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公開番号2025141142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040929
出願日2024-03-15
発明の名称ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法およびプログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250919BHJP(測定;試験)
要約【課題】生成AIが生成した回答に基づいて簡便にルートの設定を行うこと。
【解決手段】実施形態に係るナビゲーション装置は、コントローラを備える。コントローラは、ユーザの質問に対して生成AIが生成した回答から少なくとも地名または施設名を含む地点情報を抽出する。また、コントローラは、抽出された上記地点情報を地図データベースと照合する。また、コントローラは、上記地図データベースと照合された上記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの質問に対して生成AIが生成した回答から少なくとも地名または施設名を含む地点情報を抽出し、
抽出された前記地点情報を地図データベースと照合し、
前記地図データベースと照合された前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定するコントローラ、
を備えるナビゲーション装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記地図データベースと照合された前記地点情報をユーザが選択可能となるように提示するインターフェイス部
を備え、
前記コントローラは、
前記インターフェイス部を介してユーザによって選択された前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定する、
請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
ユーザの前記質問に含まれるキーワードに基づいて前記地点情報をさらに絞り込み、絞り込まれた前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定する、
請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記キーワードが示す特定の地点から予め決められた距離以内の前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定する、
請求項3に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記地図データベースと照合された前記地点情報に対し、前記特定の地点からの距離に応じた重み付けを行い、該重み付けによるスコア値が高い順から所定個数の前記地点情報、または前記スコア値が所定値以上の前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定する、
請求項4に記載のナビゲーション装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記地図データベースと照合できない前記地点情報がある場合、または、選択された前記地点情報を含む有効なルートが設定できない場合は、前記回答の修正を要求する再質問を生成して前記生成AIへ送信する、
請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項7】
生成AIと、ナビゲーション装置と、を備え、
前記生成AIは、
前記ナビゲーション装置からユーザの質問を受信した場合に、該質問に対する回答を生成して前記ナビゲーション装置へ送信し、
前記ナビゲーション装置は、
ユーザから前記質問が入力された場合に、該質問を前記生成AIへ送信し、
前記質問に対する前記回答を前記生成AIから受信し、
前記回答から少なくとも地名または施設名を含む地点情報を抽出し、
抽出された前記地点情報を地図データベースと照合し、
前記地図データベースと照合された前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定する、
ナビゲーションシステム。
【請求項8】
ナビゲーション装置が実行するナビゲーション方法であって、
ユーザの質問に対して生成AIが生成した回答から少なくとも地名または施設名を含む地点情報を抽出することと、
抽出された前記地点情報を地図データベースと照合することと、
前記地図データベースと照合された前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定することと、
を含むナビゲーション方法。
【請求項9】
ユーザの質問に対して生成AIが生成した回答から少なくとも地名または施設名を含む地点情報を抽出することと、
抽出された前記地点情報を地図データベースと照合することと、
前記地図データベースと照合された前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定することと、
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ナビゲーション装置における目的地の設定をユーザが簡便に行うための技術が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ユーザがインターネットで施設のホームページを開くと、そのページに目的地の設定ボタンが表示され、ユーザがこのボタンを操作すれば施設の情報がナビゲーション装置へ送信されて自動的に目的地の設定を行う技術が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、ユーザの発話から抽出したキーワードに基づいてユーザが希望する行き先を推定し、推定した行き先を目的地として設定する技術が開示されている。
【0005】
また、近年、ユーザの質問に対して自動的に回答を生成するいわゆる生成AI(Artificial Intelligence)が普及してきている。生成AIによれば、ユーザの求める旅行計画等を自動的に生成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-187482号公報
特開2001-289661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、現状、生成AIによって生成された旅行計画を基に、ナビゲーション装置の目的地や経由地を含むルートの設定を行う技術はない。このため、ユーザは、生成AIによって生成された旅行計画に含まれる地名や施設名等の地点情報を、順次ナビゲーション装置へ入力する必要がある。
【0008】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、生成AIが生成した回答に基づいて簡便にルートの設定を行うことができるナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態の一態様に係るナビゲーション装置は、コントローラを備える。前記コントローラは、ユーザの質問に対して生成AIが生成した回答から少なくとも地名または施設名を含む地点情報を抽出する。また、前記コントローラは、抽出された前記地点情報を地図データベースと照合する。また、前記コントローラは、前記地図データベースと照合された前記地点情報を目的地または経由地とするルートを設定する。
【発明の効果】
【0010】
実施形態の一態様によれば、ユーザの質問に対する生成AIの回答から地点情報を抽出し、地図データベースと照合したうえでこの地点情報を用いてルートを設定するので、生成AIの回答から自動的にルートの設定を行うことが可能となる。したがって、実施形態の一態様によれば、生成AIが生成した回答に基づいて簡便にルートの設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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