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公開番号2025124471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020553
出願日2024-02-14
発明の名称半導体装置の製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01L 21/31 20060101AFI20250819BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】選択性を高めることができる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体装置の製造方法は、SiO2を含む、露出された第1表面と、第1表面の位置とは異なる位置に設けられ、SiNを含む、露出された第2表面と、を備える構造を形成することを具備する。また、本製造方法は、第1表面上に、SiO2を含む絶縁部を選択的に形成することを具備する。第1表面上に絶縁部を選択的に形成することは、アミノ基およびアルコキシ基を含むSi前駆体、並びに、O2またはH2Oを含む酸化剤を用いた処理を行うことを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
SiO

を含む、露出された第1表面と、前記第1表面の位置とは異なる位置に設けられ、SiNを含む、露出された第2表面と、を備える構造を形成し、
前記第1表面上に、SiO

を含む絶縁部を選択的に形成する、
ことを具備し、
前記第1表面上に前記絶縁部を選択的に形成することは、アミノ基およびアルコキシ基を含むSi前駆体、並びに、O

またはH

Oを含む酸化剤を用いた処理を行うことを含む、半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記Si前駆体は、アミノアルコキシシランもしくはアミノアルコキシジシラン、または、ジイソプロピルアミノトリエトキシシランである、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
アミノ基は、ジアルキルアミノ基である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
ジアルキルアミノ基は、ジイソプロピルアミノ基である、請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
アルコキシ基は、メトキシ基またはエトキシ基である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記処理の温度は、300℃~600℃である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記処理は、ALDサイクルを複数回繰り返すことを含むALD(Atomic Layer Deposition)であり、
前記ALDサイクルは、
前記Si前駆体を含むガスを供給し、
前記Si前駆体を含むガスをパージし、
前記酸化剤を含むガスを供給し、
前記酸化剤を含むガスをパージする、
ことを含む、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
複数の前記ALDサイクルのうち少なくとも1つの前記ALDサイクルは、前記Si前駆体を含むガスを供給する前に、
Clを含むガスを供給し、
Clを含むガスをパージする、
することをさらに含む、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
Clを含むガスは、クロロシランまたはHClを含む、請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記構造を形成することは、
SiO

を含む第1層と、SiNを含む第2層と、が交互に第1方向に積層された積層体を形成し、
前記積層体を前記第1方向に貫通するホールを形成する、
ことを含み、
前記第1表面および前記第2表面は、前記ホールの内側面で露出される、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
互いに異なる材料を含む複数の露出された下地表面を有する構造において、一方の下地表面に選択的に材料を成長させる場合がある。しかし、選択性の確保が難しく、誤成長してしまうことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-1421号公報
米国特許出願公開第2022/0235461号明細書
米国特許出願公開第2022/0246660号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
選択性を高めることができる半導体装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置の製造方法は、SiO

を含む、露出された第1表面と、第1表面の位置とは異なる位置に設けられ、SiNを含む、露出された第2表面と、を備える構造を形成することを具備する。また、本製造方法は、第1表面上に、SiO

を含む絶縁部を選択的に形成することを具備する。第1表面上に絶縁部を選択的に形成することは、アミノ基およびアルコキシ基を含むSi前駆体、並びに、O

またはH

Oを含む酸化剤を用いた処理を行うことを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
メモリの構成例を示すブロック図である。
メモリセルアレイの回路構成を示す回路図である。
実施形態のNANDストリングの第1の構造例を説明するための断面模式図である。
図3の線分A-Bにおける断面模式図である。
図3の一部を示す拡大図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第1の形成方法例を説明するための断面模式図である。
第1の形成方法例による積層膜厚のサイクル数依存性の一例を説明するためのグラフである。
NANDストリングの第1の構造例の第2の形成方法例を説明するための断面模式図である。
NANDストリングの第1の構造例の第2の形成方法例を説明するための断面模式図である。
実施形態のNANDストリングの第2の構造例を説明するための断面模式図である。
図17の線分A-Bにおける断面模式図である。
図17の一部を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
本明細書において「接続する」とは、特に指定する場合を除き、物理的に接続することだけでなく、電気的に接続することも含む。
【0009】
半導体記憶装置(半導体装置)の構成例について説明する。図1は、メモリの構成例を示すブロック図である。メモリは、メモリセルアレイ100と、コマンドレジスタ101と、アドレスレジスタ102と、シーケンサ103と、ドライバ104と、ローデコーダ105と、センスアンプ106と、を含む。
【0010】
メモリセルアレイ100は、複数のブロックBLK(BLK0~BLK(L-1)(Lは2以上の自然数である))を含む。ブロックBLKは、データを記憶する複数のメモリセルの集合である。
(【0011】以降は省略されています)

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