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公開番号
2025134415
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032301
出願日
2024-03-04
発明の名称
表示装置、表示システム、特定方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250909BHJP(計算;計数)
要約
【課題】キャリブレーションの失敗要因を特定できる表示装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る表示装置は、操作画面にタッチパネルを含む表示装置であって、前記タッチパネルに接触する入力手段の検出感度のキャリブレーションを行って検出された検出信号の信号処理を行い、前記検出信号の信号値を算出する算出部と、算出された前記検出信号の信号値に基づいて、前記キャリブレーションが成功したか否かを判定する判定部と、前記キャリブレーションが失敗であった場合に、前記検出信号の信号値の分布に基づいて、前記キャリブレーションの失敗の要因を特定する特定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
操作画面にタッチパネルを含む表示装置であって、
前記タッチパネルに接触する入力手段の検出感度のキャリブレーションを行って検出された検出信号の信号処理を行い、前記検出信号の信号値を算出する算出部と、
算出された前記検出信号の信号値に基づいて、前記キャリブレーションが成功したか否かを判定する判定部と、
前記キャリブレーションが失敗であった場合に、前記検出信号の信号値の分布に基づいて、前記キャリブレーションの失敗の要因を特定する特定部と、
を備えた表示装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記判定部は、
前記タッチパネルにおいて接触した前記入力手段に対応する領域における前記検出信号の信号値が他の領域よりも高く分布している場合、前記キャリブレーションは失敗であったと判定し、
前記特定部は、
前記キャリブレーションの失敗の要因が、前記タッチパネルにおいて接触した前記入力手段の検出であることを特定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記判定部は、
前記検出信号の信号値が、前記タッチパネルにおいて接触した前記入力手段に対応する領域における前記検出信号の信号値が他の領域よりも高い分布でなく、かつ前記タッチパネル全体の座標における前記検出信号の信号値が、閾値を超えている場合、前記キャリブレーションは失敗であったと判定し、
前記特定部は、
前記キャリブレーションの失敗の要因が、電源ノイズであることを特定する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記判定部は、
前記検出信号の信号値が、前記タッチパネルにおいて接触した前記入力手段に対応する領域における前記検出信号の信号値が他の領域よりも高い分布でなく、かつ前記タッチパネル全体の座標における前記検出信号の信号値が、閾値以下である場合に、前記キャリブレーションが成功したと判定する、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記判定部が判定した前記キャリブレーションが成功したか否かの結果と、前記キャリブレーションが失敗であった場合の失敗の要因と、表示する表示部をさらに備えた、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記判定部が判定した前記キャリブレーションが成功したか否かの結果と、前記キャリブレーションが失敗であった場合の失敗の要因と、を記憶する記憶部をさらに備えた、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
操作画面にタッチパネルを含む表示装置を備えた表示システムであって、
前記タッチパネルに接触する入力手段の検出感度のキャリブレーションを行って検出された検出信号の信号処理を行い、信号値を算出する算出手段と、
算出された前記検出信号の信号値に基づいて前記キャリブレーションが成功したか否かを判定する判定手段と、
前記キャリブレーションが失敗であった場合に、前記検出信号の信号値の分布に基づいて、前記キャリブレーションの失敗の要因を特定する特定手段と、
を備えた表示システム。
【請求項8】
操作画面にタッチパネルを含む表示装置が行う特定方法であって、
算出手段が、前記タッチパネルに接触する入力手段の検出感度のキャリブレーションを行って検出された検出信号の信号処理を行い、前記検出信号の信号値を算出するステップと、
判定手段が、算出された前記検出信号の信号値に基づいて、前記キャリブレーションが成功したか否かを判定するステップと、
特定手段が、前記キャリブレーションが失敗であった場合に、前記検出信号の信号値の分布に基づいて、前記キャリブレーションの失敗の要因を特定するステップと、
含む特定方法。
【請求項9】
操作画面にタッチパネルを含む表示装置を、
前記タッチパネルに接触する入力手段の検出感度のキャリブレーションを行って検出された検出信号の信号処理を行い、前記検出信号の信号値を算出する算出手段と、
算出された前記検出信号の信号値に基づいて、前記キャリブレーションが成功したか否かを判定する判定手段と、
前記キャリブレーションが失敗であった場合に、前記検出信号の信号値の分布に基づいて、前記キャリブレーションの失敗の要因を特定する特定手段、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、表示システム、特定方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
静電容量式タッチパネルの座標補正をするためにキャリブレーションをする技術が知られている。特許文献1には、タッチパネルが出力する出力値を判定してキャリブレーションを実行することで、タッチパネルの誤校正を除外する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
静電容量式タッチパネルの出力に対するキャリブレーション中は、ノイズによる出力の変動の影響を避けるため、タッチパネルに入力手段が接触していない状態かつ電源ノイズのない状態で行う必要がある。キャリブレーションに失敗した場合にキャリブレーションを繰り返す装置では、キャリブレーションの失敗が続き、キャリブレーションに失敗した場合にその要因が分からない。これにより、キャリブレーションの改善手段を特定できない場合がある。
【0004】
本発明は、上記の課題を解決するため、キャリブレーションの失敗要因を特定できる表示装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る表示装置は、操作画面にタッチパネルを含む表示装置であって、前記タッチパネルに接触する入力手段の検出感度のキャリブレーションを行って検出された検出信号の信号処理を行い、検出信号の信号値を算出する算出部と、算出された前記検出信号の信号値に基づいて、前記キャリブレーションが成功したか否かを判定する判定部と、前記キャリブレーションが失敗であった場合に、前記検出信号の信号値の分布に基づいて、前記キャリブレーションの失敗の要因を特定する特定部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る表示装置によれば、キャリブレーションの失敗要因を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置における、キャリブレーションを失敗した場合の信号の分布の例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置のハードウェア構成図である。
本発明の一実施形態に係る特定方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
[実施形態]
<表示装置1の全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の構成を示す図である。図示されるように、表示装置1は、タッチパネル11、算出部12、判定部13、特定部14、表示部15および記憶部16を備える。表示装置は、例えば画像形成装置に含まれてもよい。画像形成装置は、例えばスキャン機能、コピー機能、印刷機能及びファクシミリ機能等を一つの筐体に搭載したMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)である。
【0010】
表示装置1は、操作画面にタッチパネル11を含む。タッチパネル11は、例えば静電容量式タッチパネルが用いられ、接触する入力手段に起因するセンサの検出信号が出力される。タッチパネル11は、例えば縦31本、横54本のセンサが配置され、センサが生成した検出信号によって、タッチパネル11に接触または近接する入力手段を検出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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