TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025155844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025012478
出願日2025-01-28
発明の名称端末、基地局及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人
主分類H04W 52/04 20090101AFI20251006BHJP(電気通信技術)
要約【課題】異なるパワークラスの端末が同一セル内に混在しても、端末へパワークラスに応じた最大値を適切に設定することが可能な端末、基地局及び通信方法の提供を目的とする。
【解決手段】端末は、上りリンクの送信電力の第1最大値を含むシステム情報と、前記上りリンクの送信電力の第2最大値を含む無線リソース制御メッセージを受信する受信部と、前記第1最大値または前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する制御部を備える。前記制御部は、前記システム情報と前記無線リソース制御メッセージの両方を受信する場合、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
上りリンクの送信電力の第1最大値を含むシステム情報と、前記上りリンクの送信電力の第2最大値を含む無線リソース制御メッセージを受信する受信部と、
前記第1最大値または前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記システム情報と前記無線リソース制御メッセージの両方を受信する場合、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する端末。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記制御部は、ネットワーク接続状態において、前記上りリンクの送信電力の第3最大値を含む前記システム情報を新たに受信しても、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を、前記上りリンクの送信電力の制御に適用する、請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記制御部は、ネットワーク接続状態において、前記無線リソース制御メッセージを新たに受信したときには、新たに受信した前記無線リソース制御メッセージに含まれる第4最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する、請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記制御部は、ネットワーク非接続状態またはネットワークとの通信が非動作状態に変わった後に、前記システム情報を受信する場合、前記システム情報に含まれる第5最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する、請求項1に記載の端末。
【請求項5】
上りリンクの送信電力の第1最大値を含むシステム情報と、前記上りリンクの送信電力の第2最大値を含む無線リソース制御メッセージを送信する送信部と、
前記システム情報と前記無線リソース制御メッセージの両方を受信する端末から、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を適用して送信電力が制御された前記上りリンクの信号を受信する受信部を備える基地局。
【請求項6】
上りリンクの送信電力の第1最大値を含むシステム情報と、前記上りリンクの送信電力の第2最大値を含む無線リソース制御メッセージを受信する受信ステップと、
前記第1最大値または前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する制御ステップを含み、
前記制御ステップは、前記システム情報と前記無線リソース制御メッセージの両方を受信する場合、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する端末の通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、上りリンク送信電力の制御を行う端末、基地局及び通信方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
3rd Generation Partnership Project(3GPP:登録商標)は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)またはNext Generation(NG)とも呼ばれる)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolution或いは6Gと呼ばれる次世代の仕様化も進めている。
【0003】
ネットワークは、各セルにおける端末の上りリンク送信電力の最大値(p-Max)を、SIB1(System Information Block 1)とRRC(Radio Resource Control)メッセージを用いて端末に設定できる。
端末は、各セルにおいて受信するSIB1またはRRCメッセージに含まれる最大値を適用して、上りリンク送信電力を制御する。もしSIB1またはRRCメッセージが最大値を含んでいない場合には、端末は規格で予め定められた端末自身の送信電力のパワークラス(PC:Power Class)の最大値を適用する。(非特許文献1)
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 38.331 V18.4.0, 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 18), 3GPP, 2025年1月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上りリンク送信電力の最大値が異なる端末は、いずれかのパワークラスに分類(例えば、一般端末:Power class 3(p-Max:23dBm)、HP(High Power)端末:Power class 2(p-Max:26dBm))されており、今後は異なるパワークラスの端末が同一セル内に混在することが考えられる。このように、異なるパワークラスの端末が同一セル内に混在する場合、各端末に、自身のパワークラスに応じた最大値をどのように設定するかが問題となる。
【0006】
そこで、以下の開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、異なるパワークラスの端末が同一セル内に混在しても、端末のパワークラスに応じた最大値を各端末へ適切に設定することが可能な端末、基地局及び通信方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、上りリンクの送信電力の第1最大値を含むシステム情報と、前記上りリンクの送信電力の第2最大値を含む無線リソース制御メッセージを受信する受信部(210)と、前記第1最大値または前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する制御部(220)を備え、前記制御部(220)は、前記システム情報と前記無線リソース制御メッセージの両方を受信する場合、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する、端末(200)である。
【0008】
本開示の一態様は、上りリンクの送信電力の第1最大値を含むシステム情報と、前記上りリンクの送信電力の第2最大値を含む無線リソース制御メッセージを送信する送信部(120)と、前記システム情報と前記無線リソース制御メッセージの両方を受信する端末から、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を適用して送信電力が制御された前記上りリンクの信号を受信する受信部(110)を備える、基地局(100)である。
【0009】
本開示の一態様は、上りリンクの送信電力の第1最大値を含むシステム情報と、前記上りリンクの送信電力の第2最大値を含む無線リソース制御メッセージを受信する受信ステップと、前記第1最大値または前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する制御ステップを含み、前記制御ステップは、前記システム情報と前記無線リソース制御メッセージの両方を受信する場合、前記無線リソース制御メッセージに含まれる前記第2最大値を適用して、前記上りリンクの送信電力を制御する、端末(200)の通信方法である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、無線通信システムの全体概略構成図である。
図2は、無線通信システムにおいて用いられる周波数レンジを示す図である。
図3は、無線通信システムにおいて用いられる無線フレーム、サブフレーム、スロット、シンボルの構成例を示す図である。
図4は、基地局の機能ブロック図である。
図5は、端末の機能ブロック図である。
図6は、第1実施形態を示す図である。
図7は、第2実施形態を示す図である。
図8は、第3実施形態を示す図である。
図9は、第3実施形態における優先情報(SIB1)の例を示す図である。
図10は、第3実施形態における優先情報(RRCメッセージ)の例を示す図である。
図11は、基地局及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図12は、車両の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社NTTドコモ
端末
1日前
株式会社NTTドコモ
端末
今日
株式会社NTTドコモ
端末
今日
株式会社NTTドコモ
端末
今日
株式会社NTTドコモ
端末
1日前
株式会社NTTドコモ
端末
今日
株式会社NTTドコモ
端末
今日
株式会社NTTドコモ
端末
1日前
株式会社NTTドコモ
基地局
今日
株式会社NTTドコモ
デバイス
1日前
株式会社NTTドコモ
デバイス
1日前
株式会社NTTドコモ
デバイス
今日
株式会社NTTドコモ
デバイス
今日
株式会社NTTドコモ
デバイス
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び基地局
今日
株式会社NTTドコモ
基地局及び端末
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び基地局
今日
株式会社NTTドコモ
基地局及び端末
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び基地局
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
1日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
1日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
1日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
1日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
1日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
1日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
1日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
今日
続きを見る