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公開番号2025153886
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056589
出願日2024-03-29
発明の名称ベンチの設置方法
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20251002BHJP(建築物)
要約【課題】本発明の目的は、耐荷重の高いベンチを提供することである。
【解決手段】互いに対向する一対の第1壁(46及び47)と、前記一対の第1壁(46及び47)の間に設けられた第2壁(11)とに固定されるベンチ(60)は、前記一対の第1壁(46及び47)にそれぞれ固定された第1受け材(61及び62)と、前記第2壁(11)に固定される第2受け材(63)と、前記第1受け材(61及び62)及び前記第2受け材(63)の上に載って前記第1受け材(61及び62)及び前記第2受け材(63)に支持される座板(64)と、下段面(65a)と、前記下段面(65a)の前において前記下段面(65a)よりも高い上段面(65b)と、を上面に有する前框(65)と、を備える。前記座板(64)が前記下段面(65a)に載って前記前框(65)に固定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
互いに対向する一対の第１壁と、前記一対の第１壁の間に設けられた第２壁とに固定されるベンチであって、
前記一対の第１壁にそれぞれ固定された第１受け材と、
前記第２壁に固定される第２受け材と、
前記第１受け材及び前記第２受け材の上に載って前記第１受け材及び前記第２受け材に支持される座板と、
下段面と、前記下段面の前において前記下段面よりも高い上段面と、を上面に有する前框と、
を備え、
前記座板が前記下段面に載って前記前框に固定される
ことを特徴とするベンチ。
続きを表示（約 770 文字）【請求項２】
請求項１に記載のベンチであって、
前記前框が、
前記下段面を上面に有する第１框と、
前記第１框の前に接合され、前記下段面から上方に突出し、前記上段面を上面に有する第２框と、
を有する
ことを特徴とするベンチ。
【請求項３】
請求項１又は２に記載のベンチであって、
前記上段面及び前記座板の上面に貼り付けられるトップ化粧シートと、
前記トップ化粧シートの前縁から連続し、前記前框の前面に貼り付けられるフロント化粧シートと、
を備えることを特徴とするベンチ。
【請求項４】
請求項１又は２に記載のベンチであって、
前記前框の後方において前記座板の下面に、又は前記座板の下方において前記前框の後面に取り付けられる照明器と、
前記照明器に接続され、前記照明器から前記第１壁又は前記第２壁の穴を通じて前記第１壁の内部まで配線される電線と、
を備え、
前記穴が前記座板よりも下に配置されている
ことを特徴とするベンチ。
【請求項５】
玄関扉と、前記玄関扉の脇及びその対向位置に配置される一対の第１壁と、前記一対の第１壁の間に設けられる第２壁と、を有する玄関であって、
前記一対の第１壁にそれぞれ固定された第１受け材と、
前記第２壁に固定される第２受け材と、
前記第１受け材及び前記第２受け材の上に載って前記第１受け材及び前記第２受け材に支持される座板と、
下段面と、前記下段面の前において前記下段面よりも高い上段面と、を上面に有する前框と、
を備え、
前記座板が前記下段面に載って前記前框に固定される
ことを特徴とする玄関。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ベンチ及び玄関に関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
非特許文献１は、左右の側壁及び奥の壁によって囲まれた領域に設置されたベンチを開示する。人がベンチに座り、或いは、物がベンチの上に置かれることから、ベンチの耐荷重が高ければ高いほど良い。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
インターネット＜URL： https://yukobo.jp/parts-gallery/post-15102/＞
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、耐荷重の高いベンチを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
以下の括弧書きで示された参照符号は図１～図７において参照される。
【０００６】
請求項１によれば、
互いに対向する一対の第１壁（４６及び４７）と、前記一対の第１壁（４６及び４７）の間に設けられた第２壁（１１）とに固定されるベンチ（６０）であって、
前記一対の第１壁（４６及び４７）にそれぞれ固定された第１受け材（６１及び６２）と、
前記第２壁（１１）に固定される第２受け材（６３）と、
前記第１受け材（６１及び６２）及び前記第２受け材（６３）の上に載って前記第１受け材（６１及び６２）及び前記第２受け材（６３）に支持される座板（６４）と、
下段面（６５ａ）と、前記下段面（６５ａ）の前において前記下段面（６５ａ）よりも高い上段面（６５ｂ）と、を上面に有する前框（６５）と、
を備え、
前記座板（６４）が前記下段面（６５ａ）に載って前記前框（６５）に固定される
ことを特徴とするベンチ（６０）が提供される。
【０００７】
請求項５によれば、
玄関扉（１６）と、前記玄関扉（１６）の脇及びその対向位置に配置される一対の第１壁（４６及び４７）と、前記一対の第１壁（４６及び４７）の間に設けられる第２壁（１１）と、を有する玄関（４０）であって、
前記一対の第１壁（４６及び４７）にそれぞれ固定された第１受け材（６１及び６２）と、
前記第２壁（１１）に固定される第２受け材（６３）と、
前記第１受け材（６１及び６２）及び前記第２受け材（６３）の上に載って前記第１受け材（６１及び６２）及び前記第２受け材（６３）に支持される座板（６４）と、
下段面（６５ａ）と、前記下段面（６５ａ）の前において前記下段面（６５ａ）よりも高い上段面（６５ｂ）と、を上面に有する前框（６５）と、
を備え、
前記座板（６４）が前記下段面（６５ａ）に載って前記前框（６５）に固定される
ことを特徴とする玄関（４０）が提供される。
【０００８】
以上のような請求項１及び５によれば、座板（６４）が第１受け材（６１及び６２）及び第２受け材（６３）の上に載って第１受け材（６１及び６２）及び第２受け材（６３）に支持されることから、座板（６４）に座った人の体重が座板（６４）、第１受け材（６１及び６２）及び第２受け材（６３）を通じて第１壁（４６及び４７）及び第２壁（１１）によって支えられる。
座板（６４）が前框（６５）の下段面（６５ａ）に載っていることから、座板（６４）の前端が前框（６５）によって下から支えられて補強されるため、人が座板（６４）の前端の上に腰を掛けても、その人の体重が座板（６４）を通じて第１受け材（６１及び６２）及び第２受け材（６３）に掛かる。このことは、ベンチ（６０）の耐荷重の向上に寄与する。
前框（６５）が下段面（６５ａ）の前において下段面（６５ａ）よりも高い上段面（６５ｂ）を有することから、前框（６５）のうち上段面（６５ｂ）と下段面（６５ａ）の間の部分が座板（６４）の前端面を隠して保護する。つまり、座板（６４）の前端がその前からも下からも前框（６５）によって保護されて補強される。このことは、ベンチ（６０）の耐荷重の向上に寄与する。
【０００９】
請求項２によれば、
請求項１に記載のベンチ（６０）であって、
前記前框（６５）が、
前記下段面（６５ａ）を上面に有する第１框（６５ｃ）と、
前記第１框（６５ｃ）の前に接合され、前記下段面（６５ａ）から上方に突出し、前記上段面（６５ｂ）を上面に有する第２框（６５ｄ）と、
を有する
ことを特徴とするベンチ（６０）が提供される。
【００１０】
以上のような請求項２によれば、座板（６４）が第１框（６５ｃ）の上面である下段面（６５ａ）に載っていることから、座板（６４）の前端が第１框（６５ｃ）によって下から支えられて補強されるため、人が座板（６４）の前端の上に腰を掛けても、その人の体重が座板（６４）を通じて第１受け材（６１及び６２）及び第２受け材（６３）に掛かる。このことは、ベンチ（６０）の耐荷重の向上に寄与する。
第２框（６５ｄ）が第１框（６５ｃ）の上面たる下段面（６５ａ）から上方に突出することから、第２框（６５ｄ）が座板（６４）の前端面を隠して保護する。つまり、座板（６４）の前端がその前から第２框（６５ｄ）によって保護されて補強され、座板（６４）の前端がその下から第１框（６５ｃ）によって保護されて補強される。このことは、ベンチ（６０）の耐荷重の向上に寄与する。
（【００１１】以降は省略されています）

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