、基地局からの指示に基づく下りリンク受信のタイミングが、スイッチングパターンを用いてスイッチングする2つのキャリアのうちいずれかとオーバーラップする場合の端末の動作を明確にできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における無線通信システムを説明するための図である。
FDDバンドとSDLバンドとのスイッチングの動作の一例を示す図である。
本実施形態におけるSemi-staticスイッチングパターンの一例を示す図である。
実施例1-1における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-1における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-1における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-1における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-2における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-2における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-2における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-2における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-3における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-3における端末の動作の一例を示す図である。
実施例1-3における端末の動作の一例を示す図である。
本実施形態における基地局の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における端末の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における基地局又は端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態における車両の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本実施形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
【0010】
本実施形態の無線通信システムは、既存技術を用いて動作する。既存技術は、例えば、3GPP規格のような通信規格に基づく無線通信技術である。既存技術は、例えばNR(New Radio)であるが、既存のNRに限られない。本明細書で使用する用語「NR」は、特に断らない限り、NR(5G)以降の方式(例えば、6G)を含む広い意味を有するものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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