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公開番号
2025137615
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025117077
出願日
2025-07-11
発明の名称
除草剤耐性作物の栽培地における雑草の防除方法
出願人
住友化学株式会社
代理人
主分類
A01N
43/84 20060101AFI20250911BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】除草剤耐性作物の栽培地に発生する雑草を防除する方法を提供すること。
【解決手段】トウモロコシ、およびダイズからなる群より選ばれる少なくとも1種の除草剤耐性作物の栽培地における雑草を防除する方法であって、前記除草剤耐性作物の種子を播種する工程と、フルミオキサジン、エピリフェナシルおよび下記に示す本化合物X1~X3で示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の除草剤を前記除草剤耐性作物の栽培地に処理する工程を含み、前記除草剤耐性作物が細菌PPO遺伝子を有する、雑草防除方法。
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特許請求の範囲
【請求項1】
トウモロコシ、およびダイズからなる群より選ばれる少なくとも1種の除草剤耐性作物の栽培地における雑草を防除する方法であって、前記除草剤耐性作物の種子を播種する工程と、フルミオキサジン、エピリフェナシルおよび下記に示す本化合物X1~X3で示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の除草剤を前記除草剤耐性作物の栽培地に処理する工程を含み、前記除草剤耐性作物が細菌PPO遺伝子を有する、雑草防除方法。
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本化合物X1
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本化合物X2
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本化合物X3
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
除草剤耐性作物が細菌PPO遺伝子を有するZm_CSM63715系統またはMON80616系統のトウモロコシである請求項1に記載の方法。
【請求項3】
除草剤耐性作物が、Zm_CSM63715系統またはMON80616系統と、ft_t遺伝子、cp4 epsps遺伝子、pat遺伝子、およびdmo遺伝子を有するMON87429系統との掛け合わせ系統のトウモロコシである請求項2に記載の方法。
【請求項4】
除草剤耐性作物が、細菌PPO遺伝子を有するGm_CSM63717系統またはMON91445系統のダイズである請求項1に記載の方法。
【請求項5】
除草剤耐性作物が、Gm_CSM63717系統またはMON91445系統と、ft_tv7遺伝子、tdo遺伝子、pat遺伝子およびdmo遺伝子を有するGm_CSM63714系統との掛け合わせ系統のダイズである請求項4に記載の方法。
【請求項6】
除草剤耐性作物が、Gm_CSM63717系統またはMON91445系統と、cp4 epsps遺伝子を有するMON89788系統との掛け合わせ系統のダイズである請求項4に記載の方法。
【請求項7】
除草剤耐性作物が、Gm_CSM63717系統またはMON91445系統と、MON89788系統およびMON89788系統との掛け合わせ系統のダイズである請求項4に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、除草剤耐性作物の栽培地における雑草の防除方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、雑草の防除を目的として多数の除草剤が使用されており、例えば、フルミオキサジンとエピリフェナシルが知られ(特許文献1~2、非特許文献1参照)、下記に示す本化合物X1~X3で示される化合物が知られている(特許文献4~6参照)。また、遺伝子組換え技術によって特定の除草剤に耐性となった作物(除草剤耐性作物)と、特定の除草剤を組み合わせて雑草を防除する方法が知られている(特許文献7~11、非特許文献2~4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第4640707号明細書
米国特許第6537948号明細書
米国特許第6403534号明細書
国際公開第2023/228935号明細書
国際公開第2023/249039号明細書
米国特許出願公開第2020/0315173号明細書
米国特許出願公開第2019/0241903号明細書
国際公開第2023/150754号明細書
国際公開第2024/137408号明細書
国際公開第2025/128414号明細書
【非特許文献】
【0004】
Pest Manag. Sci. 81 (2025), 2463-2468
Pest Manag. Sci. 75 (2019), 2086-2094
Pest Manag. Sci. 76 (2020), 1031-1038
Pest Manag. Sci. 78 (2022), 2816-2827
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、除草剤耐性作物の栽培地の雑草防除において優れた効果を発揮する方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、フルミオキサジン、エピリフェナシル及び下記に示す本化合物X1~X3で示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の除草剤と、除草剤耐性作物とを組み合わせて用いることにより、除草剤耐性作物の栽培地に発生する雑草を防除する方法である。
本発明は、以下の様態を含む。
【0007】
[1] トウモロコシ、およびダイズからなる群より選ばれる少なくとも1種の除草剤耐性作物の栽培地における雑草を防除する方法であって、前記除草剤耐性作物の種子を播種する工程と、フルミオキサジン、エピリフェナシルおよび下記に示す本化合物X1~X3で示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の除草剤を前記除草剤耐性作物の栽培地に処理する工程を含み、前記除草剤耐性作物が細菌PPO遺伝子を有する、雑草防除方法。
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(以下、明細書中の「本化合物X1」と称する)
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(以下、明細書中の「本化合物X2」と称する)
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(以下、明細書中の「本化合物X3」と称する)
[2] 除草剤耐性作物が細菌PPO遺伝子を有するZm_CSM63715系統またはMON80616系統のトウモロコシである[1]に記載の方法。
[3] 除草剤耐性作物が、Zm_CSM63715系統またはMON80616系統と、ft_t遺伝子、cp4 epsps遺伝子、pat遺伝子、およびdmo遺伝子を有するMON87429系統との掛け合わせ系統のトウモロコシである[2]に記載の方法。
[4] 除草剤耐性作物が、細菌PPO遺伝子を有するGm_CSM63717系統またはMON91445系統のダイズである[1]に記載の方法。
[5] 除草剤耐性作物が、Gm_CSM63717系統またはMON91445系統と、ft_tv7遺伝子、tdo遺伝子、pat遺伝子およびdmo遺伝子を有するGm_CSM63714系統との掛け合わせ系統のダイズである[4]に記載の方法。
[6] 除草剤耐性作物が、Gm_CSM63717系統またはMON91445系統と、cp4 epsps遺伝子を有するMON89788系統との掛け合わせ系統のダイズである[4]に記載の方法。
[7] 除草剤耐性作物が、Gm_CSM63717系統またはMON91445系統と、MON89788系統およびMON89788系統との掛け合わせ系統のダイズである[4]に記載の方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明の雑草防除方法により、除草剤耐性作物の栽培地における雑草を防除できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の雑草防除方法は、除草剤耐性作物の種子を播種する工程と、除草剤を除草剤耐性作物の栽培地に処理する工程を含む。
【0010】
本発明の雑草防除方法(以下、本発明方法と記す)は、
(1)除草剤耐性作物の種子を播種する工程(以下、工程(1)と記すことがある)、および
(2)除草剤耐性作物の種子を播種する前、播種すると同時、および/または播種した後に、フルミオキサジン、エピリフェナシル及び本化合物X1~X3で示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種を除草剤耐性作物の栽培地に処理する工程(以下、工程(2)と記すことがある)を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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