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公開番号
2025137783
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025124865,2021130693
出願日
2025-07-25,2021-08-10
発明の名称
解析装置、及びプログラム
出願人
株式会社ジャスト
代理人
個人
主分類
G01N
3/00 20060101AFI20250911BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 高精度にコンクリートの圧縮強度を推定可能な解析装置等を提供する。
【解決手段】 解析装置5は、回転速度を一定に保持する機能を有する電動ドライバー2を用いてコンクリート部材10に雄ねじを螺入している際に生じるトルク反力を求めるための測定データを取得する測定データ取得部511と、測定データのうち、雄ねじのねじ頭部が前記コンクリート部材に接してオーバートルクが生じている間の測定データに基づいてトルク反力を求め、コンクリート部材10の圧縮強度を推定する推定部513と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
回転速度を一定に保持する機能を有する電動ドライバーを用いてコンクリート部材に雄ねじを螺入している際に生じるトルク反力を求めるための測定データを取得する測定データ取得部と、
前記測定データのうち、前記雄ねじのねじ頭部が前記コンクリート部材に接してオーバートルクが生じている間の測定データに基づいて前記トルク反力を求め、前記コンクリート部材の圧縮強度を推定する推定部と、
を備えることを特徴とする解析装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記推定部は、前記オーバートルクが生じている間の前記トルク反力の時間積分値を算出し、算出した時間積分値に基づいて前記コンクリート部材の圧縮強度を推定することを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
【請求項3】
前記測定データは、前記コンクリート部材から前記電動ドライバーに伝わる回転ひずみ量のデータであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の解析装置。
【請求項4】
前記測定データにおける前記オーバートルクが生じている区間を設定する設定部を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の解析装置。
【請求項5】
前記測定データにおける前記オーバートルクが生じている区間をオペレータが指定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の解析装置。
【請求項6】
コンピュータを、
回転速度を一定に保持する機能を有する電動ドライバーを用いてコンクリート部材に雄ねじを螺入している際に生じるトルク反力を求めるための測定データを取得する測定データ取得手段、
前記測定データのうち、前記雄ねじのねじ頭部が前記コンクリート部材に接してオーバートルクが生じている間の測定データに基づいて前記トルク反力を求め、前記コンクリート部材の圧縮強度を推定する推定手段、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、解析装置、及びプログラムに関し、詳細には、コンクリートの圧縮強度を推定する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリートの圧縮強度を知る手法としては、コンクリート構造物からコア供試体を採取して実際に圧縮して強度を計測する破壊法や、超音波や衝撃弾性波により構造物内部の強度を推定する非破壊強度推定法等がある。超音波法及び衝撃弾性波法等は、事前に同配合のコンクリート試験体を用いたキャリブレーションを行って強度と推定指標の定量的な関係を求めておく必要があり煩雑であるという問題や、表面と内部の品質差や材齢が精度に大きく影響し、全体的に精度が良くないという問題があった。
【0003】
また微破壊試験方法として、貫入試験法、ピン引抜き試験法、コア引張破壊試験法、引っかき傷幅試験法、削孔抵抗法等が提案されている。これらの試験方法は、事前に同配合のコンクリート試験体で貫入抵抗と圧縮強度の関係式を求めておく必要があったり、表面がモルタル仕上げのものしか適用できなかったり、骨材によって測定精度が影響を受けたり、表面劣化状態に影響を受けたりするなどの問題や、総じて測定精度が悪いという問題があった。
【0004】
特許文献1には、トルク値と圧縮強度の関係に基づいてコンクリートの強度を求める方法が提案されている。この方法は、先端にコンクリートドリルを溶接したテストボルトを進退可能に螺合したボルトと、該ボルトを固定用鉄筋に指示された固定ナットに螺合させてコンクリートに埋設し、コンクリートドリル先端部を打設コンクリートに接触させるとともに任意の硬化時間経過ごとにテストボルトをトルクレンチにて回転させ、該ボルトを螺進させて、トルク値を実測し、予め用意してあるトルク値と圧縮強度の関係に基づいてコンクリートの強度を求めるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
昭56-160636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に示される方法では、ボルトの回転時に得られるトルク値をもとに圧縮強度を推定しており、トルク値は施工状況や埋設状態のばらつきの影響を受けやすく、推定結果の精度には限界があった。また、従来の非破壊または微破壊による圧縮強度推定手法においても、上記のとおり、推定精度が十分とは言えなかった。
【0007】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、高精度にコンクリートの圧縮強度を推定可能な解析装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した課題を解決するための第1の発明は、回転速度を一定に保持する機能を有する電動ドライバーを用いてコンクリート部材に雄ねじを螺入している際に生じるトルク反力を求めるための測定データを取得する測定データ取得部と、前記測定データのうち、前記雄ねじのねじ頭部が前記コンクリート部材に接してオーバートルクが生じている間の測定データに基づいて前記トルク反力を求め、前記コンクリート部材の圧縮強度を推定する推定部と、を備えることを特徴とする解析装置である。
【0009】
また、前記推定部は、前記オーバートルクが生じている間の前記トルク反力の時間積分値を算出し、算出した時間積分値に基づいて前記コンクリート部材の圧縮強度を推定するようにしてもよい。
【0010】
また、前記測定データは、前記コンクリート部材から前記電動ドライバーに伝わる回転ひずみ量のデータであるものとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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