TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025136891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035814
出願日
2024-03-08
発明の名称
分析システム、分析方法及びプログラム
出願人
楽天グループ株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
30/0204 20230101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】分析システム、分析方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】分析方法は、1以上のコンピュータに、第1グループと第2グループとの対比データを取得する処理であって、第1グループ及び第2グループは、ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中からそれぞれ抽出され、顧客データは、各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含み、対比データが、第1グループの第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、各重要属性の対比における寄与度とを含む、処理と、第1グループと第2グループとを対比するための1以上の指示文を対比データと共に大規模言語モデルに入力する処理と、大規模言語モデルの出力に基づいて第1グループの第2グループとの対比結果を記述した説明文を出力する処理と、を実行させることを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プログラムを格納するように構成された少なくとも1つのメモリと、
前記プログラムの内容に基づいて1以上の処理を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備える分析システムであって、
前記1以上の処理が、
第1グループと第2グループとの対比データを取得する処理であって、前記第1グループ及び前記第2グループは、ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中からそれぞれ抽出され、前記顧客データは、前記各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含み、前記対比データが、前記第1グループの前記第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、前記各重要属性の前記対比における寄与度とを含む、処理と、
前記第1グループと前記第2グループとを対比するための1以上の指示文を前記対比データと共に大規模言語モデルに入力する処理と、
前記大規模言語モデルの出力に基づいて前記第1グループの前記第2グループとの対比結果を記述した説明文を出力する処理と、
を含む、分析システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記1以上の処理が、前記対比データに基づいて生成された1以上のグラフを、前記説明文とともに出力する処理を含む、
請求項1に記載の分析システム。
【請求項3】
前記1以上の処理が、
前記ユーザにより入力された、前記第1グループの前記第2グループとの対比に係る質問を取得する処理と、
前記複数の属性の中から前記質問に関連する1以上の関連属性を選択する処理と、
前記1以上の関連属性の中から前記寄与度が高い規定数の関連属性を選択する処理と、
を含み、
前記対比データを取得する処理において、前記規定数の関連属性が前記複数の重要属性であり、
前記大規模言語モデルに入力する処理において、前記1以上の指示文が前記質問に回答させるための指示文を含み、
前記説明文を出力する処理において、前記説明文が前記質問に対する回答を含む、
請求項1に記載の分析システム。
【請求項4】
前記1以上の処理が、前記対比データに基づいて生成された1以上のグラフを、前記説明文とともに出力する処理を含む、
請求項3に記載の分析システム。
【請求項5】
プログラムを格納するように構成された少なくとも1つのメモリと、
前記プログラムの内容に基づいて1以上の処理を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備える分析システムであって、
前記1以上の処理が、
ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中から第1グループと第2グループとをそれぞれ抽出する処理であって、前記顧客データが、前記各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含む、処理と、
前記第1グループと前記第2グループとの対比データを生成する処理であって、前記対比データが、前記第1グループの前記第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、前記各重要属性の前記対比における寄与度とを含む、処理と、
前記対比データについての1以上のグラフを生成する処理と、
前記1以上のグラフについての説明文を生成する処理と、
前記1以上のグラフと共に前記説明文を出力する処理と、
を含む、分析システム。
【請求項6】
前記1以上のグラフは、前記複数の重要属性と、前記複数の重要属性の各々の前記寄与度とを示すグラフを含む、
請求項2,4,5のうち何れか一項に記載の分析システム。
【請求項7】
前記複数の重要属性は前記寄与度が大きい順に並んでいる、
請求項6に記載の分析システム。
【請求項8】
前記複数の顧客は、複数のジャンルに亘る商品又はサービスのうち少なくとも1つの取引履歴を有し、
前記ユーザの指示は、前記複数のジャンルのうち1の指定ジャンルの商品又はサービスの取引履歴を有する複数の顧客の中から、前記第1グループ及び前記第2グループのうち少なくとも一方を抽出することを含む、
請求項1~5のうち何れか一項に記載の分析システム。
【請求項9】
前記複数の顧客の少なくとも一部は、複数のジャンルに亘る商品又はサービスを提供する、複数のブランドの取引履歴を有し、
前記ユーザの指示は、複数のブランドのうち1のブランドが提供する、1の指定ジャンルの商品又はサービスの取引履歴を有する複数の顧客の中から、前記第1グループ及び前記第2グループのうち少なくとも一方を抽出することを含む、
請求項8に記載の分析システム。
【請求項10】
前記属性データは、前記各顧客の商品又はサービスの取引金額を含み、
前記1以上のグラフは、前記第1グループと前記第2グループの各々を構成する顧客の前記取引金額に係るデータを対比して表示するグラフを含む、
請求項2,4,5のうち何れか一項に記載の分析システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、分析システム、分析方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
マーケティングのために消費者の購買行動を分析する際に、購買履歴を含む情報に基づいて消費者のクラスタリングを行うことがある。例えば、特許文献1は、複数の消費者を、購買行動の変化が似ている複数の購買グループにグループ分けすることができるクラスタリング装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-106910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マーケティングの担当者は、複数の購買グループの各々について、購買行動についての分析を行う。こうした分析には知識及び経験が必要である。そのため、特に経験の浅い担当者が適切な分析を行うのは難しいことがある。
【0005】
本開示は、顧客グループの分析を助けることができる分析システム、分析方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る分析システムは、プログラムを格納するように構成された少なくとも1つのメモリと、前記プログラムの内容に基づいて1以上の処理を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記1以上の処理が、第1グループと第2グループとの対比データを取得する処理であって、前記第1グループ及び前記第2グループは、ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中からそれぞれ抽出され、前記顧客データは、前記各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含み、前記対比データが、前記第1グループの前記第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、前記各重要属性の前記対比における寄与度とを含む、処理と、前記第1グループと前記第2グループとを対比するための1以上の指示文を前記対比データと共に大規模言語モデルに入力する処理と、前記大規模言語モデルの出力に基づいて前記第1グループの前記第2グループとの対比結果を記述した説明文を出力する処理と、を含む。
【0007】
本開示の別の態様に係る分析システムは、プログラムを格納するように構成された少なくとも1つのメモリと、前記プログラムの内容に基づいて1以上の処理を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記1以上の処理が、ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中から第1グループと第2グループとをそれぞれ抽出する処理であって、前記顧客データが、前記各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含む、処理と、前記第1グループと前記第2グループとの対比データを生成する処理であって、前記対比データが、前記第1グループの前記第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、前記各重要属性の前記対比における寄与度とを含む、処理と、前記対比データについての1以上のグラフを生成する処理と、前記1以上のグラフについての説明文を生成する処理と、前記1以上のグラフと共に前記説明文を出力する処理と、を含む。
【0008】
本開示の一態様に係る分析方法は、第1グループと第2グループとの対比データを取得する処理であって、前記第1グループ及び前記第2グループは、ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中からそれぞれ抽出され、前記顧客データは、前記各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含み、前記対比データが、前記第1グループの前記第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、前記各重要属性の前記対比における寄与度とを含む、処理と、前記第1グループと前記第2グループとを対比するための1以上の指示文を前記対比データと共に大規模言語モデルに入力する処理と、前記大規模言語モデルの出力に基づいて前記第1グループの前記第2グループとの対比結果を記述した説明文を出力する処理と、を実行させることを含む。
【0009】
本開示の別の態様に係る分析方法は、1以上のコンピュータに、ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中から第1グループと第2グループとをそれぞれ抽出する処理であって、前記顧客データが、前記各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含む、処理と、前記第1グループと前記第2グループとの対比データを生成する処理であって、前記対比データが、前記第1グループの前記第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、前記各重要属性の前記対比における寄与度とを含む、処理と、前記対比データについての1以上のグラフを生成する処理と、前記1以上のグラフについての説明文を生成する処理と、前記1以上のグラフと共に前記説明文を出力する処理と、を実行させることを含む。
【0010】
本開示の一態様に係るプログラムは、1以上のコンピュータに、第1グループと第2グループとの対比データを取得する処理であって、前記第1グループ及び前記第2グループは、ユーザの指示に基づいて顧客データに含まれる複数の顧客の中からそれぞれ抽出され、前記顧客データは、前記各顧客が有する複数の属性に係る属性データを含み、前記対比データが、前記第1グループの前記第2グループとの対比に有効な複数の重要属性と、前記各重要属性の前記対比における寄与度とを含む、処理と、前記第1グループと前記第2グループとを対比するための1以上の指示文を前記対比データと共に大規模言語モデルに入力する処理と、前記大規模言語モデルの出力に基づいて前記第1グループの前記第2グループとの対比結果を記述した説明文を出力する処理と、を実行させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
楽天グループ株式会社
情報処理装置、表示制御方法、及びプログラム
5日前
楽天グループ株式会社
請求書払いシステム、請求書払い方法、及びプログラム
1日前
楽天グループ株式会社
請求書払いシステム、請求書払い方法、及びプログラム
1日前
楽天グループ株式会社
ユーザグループの嗜好を予測するための情報処理装置および情報処理方法
4日前
楽天グループ株式会社
起動プログラム、起動システム、携帯端末、及びアプリケーションの起動方法
4日前
楽天グループ株式会社
起動プログラム、起動システム、携帯端末、及びアプリケーションの起動方法
4日前
個人
工程設計支援装置
1か月前
個人
地球保全システム
6日前
個人
フラワーコートA
2か月前
個人
冷凍食品輸出支援構造
1か月前
個人
介護情報提供システム
2か月前
個人
為替ポイント伊達夢貯
1か月前
個人
設計支援システム
2か月前
個人
設計支援システム
2か月前
個人
表変換編集支援システム
26日前
個人
携帯情報端末装置
1か月前
個人
知的財産出願支援システム
今日
個人
結婚相手紹介支援システム
1か月前
個人
知財出願支援AIシステム
1か月前
個人
パスワード管理支援システム
26日前
個人
行動時間管理システム
28日前
個人
AIによる情報の売買の仲介
1か月前
個人
システム及びプログラム
19日前
個人
アンケート支援システム
2か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
5日前
日本精機株式会社
施工管理システム
1か月前
個人
食品レシピ生成システム
5日前
個人
AIキャラクター制御システム
26日前
株式会社キーエンス
受発注システム
5日前
個人
パスポートレス入出国システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
5日前
株式会社アジラ
進入判定装置
1か月前
個人
海外支援型農作物活用システム
18日前
大同特殊鋼株式会社
疵判定方法
12日前
大阪瓦斯株式会社
住宅設備機器
1か月前
個人
食事受注会計処理システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る