TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025136694
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035464
出願日
2024-03-08
発明の名称
半導体記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類
H10B
43/27 20230101AFI20250911BHJP()
要約
【課題】高集積化が可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、第1及び第2半導体チップを備える。第1半導体チップは、半導体基板の第1面から、半導体基板の第1面及び第2面の間の第1位置にかけて第1方向に延伸し、第1方向と交差する第2方向に離間する第1部分及び第2部分を含む第1絶縁部材と、半導体基板の第2面から、半導体基板の第1位置にかけて第1方向に延伸し、第1方向から見て第1部分と重なる位置に設けられた第3部分と、第1方向から見て第2部分と重なる位置に設けられた第4部分と、を含む第2絶縁部材と、半導体基板の、第1方向から見て第1部分と第2部分との間の領域に設けられた対象回路と、対象回路の電気特性を調整する制御回路と、半導体基板の第1面に設けられた複数のトランジスタとを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに接続された第1半導体チップ及び第2半導体チップを備え、
前記第1半導体チップは、
第1方向と交差する第1面及び第2面を有する半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1面から、前記半導体基板の前記第1面及び前記第2面の間の第1位置にかけて前記第1方向に延伸し、前記第1方向と交差する第2方向に離間する第1部分及び第2部分を含む第1絶縁部材と、
前記半導体基板の前記第2面から、前記半導体基板の前記第1位置にかけて前記第1方向に延伸し、前記第1方向から見て前記第1部分と重なる位置に設けられた第3部分と、前記第1方向から見て前記第2部分と重なる位置に設けられた第4部分と、を含む第2絶縁部材と、
前記半導体基板の、前記第1方向から見て前記第1部分と前記第2部分との間の領域に設けられた対象回路と、
前記対象回路の電気特性を調整する制御回路と、
前記半導体基板の前記第1面に設けられた複数のトランジスタと、
前記第1方向に延伸し、前記複数のトランジスタに接続された複数の第1コンタクトと、
前記複数の第1コンタクトを介して前記複数のトランジスタに電気的に接続された複数の第1貼合電極とを備え、
前記第2半導体チップは、
前記第1方向に並ぶ複数の第1導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記複数の第1導電層と対向する半導体柱と、
前記第1方向に延伸し、前記複数の第1導電層に接続された複数の第2コンタクトと、
前記複数の第2コンタクトを介して前記複数の第1導電層に接続された複数の第2貼合電極とを備え、
前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップは、前記複数の第1貼合電極が前記複数の第2貼合電極と対向する様に配置される、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記対象回路は、前記半導体基板の、前記第1方向から見て前記第1絶縁部材により囲まれた領域において、前記第1面に設けられた第1トランジスタであり、
前記複数のトランジスタの一部は、前記半導体基板の、前記第1方向から見て前記第1絶縁部材により囲まれた前記領域と異なる位置に設けられており、
前記第1トランジスタと、前記複数のトランジスタの一部とは電気的に接続されている、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1トランジスタは、NチャネルMOSトランジスタである、
請求項2記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1半導体チップは、
前記第1方向に延伸し、前記半導体基板の前記第1面に接続された第3コンタクトを備え、
前記半導体基板の、前記第1絶縁部材により囲まれた前記領域は、
第1導電型の不純物を含む第1領域と、
前記第1面の、前記第3コンタクトとの接続部に設けられ、前記第1導電型の不純物を含む第2領域と
備え、
前記第2領域における前記第1導電型の不純物の濃度は、前記第1領域における前記第1導電型の不純物の濃度よりも高い、
請求項2記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1絶縁部材は、前記第1方向から見て、前記第1絶縁部材に対して前記第2絶縁部材と反対側に設けられた第5部分を更に備え、
前記第2絶縁部材は、前記第1方向から見て前記第5部分と重なる位置に設けられた第6部分を更に備え、
前記複数のトランジスタの一部は、前記半導体基板の、前記第1方向から見て前記第1部分と前記第5部分との間の領域に設けられている、
請求項2記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記複数のトランジスタの一部は、NチャネルMOSトランジスタ及びPチャネルMOSトランジスタを含む、
請求項5記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記半導体基板の、前記第1方向から見て前記第1部分と前記第5部分との間の前記領域は、第1導電型の不純物を含む第3領域と、前記第1導電型と異なる第2導電型の不純物を含むウェル領域とを備え、
前記複数のトランジスタの一部は、前記第3領域に設けられた第2トランジスタ、及び、前記ウェル領域に設けられた第3トランジスタを含む、
請求項5記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記第1半導体チップは、
前記第1方向に延伸し、前記半導体基板の前記第1面に接続された第4コンタクトを備え、
前記ウェル領域は、
前記第2導電型の不純物を含む第4領域と、
前記第1面の、前記第4コンタクトとの接続部に設けられ、前記第2導電型の不純物を含む第5領域と
備え、
前記第5領域における前記第2導電型の不純物の濃度は、前記第4領域における前記第2導電型の不純物の濃度よりも高い、
請求項7記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記制御回路は、前記第1トランジスタのボディに印可される電圧を、前記複数のトランジスタの一部のボディに印可される電圧とは独立に制御可能である、
請求項2記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記制御回路は、前記第1トランジスタのボディに印可される電圧を制御することで、前記第1トランジスタの閾値電圧を制御する、
請求項9記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 4,400 文字)
【背景技術】
【0002】
基板と、この基板の表面と交差する方向に積層された複数の導電層と、これら複数の導電層に対向する半導体層と、導電層及び半導体層の間に設けられたゲート絶縁層と、を備える半導体記憶装置が知られている。ゲート絶縁層は、例えば、窒化シリコン(SiN)等の絶縁性の電荷蓄積層やフローティングゲート等の導電性の電荷蓄積層等の、データを記憶可能なメモリ部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0082896号明細書
米国特許出願公開第2021/0320094号明細書
米国特許出願公開第2022/0085003号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高集積化が可能な半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、互いに接続された第1半導体チップ及び第2半導体チップを備える。第1半導体チップは、第1方向と交差する第1面及び第2面を有する半導体基板と、半導体基板の第1面から、半導体基板の第1面及び第2面の間の第1位置にかけて第1方向に延伸し、第1方向と交差する第2方向に離間する第1部分及び第2部分を含む第1絶縁部材と、半導体基板の第2面から、半導体基板の第1位置にかけて第1方向に延伸し、第1方向から見て第1部分と重なる位置に設けられた第3部分と、第1方向から見て第2部分と重なる位置に設けられた第4部分と、を含む第2絶縁部材と、半導体基板の、第1方向から見て第1部分と第2部分との間の領域に設けられた対象回路と、対象回路の電気特性を調整する制御回路と、半導体基板の第1面に設けられた複数のトランジスタと、第1方向に延伸し、複数のトランジスタに接続された複数の第1コンタクトと、複数の第1コンタクトを介して複数のトランジスタに電気的に接続された複数の第1貼合電極とを備える。第2半導体チップは、第1方向に並ぶ複数の第1導電層と、第1方向に延伸し、複数の第1導電層と対向する半導体柱と、第1方向に延伸し、複数の第1導電層に接続された複数の第2コンタクトと、複数の第2コンタクトを介して複数の第1導電層に接続された複数の第2貼合電極とを備える。
【0006】
第1半導体チップ及び第2半導体チップは、複数の第1貼合電極が複数の第2貼合電極と対向する様に配置される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るメモリダイMDの構成を示す模式的なブロック図である。
メモリダイMDの一部の構成を示す模式的な回路図である。
電圧生成回路VG、ドライバ回路DRV及びロウデコーダRDの構成を示す模式的な回路図である。
ロウ制御回路RowC及びブロックデコーダBLKDの構成を示す模式的な回路図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示す模式的な分解斜視図である。
チップC
M
の構成例を示す模式的な上面図である。
メモリダイMDの一部の構成を示す模式的な断面図である。
メモリダイMDの一部の構成を示す模式的な断面図である。
チップC
M
の一部の構成を示す模式的な上面図である。
チップC
M
の一部の構成を示す模式的な断面図である。
フックアップ領域R
HU
の構成例を示す模式的な平面図である。
チップC
P
の構成例を示す模式的な下面図である。
ロウ制御回路領域R
RC
中の一部の構成を示す模式的な下面図である。
ロウ制御回路領域R
RC
中の一部の構成を示す模式的な下面図である。
第1実施形態に係る、半導体基板200における複数のトランジスタの一部の回路と、これに接続された対象回路を例示する回路図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
チップC
P
のCMOS部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
のCMOS部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
のCMOS部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
のCMOS部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
のCMOS部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
のCMOS部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
のCMOS部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
ウェハW
M
,W
P
を貼合する製造方法について説明するための模式的な断面図である。
ウェハW
M
,W
P
を貼合する製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
チップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
比較例に係るメモリダイMDの一部の構成を示す模式的な断面図である。
比較例に係るメモリダイMDの一部の構成を示す模式的な断面図である。
比較例に係る半導体基板200における複数のトランジスタの一部と、これに接続された対象回路の構成の接続関係を示す模式的な断面図である。
比較例に係る、半導体基板200における複数のトランジスタの一部の回路と、これに接続された対象回路を例示する回路図である。
比較例に係る、半導体基板200における複数のトランジスタの一部の回路と、これに接続された対象回路の構成が占める回路ブロック面積を模式的に示す平面図である。
第1実施形態に係るフットスイッチFSWが使用される別の入出力回路を示すブロック図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
図39及び図40に示す抵抗素子の構成を示す模式的な下面図である。
図39に示す抵抗素子の可変抵抗のメカニズムを説明するための説明図である。
第2実施形態に係る対象回路の部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第2実施形態に係る対象回路の部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
比較例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
図45に示す抵抗素子の構成を示す模式的な下面図である。
第2実施形態の変形例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
図47に示す抵抗素子の構成を示す模式的な下面図である。
図47に示す抵抗素子の構成を示す模式的な断面図である。
図47に示す抵抗素子の可変抵抗のメカニズムを説明するための説明図である。
第2実施形態の変形例に係る対象回路の部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第2実施形態の変形例に係る対象回路の部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
比較例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
図53に示す抵抗素子の構成を示す模式的な下面図である。
第2実施形態に係る対象回路が使用されるVPGM生成回路940の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
ラダー回路を説明するための回路図である。
その他の実施形態に係るチップC
P
の半導体基板200部分の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。また、以下の図面は模式的なものであり、説明の都合上、一部の構成等が省略される場合がある。また、複数の実施形態について共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
【0009】
また、本明細書において「半導体記憶装置」と言った場合には、メモリダイを意味する事もあるし、メモリチップ、メモリカード、SSD(Solid State Drive)等の、コントローラダイを含むメモリシステムを意味する事もある。更に、スマートホン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の、ホストコンピュータを含む構成を意味する事もある。
【0010】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成に「電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成は第2の構成に直接接続されていても良いし、第1の構成が第2の構成に配線、半導体部材又はトランジスタ等を介して接続されていても良い。例えば、3つのトランジスタを直列に接続した場合には、2つ目のトランジスタがOFF状態であったとしても、1つ目のトランジスタは3つ目のトランジスタに「電気的に接続」されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
キオクシア株式会社
磁気メモリ
26日前
キオクシア株式会社
磁気メモリ
1か月前
キオクシア株式会社
情報処理装置
6日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
4日前
キオクシア株式会社
メモリシステム
14日前
キオクシア株式会社
メモリシステム
2か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体製造装置
1か月前
キオクシア株式会社
メモリシステム
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
25日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
21日前
キオクシア株式会社
メモリシステム
20日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
18日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
2か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
14日前
キオクシア株式会社
メモリデバイス
6日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
4日前
キオクシア株式会社
メモリシステム
4日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
6日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
5日前
キオクシア株式会社
レジスト製造方法
28日前
キオクシア株式会社
キャッシュサーバ
22日前
キオクシア株式会社
半導体装置の製造方法
28日前
キオクシア株式会社
半導体装置の製造方法
28日前
キオクシア株式会社
半導体装置及びその製造方法
26日前
キオクシア株式会社
半導体装置およびその製造方法
27日前
キオクシア株式会社
メモリシステムおよび制御方法
4日前
キオクシア株式会社
半導体装置およびその製造方法
4日前
キオクシア株式会社
半導体装置及び半導体記憶装置
6日前
キオクシア株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
キオクシア株式会社
情報処理システム、およびホスト
12日前
キオクシア株式会社
記憶装置及び記憶装置の製造方法
4日前
キオクシア株式会社
半導体製造装置およびその制御方法
27日前
キオクシア株式会社
生成方法、探索方法、および生成装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る