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公開番号2025135974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034087
出願日2024-03-06
発明の名称携帯情報端末および携帯情報端末制御方法
出願人株式会社キーエンス
代理人個人,個人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250911BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザアプリケーション画面に対するユーザの操作性を確保しつつカメラの視野を表示可能とする。
【解決手段】デコード処理(画像処理)を実行するためにリアカメラ33(カメラ)が起動されると、ユーザアプリケーション画面91の入力項目のうち入力対象としてフォーカスされている入力項目がユーザにより視認できる状態を維持したまま、ユーザアプリケーション画面91とともにリアカメラ33のカメラ視野V33の少なくとも一部を示すイメージビューウィンドウ93がディスプレイ20(表示部)に表示される(図3A)。こうして、ユーザアプリケーション画面91に対するユーザの操作性を確保しつつリアカメラ33のカメラ視野V33を表示することが可能となっている。
【選択図】図5C

特許請求の範囲【請求項1】
ワークを撮像して撮像画像を生成するカメラと、
前記撮像画像に基づき画像処理を実行する画像処理部と、
少なくとも1つ以上の入力項目を有して当該入力項目に前記画像処理の結果を反映させるユーザアプリケーションに対して、前記画像処理の結果を送信するサービス部と、
前記ユーザアプリケーションが実行されるとユーザアプリケーション画面を表示する表示部と、
を備え、
前記サービス部は、前記ユーザアプリケーションの実行中に、前記画像処理を実行するために前記カメラが起動されると、前記ユーザアプリケーション画面の前記入力項目のうち入力対象としてフォーカスされている入力項目がユーザにより視認できる状態を維持したまま、前記ユーザアプリケーション画面とともに前記カメラの視野の少なくとも一部を示すイメージビューウィンドウを前記表示部に表示させる携帯情報端末。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記サービス部は、前記イメージビューウィンドウを半透過して前記ユーザアプリケーション画面に重ねて表示し、前記ユーザアプリケーション画面のうち前記イメージビューウィンドウに重なる範囲が前記イメージビューウィンドウを半透過して表示される請求項1に記載の携帯情報端末。
【請求項3】
前記イメージビューウィンドウに表示されている画像の彩度が大きいほど、前記イメージビューウィンドウの透過率を大きくする請求項2に記載の携帯情報端末。
【請求項4】
前記サービス部は、前記入力対象としてフォーカスされている入力項目の前記ユーザアプリケーション画面における位置情報を前記ユーザアプリケーションから受信し、
前記位置情報に基づいて、前記ユーザアプリケーション画面上のフォーカスされている前記入力項目と重ならない位置に前記イメージビューウィンドウを表示させる請求項1に記載の携帯情報端末。
【請求項5】
前記サービス部は、前記表示部における前記イメージビューウィンドウの表示領域の指定を受け付け、前記表示部の前記イメージビューウィンドウの表示領域の外側に前記ユーザアプリケーション画面を表示させる請求項1に記載の携帯情報端末。
【請求項6】
前記ユーザアプリケーションは、前記入力項目が前記表示部を介して指定されたことを前記サービス部に通知し、
前記サービス部は、前記ユーザアプリケーションからの通知を受けて、前記イメージビューウィンドウを前記表示部に表示させる請求項1に記載の携帯情報端末。
【請求項7】
前記画像処理部に前記画像処理を実行させるトリガを発生するトリガボタンをさらに備え、
前記サービス部は、前記トリガボタンが操作されると、前記イメージビューウィンドウを前記表示部に表示させるとともに、前記画像処理の完了時点以後に前記イメージビューウィンドウを前記表示部に閉じさせる請求項1に記載の携帯情報端末。
【請求項8】
前記サービス部は、前記トリガボタンが操作されると前記画像処理部に前記画像処理を実行させ、前記画像処理の完了時点以後に前記トリガボタンが再び操作されると、前記イメージビューウィンドウを前記表示部に閉じさせる請求項7に記載の携帯情報端末。
【請求項9】
前記サービス部は、前記トリガボタンが操作されてから所定期間待機した後に前記画像処理部に前記画像処理を実行させ、前記画像処理が完了すると、前記イメージビューウィンドウを前記表示部に閉じさせる請求項7に記載の携帯情報端末。
【請求項10】
前記画像処理部は、前記ワークに付された複数のコードのそれぞれに画像処理を行う複数コード処理と、前記ワークに付された単数のコードに画像処理を行う単数コード処理とを実行可能であり、
前記サービス部は、前記複数コード処理の際に前記表示部に表示させる前記イメージビューウィンドウのサイズを、前記単数コード処理の際に前記表示部に表示させる前記イメージビューウィンドウのサイズより大きくする請求項1に記載の携帯情報端末。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ワークに付されたコードを読み取る技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バーコードやQRコード(登録商標)といったコードを読み取る情報読取装置が開示されている。この情報読取装置は、筐体の上端に設けられたカメラ部によって画像を取得して、画像に含まれるコードを復号することで、コードを読み取る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-144178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、スマートフォンに代表されるような携帯情報端末によって上記のようなコードの読み取りや、OCR(Optical Character Recognition/Reader)といった画像処理を簡便に行いたいというニーズがある。これに対して、携帯情報端末に搭載されるカメラを画像処理対象の撮像に使用することで、かかるニーズに応え得る。特にカメラの視野をスマートフォンの表示部(ディスプレイ)に表示することで、ユーザはカメラの視野に画像処理の対象を捉えていることを確認しつつ、操作を行うことができる。
【0005】
ただし、カメラの視野を表示部に表示することでユーザの操作性が損なわれる場合があった。つまり、カメラの表示部には、ユーザの操作に用いられるユーザアプリケーション画面が表示される。このユーザアプリケーション画面には、所定の入力項目が設けられ、ユーザによってフォーカスされた(換言すれば、選択された)入力項目に、画像処理の結果が入力される。この際、カメラの視野の表示に伴って、表示部の表示がユーザアプリケーション画面からカメラの視野に切り換わってしまうため、ユーザが操作中の入力項目を見失ってしまうといった問題があった。
【0006】
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ユーザアプリケーション画面に対するユーザの操作性を確保しつつカメラの視野を表示可能とする技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る携帯情報端末は、ワークを撮像して撮像画像を生成するカメラと、撮像画像に基づき画像処理を実行する画像処理部と、少なくとも1つ以上の入力項目を有して当該入力項目に画像処理の結果を反映させるユーザアプリケーションに対して、画像処理の結果を送信するサービス部と、ユーザアプリケーションが実行されるとユーザアプリケーション画面を表示する表示部と、を備え、サービス部は、ユーザアプリケーションの実行中に、画像処理を実行するためにカメラが起動されると、ユーザアプリケーション画面の入力項目のうち入力対象としてフォーカスされている入力項目がユーザにより視認できる状態を維持したまま、ユーザアプリケーション画面とともにカメラの視野の少なくとも一部を示すイメージビューウィンドウを表示部に表示させる。
【0008】
本発明に係る携帯情報端末制御方法は、携帯情報端末に搭載されたカメラによってワークを撮像して撮像画像を生成する工程と、撮像画像に基づき画像処理を実行する工程と、少なくとも1つ以上の入力項目を有して当該入力項目に画像処理の結果を反映させるユーザアプリケーションに対して、サービス部が画像処理の結果を送信する工程と、ユーザアプリケーションが実行されるとユーザアプリケーション画面を表示部が表示する工程と、を備え、サービス部は、ユーザアプリケーションの実行中に、画像処理を実行するためにカメラが起動されると、ユーザアプリケーション画面の入力項目のうち入力対象としてフォーカスされている入力項目がユーザにより視認できる状態を維持したまま、ユーザアプリケーション画面とともにカメラの視野の少なくとも一部を示すイメージビューウィンドウを表示部に表示させる。
【0009】
このように構成された本発明(携帯情報端末および携帯情報端末制御方法)では、画像処理を実行するためにカメラが起動されると、ユーザアプリケーション画面の入力項目のうち入力対象としてフォーカスされている入力項目がユーザにより視認できる状態を維持したまま、ユーザアプリケーション画面とともにカメラの視野の少なくとも一部を示すイメージビューウィンドウが表示部に表示される。こうして、ユーザアプリケーション画面に対するユーザの操作性を確保しつつカメラの視野を表示することが可能となっている。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、ユーザアプリケーション画面に対するユーザの操作性を確保しつつカメラの視野を表示することが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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