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公開番号
2025155483
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024096561
出願日
2024-06-14
発明の名称
配船計画作成装置、配船計画作成方法、及び配船計画作成プログラム
出願人
ENEOS株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/40 20240101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】コストを抑制しつつ、揚地が要求する原料に対して差が少なくなるように配船計画を作成する。
【解決手段】積地から揚地へ原料を船で輸送する配船計画を導出するサーバ装置2であって、ユーザにより設定された条件情報を取得する取得部21と、条件情報を用いて、配船計画に係る第一パラメータを変数として含み、輸送にかかるコストを示す指標である第一指標を設定する第一設定部28と、条件情報を用いて、配船計画に係る第二パラメータを変数として含み、揚地へ輸送される予定の原料と揚地において要求される原料との差を示す指標である第二指標を設定する第二設定部29と、第一指標に関する項と、第二指標に関する項との和を含む目的関数の値が小さくなるように配船計画に係る上記パラメータを導出する演算部23と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
積地から揚地へ原料を船で輸送する配船計画を導出する配船計画作成装置であって、
ユーザにより設定された条件情報を取得する取得部と、
前記条件情報を用いて、前記配船計画に係る第一パラメータを変数として含み、輸送にかかるコストを示す指標である第一指標を設定する第一設定部と、
前記条件情報を用いて、前記第一パラメータと同一又は異なる第二パラメータであり前記配船計画に係る前記第二パラメータを変数として含み、前記揚地へ輸送される予定の前記原料と前記揚地において要求される前記原料との差を示す指標である第二指標を設定する第二設定部と、
前記第一指標に関する項と、前記第二指標に関する項との和を含む目的関数の値が小さくなるように前記配船計画に係る前記第一パラメータ及び前記第二パラメータを導出する演算部と、
を備える配船計画作成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記演算部は、所定の制約条件を満たすと共に前記目的関数の値が最小となる場合の前記配船計画に係る前記第一パラメータ及び前記第二パラメータを導出する、
請求項1に記載の配船計画作成装置。
【請求項3】
前記目的関数は、前記第一指標に対して第一係数を乗算した項と、前記第二指標に対して第二係数を乗算した項と、を加算した重み付き線形和を含む、
請求項1又は2に記載の配船計画作成装置。
【請求項4】
前記第一指標は、複数の前記積地に対する前記船の寄港数を示す指標である、
請求項1又は2に記載の配船計画作成装置。
【請求項5】
前記第二指標は、前記揚地へ輸送される予定の前記原料と前記揚地において要求される前記原料との差を、前記原料の種類毎に算出し、前記差を合計した値を示す指標である、
請求項1又は2に記載の配船計画作成装置。
【請求項6】
複数の種類の前記原料が輸送され、各前記原料は、複数のグループにそれぞれ分けられており、
前記第二指標は、前記揚地へ輸送される予定の前記原料と前記揚地において要求される前記原料との差を、前記グループ毎に算出し、前記差を合計した値を示す指標である、
請求項1又は2に記載の配船計画作成装置。
【請求項7】
複数の種類の前記原料が輸送され、前記原料は、前記種類毎に密度が設定されており、
前記第二指標は、前記揚地へ輸送される予定の各前記原料の密度の加重平均と、前記揚地において要求される各前記原料の密度の加重平均との差を示す指標である、
請求項1又は2に記載の配船計画作成装置。
【請求項8】
前記条件情報は、前記船が前記揚地へ寄港する日付と、前記船が前記揚地へ供給する前記原料の総量とを含む、
請求項1又は2に記載の配船計画作成装置。
【請求項9】
前記目的関数は、前記第二指標に対して1未満の係数が乗算されている、
請求項1又は2に記載の配船計画作成装置。
【請求項10】
前記演算部は、前記第二指標に関する制約条件を満たすと共に、前記目的関数の値が小さくなるように前記第一パラメータ及び前記第二パラメータを導出する、
請求項9に記載の配船計画作成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配船計画作成装置、配船計画作成方法、及び配船計画作成プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
船により原料の輸送を行う場合、積地から揚地への配船計画が立案される。しかし配船計画は複雑化する傾向にあり、様々解決手法が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1においては、コストの少ない配船計画を作成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6586945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
船により原料を輸送する場合、輸送に係るコストを抑制しようとすると、揚地側が要求する原料が十分に輸送されない可能性がある。これに対して、揚地側が要求する原料を十分に輸送しようとすると、コストが増加する可能性がある。このため、コストと、揚地側が要求する原料の十分な輸送と、のバランスを取りながら配船計画を作成することが困難であった。
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、コストを抑制しつつ、揚地が要求する原料に対して差が少なくなるように配船計画を作成することができる配船計画作成装置、配船計画作成方法、及び配船計画作成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示のある態様に係る配船計画作成装置は、積地から揚地へ原料を船で輸送する配船計画を導出する配船計画作成装置であって、ユーザにより設定された条件情報を取得する取得部と、前記条件情報を用いて、前記配船計画に係る第一パラメータを変数として含み、輸送にかかるコストを示す指標である第一指標を設定する第一設定部と、前記条件情報を用いて、前記第一パラメータと同一又は異なる第二パラメータであり前記配船計画に係る前記第二パラメータを変数として含み、前記揚地へ輸送される予定の前記原料と前記揚地において要求される前記原料との差を示す指標である第二指標を設定する第二設定部と、前記第一指標に関する項と、前記第二指標に関する項との和を含む目的関数の値が小さくなるように前記配船計画に係る前記第一パラメータ及び前記第二パラメータを導出する演算部と、を備える。
【0008】
本開示の別の態様に係る配船計画作成装置は、積地から揚地へ原料を船で輸送する配船計画を導出する配船計画作成装置であって、前記配船計画に係る前提条件情報を受け付ける受付部と、前記前提条件情報を用いて、前記配船計画に係る一部の内容を演算する処理部と、前記内容を含む条件情報を取得する取得部と、前記条件情報を用いて、前記配船計画に係る第一パラメータを変数として含み、輸送にかかるコストを示す指標である第一指標を設定する第一設定部と、前記条件情報を用いて、前記第一パラメータと同一又は異なる第二パラメータであり前記配船計画に係る前記第二パラメータを変数として含み、前記揚地へ輸送される予定の前記原料と前記揚地において要求される前記原料との差を示す指標である第二指標を設定する第二設定部と、前記第一指標に関する項と、前記第二指標に関する項との和を含む目的関数の値が小さくなるように前記配船計画に係る前記第一パラメータ及び前記第二パラメータを導出する演算部と、を備える。
【0009】
本開示の別の態様に係る配船計画作成方法は、積地から揚地へ原料を船で輸送する配船計画を導出する配船計画作成方法であって、ユーザにより設定された条件情報を取得する工程と、前記条件情報を用いて、前記配船計画に係る第一パラメータを変数として含み、輸送にかかるコストを示す指標である第一指標を設定する工程と、前記条件情報を用いて、前記第一パラメータと同一又は異なる第二パラメータであり前記配船計画に係る前記第二パラメータを変数として含み、前記揚地へ輸送される予定の前記原料と前記揚地において要求される前記原料との差を示す指標である第二指標を設定する工程と、前記第一指標に関する項と、前記第二指標に関する項との和を含む目的関数の値が小さくなるように前記配船計画に係る前記第一パラメータ及び前記第二パラメータを導出する工程と、を有する。
【0010】
本開示の別の態様に係る配船計画作成方法は、積地から揚地へ原料を船で輸送する配船計画を導出する配船計画作成方法であって、前記配船計画に係る前提条件情報を受け付ける工程と、前記前提条件情報を用いて、前記配船計画に係る一部の内容を演算する工程と、前記内容を含む条件情報を取得する工程と、前記条件情報を用いて、前記配船計画に係る第一パラメータを変数として含み、輸送にかかるコストを示す指標である第一指標を設定する工程と、前記条件情報を用いて、前記第一パラメータと同一又は異なる第二パラメータであり前記配船計画に係る前記第二パラメータを変数として含み、前記揚地へ輸送される予定の前記原料と前記揚地において要求される前記原料との差を示す指標である第二指標を設定する工程と、前記第一指標に関する項と、前記第二指標に関する項との和を含む目的関数の値が小さくなるように前記配船計画に係る前記第一パラメータ及び前記第二パラメータを導出する工程と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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