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公開番号
2025137737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025123343,2022051010
出願日
2025-07-23,2022-03-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250911BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 電子写真方式のプリンタにおいては回転する感光ドラムを露光している最中にメンテナンス用の扉が解放されることで感光ドラムの回転が停止するような場合が想定される。感光ドラムの回転が停止したときに発光素子の発光を停止しないと、発光素子が停止した感光ドラム表面の同一点を露光し続け、意図しない潜像を形成してしまう。
【解決手段】 感光ドラム102が停止した時に発光素子駆動部400へ発光素子602の消灯を示す画像データを出力することで、感光ドラムの表面における意図しない潜像の形成を防止することができる。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
回転軸を中心に回転する感光ドラムと、
前記感光ドラムの表面を所定の電位に帯電させる帯電手段と
前記感光ドラムの前記回転軸に沿って並べられた複数の発光部であって、前記帯電手段によって帯電された前記感光ドラムに設けられた感光層を露光して前記感光ドラムの表面に潜像を形成する複数の発光部と、
開放することで前記画像形成装置の内部が露出するようなメンテナンス扉と、
前記メンテナンス扉の開放を検知する検知手段と、
前記発光部の点灯と消灯とを制御する画像データを生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記画像データに基づいて前記発光部を駆動する駆動部と、
前記駆動部に電力を供給する電源と、
を備え、
前記感光ドラムは画像形成ジョブが行われている間における、前記検知手段の前記メンテナンス扉の開放の検知によって回転を停止し、
前記生成部は、前記検知手段が前記メンテナンス扉の開放を検知すると、前記発光部が消灯することを示す画像データを生成して出力し、
前記メンテナンス扉が解放した場合に、前記電源による前記駆動部への前記電力の供給が遮断されない、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記生成部は、前記第一の画像データが前記発光部の発光を示す画像データであるときに、前記検知手段が前記メンテナンス扉の開放を検知すると、前記発光部の消灯を示す画像データを生成して出力し、
前記生成部は、前記第一の画像データが前記発光部の消灯を示す画像データであるときに、前記検知手段が前記メンテナンス扉の開放を検知すると、前記発光部の消灯を示す画像データを生成しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記生成部は、前記検知手段が前記メンテナンス扉の開放を検知すると、白の画像データを生成して出力する、
ことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記検知手段は、搬送経路における紙の詰まりを検知し、
前記生成部は、前記検知手段が前記搬送経路における紙の詰まりを検知すると、前記発光部の消灯を示す画像データを生成して出力する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光ドラムを露光して該感光ドラムの表面に潜像を形成する画像形成装置に関する
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、回転する感光ドラムの表面に設けられた感光層を、光源としてOLED(Organic Light Emitting Diode)が用いられた露光ヘッドによって露光することにより、感光ドラムの表面に潜像を形成する画像形成装置が知られている(特許文献1)。潜像は、所定の電位に帯電された感光ドラムの表面の電荷と、露光によって感光層の内部に発生した電荷と、が中和し、感光ドラムの表面の電位が変化することによって感光ドラムの表面に形成される。画像形成装置は、感光ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させることで現像を行い、現像されたトナー像を記録媒体に転写することにより記録媒体に画像を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-87687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置では、記録媒体に画像を形成する画像形成ジョブ中に、画像形成装置の内部を露出させるためのメンテナンス扉が解放されると、感光ドラムの回転が停止する。例えば、メンテナンス扉の開放に起因して感光ドラムの回転が停止した後に露光ヘッドの露光動作が続いていると、停止している感光ドラムの表面の同一点への露光ヘッドによる露光が継続される。この結果、露光によって感光層で発生した電荷が当該感光層の内部に蓄積される。その結果、メンテナンス扉が閉じられたことに起因して画像形成ジョブが再開されて感光ドラムの表面の帯電が行われた際に、感光層の内部に蓄積された電荷が帯電による感光ドラムの表面の電荷と中和する。その結果、露光ヘッドによる露光が行われていない位置に潜像が形成され、ユーザが意図しない画像が記録媒体に形成されてしまう可能性がある。
【0005】
上記課題に鑑み、本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、感光ドラムの表面における意図しない潜像の形成を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
回転軸を中心に回転する感光ドラムと、
前記感光ドラムの表面を所定の電位に帯電させる帯電手段と
前記感光ドラムの前記回転軸に沿って並べられた複数の発光部であって、前記帯電手段によって帯電された前記感光ドラムに設けられた感光層を露光して前記感光ドラムの表面に潜像を形成する複数の発光部と、
開放することで前記画像形成装置の内部が露出するようなメンテナンス扉と、
前記メンテナンス扉の開放を検知する検知手段と、
前記発光部の点灯と消灯とを制御する画像データを生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記画像データに基づいて前記発光部を駆動する駆動部と、
前記駆動部に電力を供給する電源と、
を備え、
前記感光ドラムは画像形成ジョブ中における、前記検知手段の前記メンテナンス扉の開放の検知によって回転を停止し、
前記生成部は、前記検知手段が前記メンテナンス扉の開放を検知すると、前記発光部が消灯することを示す画像データを生成して出力し、
前記メンテナンス扉が解放した場合に、前記電源による前記駆動部への前記電力の供給が遮断されない、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、感光ドラムの表面における意図しない潜像の形成を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の断面図
画像形成装置の外観図
感光体ドラムと露光ヘッドとの配置関係を説明する図
プリント基板の構成を説明する図
画像コントローラ及びプリント基板のブロック図
緊急停止のフローチャート
画像形成中における消灯動作の概念図
画像形成終了後における消灯動作の概念図
発光素子駆動部のブロック図
アナログ部のブロック図
駆動部の説明図
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第一の実施形態〕
[画像形成装置全体の構成]
以下に、第一の実施形態に係る画像形成装置10の全体構成について図面を参照しながら説明する。尚、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではない。
【0010】
図1は第一の実施形態における画像形成装置10の断面図である
本画像形成装置10は、スキャナ部100、作像部103、定着部104、給紙/搬送部105及び、これらを制御するプリンタ制御部708から構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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