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公開番号2025136383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034908
出願日2024-03-07
発明の名称異常予知装置、濾過処理システム、異常予知方法およびプログラム
出願人旭化成株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類B01D 65/10 20060101AFI20250911BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】1または複数の中空糸膜を有する膜モジュールの異常を予知する。
【解決手段】異常予知装置であって、前記膜モジュールからの音波に基づく音波データを取得する音波データ取得部と、前記音波データを記憶する記憶部と、前記音波データから予め定められた特徴量を算出する特徴量算出部と、予め定められた第1期間の前記特徴量と、前記第1期間よりも後の第2期間の前記特徴量とに基づいて、前記膜モジュールの異常を予知する異常予知部と、前記異常予知部の異常予知結果を出力する出力部と、を備える異常予知装置を提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1または複数の中空糸膜を有する膜モジュールの異常を予知する異常予知装置であって、
前記膜モジュールからの音波に基づく音波データを取得する音波データ取得部と、
前記音波データを記憶する記憶部と、
前記音波データから予め定められた特徴量を算出する特徴量算出部と、
予め定められた第1期間の前記特徴量と、前記第1期間よりも後の第2期間の前記特徴量とに基づいて、前記膜モジュールの異常を予知する異常予知部と、
前記異常予知部の異常予知結果を出力する出力部と、
を備える
異常予知装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記音波データ取得部は、
前記膜モジュールからの音波を予め定められたサンプリングレートでサンプリングした生データを取得する生データ取得部と、
予め定められた周期で前記生データから前記音波データを抽出して生成する音波データ生成部と、
を有する
請求項1に記載の異常予知装置。
【請求項3】
前記生データ取得部は、4kHz以上、400kHz以下の前記サンプリングレートで前記生データを取得する
請求項2に記載の異常予知装置。
【請求項4】
前記音波データ生成部は、5秒以上、1時間以下の前記周期で前記音波データを生成する
請求項2に記載の異常予知装置。
【請求項5】
前記音波データ生成部は、前記周期の間における前記生データの最大値を抽出して前記音波データを生成する
請求項2に記載の異常予知装置。
【請求項6】
前記音波データ生成部は、前記周期の間における前記生データの平均値を抽出して前記音波データを生成する
請求項2に記載の異常予知装置。
【請求項7】
前記生データ取得部は、前記膜モジュールの外部に設けられる
請求項2に記載の異常予知装置。
【請求項8】
前記音波データ取得部は、前記膜モジュールを用いた濾過処理システムの稼働中に前記音波データを取得する
請求項1に記載の異常予知装置。
【請求項9】
前記音波データ取得部は、前記膜モジュールの洗浄時に前記音波データを取得する
請求項8に記載の異常予知装置。
【請求項10】
前記第1期間および前記第2期間のそれぞれは、前記膜モジュールの洗浄時を含む
請求項1に記載の異常予知装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、異常予知装置、濾過処理システム、異常予知方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「被加工物が割れる直前に発生する特定の異常音の周波数を精度良く設定して異常音を検知する割れ発生予知方法」が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開平11-221760
[特許文献2] 特開2020-134229
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、1または複数の中空糸膜を有する膜モジュールの異常を予知する異常予知装置であって、前記膜モジュールからの音波に基づく音波データを取得する音波データ取得部と、前記音波データを記憶する記憶部と、前記音波データから予め定められた特徴量を算出する特徴量算出部と、予め定められた第1期間の前記特徴量と、前記第1期間よりも後の第2期間の前記特徴量とに基づいて、前記膜モジュールの異常を予知する異常予知部と、前記異常予知部の異常予知結果を出力する出力部と、を備える異常予知装置を提供する。
【0004】
上記異常予知装置において、前記音波データ取得部は、前記膜モジュールからの音波を予め定められたサンプリングレートでサンプリングした生データを取得する生データ取得部と、予め定められた周期で前記生データから前記音波データを抽出して生成する音波データ生成部と、を有してよい。
【0005】
上記いずれかの異常予知装置において、前記生データ取得部は、4kHz以上、400kHz以下の前記サンプリングレートで前記生データを取得してよい。
【0006】
上記いずれかの異常予知装置において、前記音波データ生成部は、5秒以上、1時間以下の前記周期で前記音波データを生成してよい。
【0007】
上記いずれかの異常予知装置において、前記音波データ生成部は、前記周期の間における前記生データの最大値を抽出して前記音波データを生成してよい。
【0008】
上記いずれかの異常予知装置において、前記音波データ生成部は、前記周期の間における前記生データの平均値を抽出して前記音波データを生成してよい。
【0009】
上記いずれかの異常予知装置において、前記生データ取得部は、前記膜モジュールの外部に設けられてよい。
【0010】
上記いずれかの異常予知装置において、前記音波データ取得部は、前記膜モジュールを用いた濾過処理システムの稼働中に前記音波データを取得してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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