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公開番号
2025141259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041119
出願日
2024-03-15
発明の名称
超音波診断装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
A61B
8/14 20060101AFI20250919BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明の目的は、超音波画像が取得された位置を測定する超音波診断装置について、位置測定の精度を向上させることである。
【解決手段】超音波診断装置100は、超音波プローブ12、位置センサ36および情報処理部を備えている。情報処理部は、位置測定部10、超音波送受信機16、画像生成部18および制御部20によって構成されている。情報処理部は、超音波プローブ12で受信された超音波に基づき超音波画像データを生成し、位置センサ36から出力されたセンサ信号に基づいて、超音波プローブ12の位置を測定する。超音波診断装置100は、さらに、超音波画像データを生成するときのフレームレートと、センサ信号の測定周波数とを対応付ける制御データベース22を備え、情報処理部は、制御データベース22に基づいて、フレームレートおよび測定周波数のうち少なくとも一方を設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
超音波プローブと、
前記超音波プローブに設けられた位置センサと、を備える超音波診断装置であって、
前記超音波プローブで受信された超音波に基づき、超音波画像データを生成し、
前記位置センサから出力されたセンサ信号に基づいて、前記超音波プローブの位置を測定するように構成された情報処理部と、
前記超音波画像データを生成するときのフレームレートと、前記センサ信号の測定周波数とを対応付ける制御データベースと、を備え、
前記情報処理部は、
前記制御データベースに基づいて、前記フレームレートおよび前記測定周波数のうち少なくとも一方を設定することを特徴とする超音波診断装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の超音波診断装置であって、
前記制御データベースは、
前記フレームレートと、干渉回避測定周波数とを対応付けた測定周波数テーブルを含み、
前記情報処理部は、
前記測定周波数テーブルによって前記フレームレートに対応付けられた前記干渉回避測定周波数に、前記測定周波数を設定することを特徴とする超音波診断装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の超音波診断装置であって、
前記情報処理部は、
前記センサ信号によって求められる位置測定値を、予め求められたオフセット調整値に基づいて補正し、
前記測定周波数を変更したときは、前記測定周波数を変更する前に求められた補正後の前記位置測定値と、前記測定周波数を変更した後に求められた補正前の前記位置測定値との差異に基づいて、前記オフセット調整値を更新し、
前記測定周波数を変更した後に求められた補正前の前記位置測定値を、更新後の前記オフセット調整値に基づいて補正することを特徴とする超音波診断装置。
【請求項4】
請求項1に記載の超音波診断装置であって、
前記制御データベースは、
前記測定周波数と、干渉回避フレームレートとを対応付けたフレームレートテーブルを含み、
前記情報処理部は、
前記フレームレートテーブルによって前記測定周波数に対応付けられた前記干渉回避フレームレートに、前記フレームレートを設定することを特徴とする超音波診断装置。
【請求項5】
請求項1または請求項4に記載の超音波診断装置であって、
前記情報処理部は、
1送信周期当たりに前記超音波プローブが送信する超音波パルスの個数を変更して、前記フレームレートを変更することを特徴とする超音波診断装置。
【請求項6】
請求項5に記載の超音波診断装置であって、
前記情報処理部は、
1フレーム当たりに前記超音波プローブが送信する複数の超音波パルスのうち、前記フレームレートを変更する前に対して増加させた超音波パルスを、前記超音波画像データの生成に寄与させないことを特徴とする超音波診断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波診断装置に関し、特に、超音波プローブの位置測定に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
超音波プローブに位置センサが設けられ、超音波画像が取得されたときの超音波プローブの位置を測定する超音波診断装置がある。以下の特許文献1には、このような超音波診断装置が記載されている。特許文献2には、位置センサとして電磁界を検出するものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/156973号
特開平6-347527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、超音波プローブの位置を測定する超音波診断装置では、位置センサと超音波プローブの振動素子が近接して配置される。そのため、超音波画像を取得する際には、振動素子に与えられる送信信号が、位置センサから出力されるセンサ信号に干渉し、超音波プローブの測定位置に誤差が生じることがある。
【0005】
本発明の目的は、超音波画像が取得された位置を測定する超音波診断装置について、位置測定の精度を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る超音波診断装置は、超音波プローブと、前記超音波プローブに設けられた位置センサと、を備える超音波診断装置であって、前記超音波プローブで受信された超音波に基づき、超音波画像データを生成し、前記位置センサから出力されたセンサ信号に基づいて、前記超音波プローブの位置を測定するように構成された情報処理部と、前記超音波画像データを生成するときのフレームレートと、前記センサ信号の測定周波数とを対応付ける制御データベースと、を備え、前記情報処理部は、前記制御データベースに基づいて、前記フレームレートおよび前記測定周波数のうち少なくとも一方を設定することを特徴とする。
【0007】
1つの実施形態では、前記制御データベースは、前記フレームレートと、干渉回避測定周波数とを対応付けた測定周波数テーブルを含み、前記情報処理部は、前記測定周波数テーブルによって前記フレームレートに対応付けられた前記干渉回避測定周波数に、前記測定周波数を設定する。
【0008】
1つの実施形態では、前記情報処理部は、前記センサ信号によって求められる位置測定値を、予め求められたオフセット調整値に基づいて補正し、前記測定周波数を変更したときは、前記測定周波数を変更する前に求められた補正後の前記位置測定値と、前記測定周波数を変更した後に求められた補正前の前記位置測定値との差異に基づいて、前記オフセット調整値を更新し、前記測定周波数を変更した後に求められた補正前の前記位置測定値を、更新後の前記オフセット調整値に基づいて補正する。
【0009】
1つの実施形態では、前記制御データベースは、前記測定周波数と、干渉回避フレームレートとを対応付けたフレームレートテーブルを含み、前記情報処理部は、前記フレームレートテーブルによって前記測定周波数に対応付けられた前記干渉回避フレームレートに、前記フレームレートを設定する。
【0010】
1つの実施形態では、前記情報処理部は、1送信周期当たりに前記超音波プローブが送信する超音波パルスの個数を変更して、前記フレームレートを変更する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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